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セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
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待ちわびた場所で。
2003年10月13日 (月) 22:02 | 編集
 4年前。3試合で1ポイントを取ればいいという状況に負けてチャンピオンズ・リーグ出場を逃してから、セルタファンの間では「今年こそチャンピオンズ・リーグに」という言葉が囁かれ始めた。それまでの75年間、チャンピオンズ・リーグどころか、リーグ・チャンピオンという言葉にすら無縁だったクラブを愛する大西洋岸の町の人々は、自分達の町のクラブが欧州の強豪を相手に大陸最高峰の舞台でフットボールをプレーすることを望み始めた。

 ワンランク落ちるカテゴリーのUEFAカップでユヴェントスを葬り、ベンフィカを血祭りに上げてさえ、愛すべき空色のシャツを纏った選手達は8強の壁を崩せないまま大会を去ることになってきた。「今度こそ」「今年こそ」バライードスで会う人、ビーゴのバルで酒を酌み交わす人、街中の売店で新聞を売っているおばちゃんやおじちゃんがいくら気合を入れても、我々が入れ込む空色のチームは桧舞台へ上がれなかった。

 「今年こそ」?「今度こそ」?

 はて、と考えてみれば、そうだ、我々はついこの前、今はなき「入れ替え戦」とやらを戦って、息も絶え絶えに1部残留を決めたのではなかったっけ?ファビオ・カペッロとラドミール・アンティッチが顔をつき合わせているMARCAの片隅に、ひっそりと結果が載る程度のクラブだったセルタ・デ・ビーゴは、今や「欧州カップの常連」と呼ばれるような存在になっている。
 クラブ創立から80年。そう言ってみれば聞こえはいいが、実績は大して何もない。ここ10年で見てみれば、いつの間にかここ最近急に強くなった「ポッと出の新人」状態である。
 獲得したタイトルはゼロ。国内カップの決勝で敗れること二回(しかも同じ相手に)。引き分ければいいという状況で負け続け、アウェーで引き分けてきたと思えばホームで負ける。「今度こそ」と思って新聞を確かめ、「今回こそ」と思ってスタジアムに行けば帰りに頭を垂れる結果になる。

 それでも。我々はついにここに来たのである。荘厳な音楽が試合前に奏でられ、全世界に中継されるワールドカップ並の大会で、前回チャンピオンとかつてのチャンピオンが同居する場違いなグループリーグに組み込まれたとはいえ、愛すべき空色のチームは、我々が待ち焦がれた場所に立っているのである。
 「かなり厳しい」
 「正直今回は無理だろう」
 「運が悪かった」
 現地の友人達は口を揃えてこう言うが、そう言いつつ試合が終わる度に勝ち点を数え、あといくつ勝ち点を取ればグループリーグを突破できそうか必死になって考える。

 そんなことをやっている間に国内リーグは開幕し、気づけば1勝3分1敗の14位。首位とは既に勝ち点差が10ついている。まだ6試合を終えただけとはいえ、この数字は寂しい。

 今年出たからといって、それで満足するような連中だとは思えない。普段仏頂面のくせに試合になるとやたらムキになる10番や、ムラっ気の塊のような雰囲気を醸し出しているくせに時折抱きしめたくなるほどのプレーを見せる14番や、表情をほとんど変えず黙々と自分の役割を果たし続けている頑なな4番が、「今回出たから来年は出れなくても仕方ない」などと思っているわけがないのだ。

 だから、もっとしっかりしてくれ。こんなところで躓いている場合じゃないだろう。今年を踏み台にして、もっと大きな舞台を目指すんじゃなかったのか。

 レアル・マドリーがなんだ。アヤックスがどうした。セルタ・デ・ビーゴは、セルタ・デ・ビーゴらしくあればいい。
 けち臭い勝ち点計算などしなくてもいいのだ。目の前の試合で、目の前の相手に、空色の旗を見せつけてやれば済むだけの話なのだから。
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