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!!Hala Celta!! edicion Blog
セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
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本当にそれでいいのか。
2007年02月21日 (水) 14:42 | 編集
 ■El Tribunal Supremo rebaja de 12 a tres años de cárcel la condena al etarra De Juana

 ETA(Euskadi Ta Askatasuna=バスク祖国と自由)の構成員で、1987年に自らが関わった11件のテロ事件における25人の殺人の罪に問われ、3000年の懲役刑に処されていたホセ・イグナシオ・デ・フアナ・チャオス。スペインの刑法では実際には40年を越える禁固とはならないことや、改正前の刑法の都合もあり、本来であれば2005年8月に出所予定だった彼だが、バスク地方の地方紙「ガラ」へ投稿した記事が発端となり、さらに12年の懲役を課されていたのだが、デ・フアナはこれに対し上訴。2006年8月から抗議のハンガーストライキを開始し、この程刑期が3年に減刑されることになったという。

 バスク民族主義者の立場からすれば画期的なニュースなのだろうが、そうではない人達にとってはたまったものではない知らせだろう。日本語でのETA関連の情報としてはWikipediaのETA(民族組織)を参照すればあらましがわかると思うが、所謂過激派テロ組織である。

 自分自身がスペインにいた頃、ちょうど2000年~2001年にかけては一方的に停戦を解除したETAが2000年夏頃から一斉にテロ活動を行い、8月~9月にはほぼ毎日のペースでどこかで誰かがETAに殺されていた。
 元々はフランコ将軍による中央集権政治、および地方弾圧(特にバスクに対する言語・文化等への武力弾圧)へ対抗する組織として創設されている。本来ターゲットである政治家やジャーナリストらを殺害した後は大抵フランス南部バスク地方の仲間を使いフランスへ逃亡し、ほとぼりが冷めてからスペインに舞い戻るという動きを取る事が多かったようなのだが、ここ最近ではフランス国内での取り締まりも厳しくなり、フランスで逮捕されてスペインに引き渡されるとか、そもそもETAに資金提供している元を叩いて活動資金を減少させるような動きもスペイン政府がとっていたため、精度の高い殺傷方法を遂行する資金がなくなり、民間人が巻き添えになるケースがかなり増えていた。例えば、リーガで言えばレアル・オビエドやスポルティング・ヒホンがあるアストゥリアス州では、州議会議員が宝石店に入ったところを機関銃で殺害する事件が起きていたが、宝石店に来店していた一般客が数名死亡、巻き添えで店主や家族が重症を負った。また、2000年11月にはマドリーの中心部でETAに対して批判的なコメントをした定年をあと2~3年後に控えた裁判官を路線バス爆弾で殺害。乗客を含めて近隣のマンション住人数十名が犠牲になる事件なども起こしている。

 デ・フアナは自身のハンガーストライキの様子などを意図的に公開するなど、かなりアピールをしてこの減刑を勝ち取ったようなのだけれど、こんなことが認められて本当にいいのだろうか。

 スペイン近代史は本当に複雑で、単にバスクやカタルーニャが弾圧されたからそれに抵抗したとか、だからバスクやカタルーニャの独立運動は至極もっともなことだとか、そんな単純な話ではないはずだ。バスクやカタルーニャと同程度の弾圧を受けたかどうかはハッキリとはしないまでも、やはり独自の言語文化を持つガリシアにも多少なりとも民族主義的な動きがないわけではない。ただし、バスクやカタルーニャの過激分子のように「分離・独立」を声高に叫ぶほどではないように見える。これは主観になるが、恐らくバスクやカタルーニャの場合は重工業・商業などである程度計算できる経済的基盤があるが故に主張できるのであって、それ以外の地域では独立国家になったところで採算が取れる話ではないはずだ(バスク、カタルーニャも国になった場合どうかというのは甚だ疑問ではあるのだけれど)。

 スペイン国内でも恐らくこのデ・フアナの問題については相当な議論がされているのだけれど、サッカー界で大胆不敵にもこの問題に立ち入った発言をしてしまったものがいる。スペインのニュースサイト20minutos.esによると、バルセローナのDFオレゲール・プレサス・レノムは、「刑期を終えた犯罪者が出所するのは罪を償っているからで、デ・フアナにも当然その権利がある。難癖をつけて釈放しないようにするのおかしい」というニュアンスのことを公然と発言してしまったようだ。
 これに対してクラブの会長ジョアン・ラポルタはこの発言を受けて不愉快であることを述べているが、当たり前だろう。ETA問題のようなデリケートな話題に首を突っ込み、尚且つ大多数の「スペイン人達」にとって不愉快な発言をする選手をクラブの会長自ら庇うわけにもいくまい。オレゲールは「自分はカタルーニャ人であり、自分の代表はカタルーニャ代表。だからスペイン代表に選ばれても参加することはない」と以前発言していたことがあったが、それはそれで勝手にすればいい。だが、凶悪なテロ事件の犯人を庇いだてするような発言はどうだろうか。

 とまあ、このようにETA関連の話題になるととにかくスペイン国内は複雑なことになってくる。よく言われる「地方主義だから」とかそんな単純な話で済むわけではないのである。本当にただの地方主義だったらETAのテロが起こった翌日に、関係ない地方の犠牲者のために街中の人達が大聖堂や大広場に集まって、しかも全国一斉に追悼の祈りを捧げるなんてあり得ないことではないだろうか。

 デ・フアナの件が妙にこじれて、おかしなことにならなければいいけどねえ。確かマドリーで起きた例の列車爆破テロの裁判も始まっているはずだし。
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Doce jornadas después.(12節ぶりに)
2007年02月19日 (月) 14:33 | 編集
 ■El Celta revive en el Reyno de Navarra
 リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)第23節
 オサスーナ 0-1 セルタ・デ・ビーゴ
 得点:2分 フェルナンド・バイアーノ(セルタ・デ・ビーゴ)
 @レイノ・デ・ナバーラ
 主審:ラファエル・ラミレス・ドミンゲス(アンダルシア協会)
 観衆:15.647人

 最後にセルタが勝利したのは2006年11月19日に行われた第11節のガリシア・ダービー、対デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦(@リアソール)。実に3ヶ月ぶりの勝利である。
 ダイジェストを見ると試合開始早々にオサスーナにゴール前まで攻め込まれたものの、ペナルティ・エリア少し前でボールを奪い、右サイドに展開。この試合で恐らく右サイドを担当していたのであろうグスタボ・ロペスが右タッチラインからやや内側に切れ込んだところから左足でエリアへ向けて弱冠山なりのアーリークロスを上げる。
 オサスーナのDFは恐らくゴールへ向かって伸びていくボールを所謂「見ている」状態になってしまったのだろう。間からスルスルとフェルナンド・バイアーノが何事もないように抜け出てきて、高々と体全体をしならせながらジャンプ。完璧に頭でヒットしたボールはゴール左隅へゆっくりと吸い込まれていき、オサスーナGKリカルドの鼻先を通り過ぎ、ゴールネットを揺らした。記録は2分。実況によれば1分30秒。

 3ヶ月ぶりに勝ったとは言ってもまだまだ降格圏内の17位、勝ち点25。目下のところ抜かなければいけない同勝ち点のアトレティック・クルブ・デ・ビルバオは、ホームのサン・マメスだったこともあってか、不思議なことにヘタフェに2-0で勝利しているため、「完璧な勝利」とはいかなかった。ただし、マジョルカがエスパニョールに負け、レバンテがデポルと引き分けたため、勝ち点差1の中に14位のベティスを含めて5チームがひしめき合う状態になっている。

 そもそも、こんなレベルの低い話でブログを書かなければいけないこと自体不愉快なのだけれど、現実がこうだから致し方あるまいという気持ちで書いている。

 続く数試合の対戦カードを見てみると、24節がバライードスでラシン(今節ヒムナスティックに4-0で勝利)。25節がメスタージャでバレンシア(今節バルセローナに2-1で勝利)。26節がバライードスでアトレティック(今節ヘタフェに2-0で勝利)。27節がサンチェス・ピスフアンでセビージャ(今節アトレティコに3-1で勝利)。と、決して楽なスケジュールではない(もっとも、どこのリーグでも楽な組み合わせなんてあるわけがないのだけれど)。

 ◎ラシンには恐らく勝てないだろうから、せめて引き分け。エル・サルディネーロでやらないだけまだマシというものだろう。

 ◎メスタージャでは意外と相性がよく、前回の対戦では今シーズン唯一のホーム勝利を飾った相手なので、あわよくば0-1くらいで勝てればいい。最低でも負けなければいい。

 ◎アトレティック相手には何がなんでもバライードスで2勝目を挙げて、この時に降格圏を脱出。

 ◎サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦でお茶を濁しつつ、勝ち点以外の要因で順位を下げないような結果を出す。

 恐らくこれくらいが今のセルタにできる最大限のことだろう。多分これ以上のことをしろといってもできないだろうし、できたとすれば外的要因がかなり影響しているハズである。今みたいな状況を自力で何とかしたのを10年間で見たことがないからイマイチ信用できないのが悲しいところではある。
 ラシンが今どういう状態なのかサッパリなのだが、一番怖いのはやはりフアンデ・ラモスのセビージャだろう。フアンデ・ラモスが監督をしているチームと試合をして、セルタが勝ったのを見た記憶があまりないし、いくら築き上げられたものを上手く使っているとはいえ、それを発展させているのでなければ今の順位にセビージャがいられるはずもない。もともと堅実にも動ければ驚くような積極的な采配もできるなど頭は柔らかい監督だから、「このフォーメーションを崩したら美しくない」などと数学教師さながらのセリフを吐きそうな堅物のフェルナンド・バスケスがどこまで太刀打ちできるか。非常に不安である。

 ■El Numancia se acerca al ascenso al vencer al Málaga
 リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第25節
 ヌマンシア 2-0 マラガ
 得点:28分 福田 健二(ヌマンシア)
     91分 モレーノ@PK(ヌマンシア)
 @ロス・パハリートス
 主審:マルティネス・フランコ(ムルシア協会)
 観衆:5,000人

 余談だが、セグンダにいる福田健二が今シーズン5ゴール目となる先制点を決め、尚且つロスタイムのPKをモレーノが決めてヌマンシアが勝利。勝ち点を40として同44で3位のアルメリーアに迫る順位を4位とした。昇格圏内まで残り勝ち点は4。コンスタントに先発し、そこそこゴールも決めて昇格に貢献、となったら別の意味でもかなりの実績ではないだろうか。
 とはいえ、まだまだ「地獄のセグンダ」はあと20試合近く残っている。長丁場のシーズンをきっちりと乗り越えてプリメーラに殴りこみできるかどうか。個人的にもヌマンシアに注目してみたい。

 …仮にヌマンシアが昇格したりしたら名古屋、東京、仙台で福田ファンだった人達はソリアまで試合を見に行ったりするだろうか? あのちっぽけなロス・パハリートスに日本人が何十人かで押しかけて、ジンギスカンのテーマに合わせて福田のチャントを歌ったりしたら現地で流行ったりして。…無いか。そもそも昇格しても福田が残るかどうかもわからんし。
    

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どこかで見た光景。
2007年02月18日 (日) 14:28 | 編集
 リーグ戦を半分折り返して降格圏内の17位。圏外の16位チームとの勝ち点差は無し。

 数年前に見た光景とどこか似ている。セルタ・デ・ビーゴの話である。10年ほど前にNHK-BSで初めてセルタの試合を見て以来、ずっとセルタを応援し続けているのだけれど、こういう悪いクセはちっとも直っていない。監督が変わり、選手が変わり、クラブの会長が変わっても、全体として妙に不安定なところだけはこの10年間で変わる兆しすら見たことがない。

 2003-2004シーズン終了後、リーガ・エスパニョーラのセグンダ・ディビシオンAへ降格した時にも同じような光景を見たことを生々しく思い出す。年明けから降格圏近くをウロウロし続け、ようやく降格圏を抜けたと思ったら翌日の試合でまた逆戻りしたり。あの時も「あと10試合あるから」「まだ勝ち点差が2だから」とかいろいろなことを考えながらもどこかで何とかなるだろうと思っていた。

 今日この時点でリーガ・エスパニョーラ・プリメーラ・ディビシオンは第23節。残り試合は15試合である。いくら試合数が残っているとはいえ、ここ何年かセルタを見ていたセルタファンであれば、この状況が全く安心できるものではないことくらい既に感づいていることだろう。

 どうなることやら。まあ、またセグンダに落ちたところで見限るわけにもいかないのでまた結果は追うんだけどさ。今日のオサスーナ戦には何としても勝ってくれ。せっかく数少ないバライードスでの勝ち試合を見に行ったのに、その年にまた降格ではちょっと寂し過ぎるので。
    

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エトー問題のその後etc
2007年02月15日 (木) 14:02 | 編集
 ■エトー問題
 
 バルセローナのサミュエル・エトーがクラブを批判し、その結果としてチーム内で内紛が起きている、というニュースがここ数日様々な波紋を呼んでいるのは周知の事実なわけであるが、昨日の練習中にMFモッタの仲介でこの問題の中心になっているロナウジーニョとエトーが笑顔で抱擁を交わし、問題は終結したという結論がスペインのメディアでは報じられている。

 WOWOWに加入して試合映像やらを見れているわけではないので問題の場面がどうだったのかはよくわからないのだが、報じられている内容が全て真実だったと仮定した場合、個人的には「どっちもどっち」という気はしないでもない。
 仮にライカールトが30分間の出場を約束していたとしたら、試合の状況がどうなるかもわからない段階で約束できるほどお気楽に振舞える陣容のチームではないし、本当に30分間出場できないからキレたのだとすればエトーの自分勝手さには呆れざるを得ない。
 とはいっても、こういうクラブでこういう面子が集まっていれば、結果さえ納得のいくものであれば自然と収まっていく種類の騒動なのではないだろうか。いちいちこんな下らないことで大騒ぎしていてはそれこそ優勝争いどころの話ではないし、そうなったら一番困るのは彼ら選手自身なのだから(まあ、ヤバくなったら移籍すればいいやと思っているのかもしれないけれど)。
 ちなみに、それを受けてかどうか、こんなニュースもスペイン国内では囁かれているようだ。

El Barcelona venderá a Etoo o Ronaldinho

 要約すると、「バルサは今回の問題が起こる前から、エトーかロナウジーニョどちらかを売却し、代わりにクリスティアーノ・ロナウドを獲得することを検討していた」という内容。
 理由としてはエトーとロナウジーニョのプレースタイルとクリスティアーノ・ロナウドのそれが似通っているということなのだが、記事の発信元がMARCAだというところが眉唾であろう。
 バルサが崩壊しようとしまいとハッキリいって自分には一切関係ないのだけれど、MARCAの記事には「夏の移籍市場には注目すべし」と書いてあるので、夏には少し注目してみたい。

 ■スペイン語表記
 スペイン語の表記方法については日本のスペイン語学習者やスペイン語教育者の間でも長年議論が続けられており、あえて強調する表記をする必要はないという人と、それでもわかりやすく強調した表記をすべきという人がいる。
 自分としては強調表記のほうが読んでも呼んでもしっくりくるので強調表記を多く使うつもりでいる。

 例えば、わかりやすい例で言えば「Barcelona」を「バルセロナ」と書くか「バルセローナ」と書くか、みたいなことだ。授業みたいになってしまうので詳しくは書かないけれど、「Barcelona」の場合、単語の最後が母音の「A」で終わっているため、規則としては直前の「O」にアクセントが発生する。だから「バルセロナ」とカタカナで書いても日本語の「ロ」にアクセントを置けば済む話なのだが、なかなか感覚的にはつかみにくい。だから「バルセローナ」と書いてしまえば強制的に「ロー」と強く読みがちだと思うので、こういう表記をすることにしている。

 ただ、この手の話はやり始めるとキリがなくなるので注意が必要かもしれない。「Madrid」がマドリーであって「マドリード」「マドリッド」では決してあり得ないのはともかく、日本のメディアで「レアル」と書くとなぜかレアル・マドリーのことになっているとかその他諸々。


 どの程度の頻度で更新できるか不安ではあるけれど、今後はスペイン国内のニュースなども拾い読みしつつ、気長に続けていければいいと思っている。
    

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