2008年ヨーロッパ選手権予選第5戦
スペイン 1−0 アイスランド
得点:81分 アンドレス・イニエスタ(スペイン)
@オノ・エスタディ
主審:ローラン・デュアメル(フランス)
観衆:18,000人
というわけで、これに負けたり引き分けたりすると2008年ヨーロッパ選手権への出場が非常に危うくなるスペイン代表は、1−0という最小差ながらアイスランドに勝利した。
勝ちはしたものの、MARCAの記事を読んでいる限りではどうもこの先も不安要素は山ほどありそうだ。シュートを山ほど撃ちながら81分間もゴールを割れなかったようだし、記録を見るとこの日は試合の行われたパルマ・デ・マジョルカのあるバレアレス諸島は大雨。ピッチコンディションは最悪だったようである。その中でパスは繋がらないわ序盤は両チームともボールをお互いに失いまくっていたと書いてあるので、少しコンディションが悪くなると全くいつものプレーができなくなる代表の悪癖は変わっていないようである。
先行き不安なのは何もプレー内容ばかりではない。このところバレンシアでのプレー同様にダビ・ビジャと2トップを組んでいたフェルナンド・モリエンテスが42分、アイスランドDFのクリアミスに乗じてパスカットに突っ込んでいった際、ボールではゴールポストに突っ込んでしまい、したたかに肩を強打。その時点でフェルナンド・トーレスと交代している。
MARCAのトップページには4月4日のチャンピオンズ・リーグ、チェルシー戦には出場不可能ではないかと書いてあるので骨折か脱臼の可能性があるのだろう。肩の脱臼は厄介だから、ひょっとすると6月2日のラトビア戦には出られない可能性も出てくる。
ラウールがどうなっているのかさっぱりわからないが、どうやらワールドカップで見せたフェルナンド・トーレスの輝きは蜃気楼だったようだし、ビジャも一人で全てをできる選手でもないので前線をどうするのかは非常に不安である。
結果論としての順位表を見ればスペイン代表には光明が差してきたようにも思えるのだけれど、スウェーデンを北アイルランドが破っているわけだからスペインが北アイルランドに「また」負けないとは誰にも言い切れない。少なくとも6月2日のラトビア戦、6月6日のリヒテンシュタイン戦に「必ず」勝たなければならないし、9月以降の2順目にもとりあえず負けは許されない。予選グループ最後の2試合がスウェーデンと北アイルランド。少なくともスウェーデンと戦うまでは順位表のいかなる数字も変わることは許されないという恐ろしくシビれる展開がスペイン代表には必要とされている。
大丈夫かね? とてもじゃないがそんなシチュエーションに耐えられるとは思えないんだが…。
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別に今に限ったことではないのだけれど、またまた出ました外務省の「海外渡航情報」。一時期マドリーとバルセローナで「首絞め強盗」というのが流行した時にも頻繁に被害状況や手口の様がアップされ、しょっちゅう「スペインは危ない」だとか「スペインて危ない国なんでしょ?」などというトンチンカンな質問をされたものである。
危ないという観点から言えば肩がぶつかったくらいで人の顔に傘を突き刺してみたり、飲酒運転のアホが狭い道で猛スピードを出したりする日本も十分すぎるほど危険な国だとは思うのだけれど、なぜか皆そのことには気づかないらしい。
それはさておき、このバルセローナのスリやら置き引きやら偽警察官の件というのは比較的カワイイものだと思うのは僕だけなのだろうか。冷静に考えて、知らない土地であればあるほど持ち物には気をつけると思うし、ましてや荷物を置き去りにするなどということはあり得ないと思うのだけれど、どうなんだろう。
偽警官に関しては微妙だが、日本でもそうだと思うけれど私服の所謂「巡査」が街中をパトロールしているという話は聞いたことがない。そして自分が行ったことのある国でも同様だと思う。確かイタリアも普通はイタリア国家警察か何かの正式な制服を着た奴が日本でいう巡査、街中を歩いているような警察官だったはずである。そしてスペインでもそれは同じ。ただスペインの場合「グアルディア・シビル」と呼ばれる所謂「治安警察」、ポリシーア(=ポリスと同義語)と呼ばれる「国家警察」、ポリシーア・ムニシパルと呼ばれる「市警察」、バスクとカタルーニャなど一部地域にある「自治州警察」の4種類の警察がある。
それでも、どの警官だって特徴のある一目で「何かが違う」制服を着ているからそれとわかるわけである。
家族でスペインへ旅行した時に、義理の弟が見事にこの偽警官サギに引っかかってしまったのだが、手口がまずおかしい。
いきなり「オマエ、マリファナを持っているだろう」とすごまれ、持っていないと言うと「パスポートを見せろ」と迫られた。原本は持っていなかったので義弟は「持っていない」と口走ったらしいのだが、まずまともな公務員なら「パスポートを持っていない」という時点で怒り出すと思うし、次に「だったらIDを見せろ」と言うはずなのだ。ところが、彼らはなぜか「だったら財布を見せろ」と言い出したそうである。そして素直な愛すべき我が義弟は正直に財布を見せてしまい、気づいたら中身がなくなっていたそうである。
突然のテロ行為的な銃撃だの襲撃だのや交通事故なんかは、日本だろうがスペインだろうが、世界中どこにいても防ぎようがないものだけれど、スリ、置き引き、引ったくり、偽警察官みたいな窃盗行為は日本で気をつけているくらいの注意力があれば普通に防げるものだと思うのだけれど、どうだろう。
気をつけるべきことは世界中どこへ行っても気をつけましょう、というただそれだけだと思うのだが。
ちなみに、我が愛すべき義弟が被害にあった場所は、「集中して被害が発生している地域」として上げられているサグラダ・ファミリアやカンプ・ノウ、地下鉄の駅やプラット空港、サンツ駅、ゴシック地区、ピカソ美術館周辺ではなく、グエル公園だったことを付け加えておこう…。
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>来年夏のスペイン・サラゴサ万博に出展する日本パビリオンに、高さ約15メートルの
>「人工滝」を造ることが検討されている。実現すれば150年の万博史で初めての試み。
>華厳の滝に代表される日本の自然美に、最先端の水浄化循環システムを組み合わ
>せ、"先輩"の愛・地球博(愛知万博)で示した「自然との共生」を再び世界へ発信するの
>が狙いだ。
~~~~~~~~~~~~~~~中略~~~~~~~~~~~~~
>サラゴサ万博は来年6月14日−9月14日の3カ月間、スペイン北東部の古代文化
>都市・サラゴサ市で開かれる。テーマは愛知万博の理念を継承する「水と持続可能
>な開発」。63カ国が出展し、予想入場者数は600万人以上。情熱の国らしく、開場
>時間は午前9時から翌午前3時までとなっている。
「太陽と情熱の国」とは誰が言ったか旅行パンフレットや観光ガイドブックなどで使い古されたスペインを表現する言葉になっているのだけれど、どこをどう取ったら「情熱的に」見えるのか、考え出した奴と何も考えずに鵜呑みにしてこの言葉を口にしている連中を問い詰めてやりたい気持ちに四六時中させられるのだけれど、他のスペイン在住経験者はどうなのだろうか。
サラゴサ万博には行ってみたいとは思うが、それについて報道される度に日本のメディアで「情熱の国らしく」だの「太陽と情熱がアナタを待っている」だのという陳腐なセリフが展開されていくのを黙って眺めなければならないのかと思うと気が重い。
そもそも、この中日新聞の記事なのだが、午前9時から翌午前3時までの開場ということのどこがどう情熱的なのか。俺にはサッパリ理解できない。確かに日本の社会通念上、公共の催し物が午前3時まで開場しているなどということは滅多にないし、それは恐らく今後数十年経っても大して変わることはないのだろうけれど、しかしスペインでは午前2時や午前4時まで若者はおろか年配者も外を出歩くことはけっこうあるわけで、スペイン語の辞書には「夜歩き」という言葉があるくらい夜中の外出は比較的一般的な行動である(まあ、地域や街にもよりけりだけれど)。
日本では夜更けまで出歩いたりするのは一部の若者と呼ばれる連中だけなのかもしれないけれど、それとスペインの夜歩きを一緒くたに考えてしまっては意味がない。それこそ文化的な慣習の違いであって、日本では違うがスペインはそうだ、というただそれだけの話なのではないのか。
もういい加減スペインのことを「太陽の国」だの「情熱の国」だの、スペイン人を「情熱的な人種」だのと紹介するのは止めたらどうだろうか。ついでに言わせてもらうとフラメンコはスペインの民族舞踊でもなんでもなければスペイン人全員が踊るわけではないし、闘牛だって年がら年中やっているわけではなく4月から11月頃までとシーズンがあり、おまけにフラメンコも闘牛も見るのも吐き気がするというほど嫌いな人はけっこうな数がいる。家だってどこもかしこもグラナダやロンダみたく白い壁の家ばかりじゃなくてボロッちい石造りの集合住宅のほうがむしろ多い。
旅行代理店のパンフレットや1500円くらいの観光ガイドブックだけを見て「スペインに行きたい」と思って現地に行くなら、全てを裏切られてガッカリするだろうし、そんな旅行は高い金を海に捨てるのと同様だ。
せめて公共のメディアに載せるときくらいキチンと文化的背景や、知らない人にも「こういう一面があるのだ」とチラリとでも思わせるくらいの解説くらい載せるべきだと思わないのだろうか。それとも自分達の地域のイベントが成功裏に終われば、それまでのプロモーションで「日本」や「環境」をアピールしていたことはすっかり忘れ、他の国ならステレオタイプなことさえ書いておけばいいとでも思っているのだろうか。
見れば見るほどウンザリである。もう少し物事をキチンと見るとか伝えるとかいう姿勢を日本のメディアには持ってもらいたいと思うのだけれど、多分何も変わらないんだろうなあ…。
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2008年ヨーロッパ選手権予選第4戦
スペイン 2−1 デンマーク
得点:34分 フェルナンド・モリエンテス(スペイン)
45分 ダビ・ビジャ(スペイン)
48分 Gravgaard(デンマーク)
@サンティアゴ・ベルナベウ
主審:マッシモ・ブサカ(スイス)
観衆:75,000人
2008年ヨーロッパ選手権はオーストリア・スイスの共同開催となっており、現在はその本戦出場に向けた予選がヨーロッパでは行われている。
スペイン代表はグループFに組み分けされ、スウェーデン、北アイルランド、アイスランド、デンマーク、ラトビア、リヒテンシュタインと同組となっているのだけれど、現在3試合(リヒテンシュタイン、北アイルランド、スウェーデン)を消化したところで勝ち点はわずかに「3」。第1戦をバダホースのヌエボ・ビベーロでリヒテンシュタインに4−0で勝った以外はウィンザー・パークで行われた北アイルランド戦で3−2の負け、ソルナ・ラスンダ・スタジアムで行われたスウェーデン戦は2−0で負けと不甲斐ないとしか言いようがない結果を残している。特にスウェーデンに成す術もなく敗北した時にはMARCAもASもMUNDO DEPORTIVOも一斉に「ルイス消えろ!」(MARCA)、「ルイスは終わった」(AS)などなど、ルイス・アラゴネスの辞任を求めるような大見出しを一面に掲げていた。
ちょうどスウェーデン戦が行われた06年10月7日は結婚式をスペインで挙げるために自分自身がスペインにいたこともありテレビで直接試合を見ていたのだが、規律や統率、やる気などが一切合切感じられない、およそ代表の公式戦とは思えない出来で、酷いものだと目を覆いたくなるようなものだった。
ここ数試合の親善試合では多少持ち直してきた感じが漂ってはいたものの、何しろ「敵と戦うまでは無敵の」無敵艦隊スペイン代表である。
恐らくこのまま地方のスタジアムで試合を行うことに危機感を感じたのだろう。もしくは単純にめぐり合わせが良かったのか。幸運にも予選第4戦のデンマーク戦はお馴染レアル・マドリーのホーム、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われることになった。公式発表によると観衆は75,000人。元々ベルナベウでの代表戦は観客動員が抜群に良く、セビージャのラモン・サンチェス・ピスフアンと並んで無条件で大声援を受けられる「保障」がある。しかもデンマークは歴史的にも劇的なスペイン勝利の記憶が染み付いている相手でもあり(86年のメキシコ・ワールドカップや82年ヨーロッパ選手権予選最終戦など)、MARCAも「CÓMO BUITRES(ブイトレ達の如く!)」などと煽ってこの試合への来場を呼びかけていた。
おまけに試合前にはスペイン王家のフェリペ王子がパルコ(貴賓席)に姿を現すなど盛り上げ方は万全の体制を取った上で試合は始まった。
試合内容の細かい部分は当然ながら映像を見れないのでコメントのしようがないのであるが、新聞記事だけを追っていくとやはり大したことのない内容だったことは伺える。「ラ・ロハ(赤=スペイン代表のこと)はまたしても我々に希望を抱かせることはなかった」(MARCA)、「代表は本戦出場へ向けた第一関門を突破はしたものの、予選突破に向けた疑問を何一つ解消することがなかった」(EL PAÍS)とスポーツ専門紙のみならず一般紙からも手厳しいコメントを付けられている。
恐らく19分にイェンセンが警告2枚目となり退場処分を受けなければかなり違った展開になっていたのだろうし、それがなければ34分のモリエンテスのゴールはなかったのだろう。MARCAは「2分間で2回の警告処分を受けたイェンセンがピッチを去り、ようやくルイスのチームは希望の光を見出した」「彼らは異様なほどナーバスになっており、自分の殻を出ようという気概すら感じられないプレーだった」とまで書いているから、相手が10人になるまではよほどろくでもないプレーだったのだろう。
ゴールシーンの詳細説明はほぼ記載されていないし、シャビ・アロンソやフェルナンド・トーレスの投入などがあってもチームは大した変化を見せなかったとまで切り捨てている。多少今後に向けた明るい材料といえばバレンシアのダビ・シルバが代表3試合目で公式戦初先発を飾ったことくらいか。
MARCAの記事はこう結んでいる。
「彼らは義務は果たしたが、それは我々が望んでいるようなものではなかった。勝った。それだけ」
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まあ、日刊スポーツがレアル・マドリーのことを「レアル」や「Rマドリード」と表記している件については既にデフォルトなので触れないでおくとして。
シェレス、レバンテで指揮を執り、ヘタフェを率いて堂々とプリメーラで評価を上げているベルント・シュスターが、かねてからの噂どおりにマドリーの監督に来季から就任するという記事が出ているようだ。
元々、ブトラゲーニョ、ウーゴ・サンチェスなどと共にキンタ・デ・ブイトレの一員として怒涛の強さを誇った頃のマドリーで活躍しているだけにマドリディスタ(ここではマドリーっ子という意味にしておこう)には人気のあったシュスター。01年にシェレスで監督としてのキャリアをスタートさせてからあっという間にプリメーラで胸を張れる成績を残せるようになった以上、マドリディスタとしてはシュスターを監督にしない理由は無いと言えなくもない。
ちなみにキンタ・デ・ブイトレとは85−86シーズンから89−90シーズンにかけてリーグ5連覇を果たした時のチームの愛称で、89−90シーズンにはリーグ最高記録となる1シーズン107得点という凄まじい成績を残している。その時のチーム構成は監督がウェールズのジョン・トシャック。GKブージョ、DFが左からゴルディージョ、ルジェリ、マヌエル・サンチス、チェンド。MFは中盤の中央(=所謂メディオ・セントロ)にフェルナンド・イエロとベルント・シュスター。左右のMFに左マルティン・バスケス、右ミチェル。FWがエミリオ・ブトラゲーニョとメキシコのウーゴ・サンチェスという今から考えても異常な面子だった。
それにしても本当にシュスターが来季マドリーの監督に就任するのだとしたら、カペッロは一体なんだったのだろう。96−97シーズンに優勝を果たした時にも「確かに勝ったがつまらな過ぎる」と非難された挙句ミランに舞い戻り、今度もまた。
今週はリーガも無いので話題を探していてたまたま見つけたネタなのだけれど、実際問題としてはシュスターのサッカーがどんなもんなのか、ヘタフェのプレーを全く見たことが無いので感想もなにもあったもんじゃない。なので、特に個人的に何か言うことは避けておこう。
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10年前、彼は前年のアトランタ・オリンピックでエルナン・クレスポやクラウディオ・”ピオホ”・ロペス、アリエル・オルテガやハビエル・サネッティらとサッカー競技の決勝戦を戦い、金メダルを獲得した選手としてレアル・サラゴサにやってきた。当時のサラゴサの監督はビクトル・フェルナンデス。彼が移籍してきた97−98シーズンはまだ日本でリーガ・エスパニョーラの放送は不定期に近いもので、NHK-BSで放送があっても数週間前の試合ということが多かった時代だった。ちょうどロナウドがバルセローナからインテルに移籍した直後で、入れ替わりの形でソニー・アンデルソンとリバウドがバルサに加入。そのバルサとホーム、ラ・ロマレーダで戦った試合をNHK-BSは放送した。サラゴサにはウルグアイのグスタボ・ポジェやアルゼンチンのフアン・エドゥアルド・エスナイデルなどもおり、確か前年にはカップ・ウィナーズ・カップを獲得していたはずだと思う。その左サイドに彼は登場し、ものすごいスピードで駆け上がってゴールを決めた。
99−00シーズン。その前のシーズンからセルタを指揮していたビクトル・フェルナンデスの秘蔵っ子のような扱いで、彼もビーゴにやってきた。あれから8年。
グスタボ・ロペスはプリメーラ・ディビシオンだけで300試合出場を達成。恐らくセグンダにいた1年間も計算に入れた場合は約340試合くらいになるはずだ。年平均でも約34試合。18チームのリーグ戦であれば10年間毎試合出場していた計算になるほどだ。
「infierno=地獄」と表現されるリーガ・エスパニョーラ・セグンダ・ディビシオンAに降格して、「船を降りなかった数少ない選手」だとMARCAは賞賛している。
ファンの信頼も厚い。もともとアレクサンデル・モストヴォイよりもグスタボ・ロペスのほうがキャプテンにはふさわしいだろうと口にするファンは多かったが、降格した時に誰もがキャプテンはグスタボ・ロペスしかあり得ないと声を上げた。
そのグスタボ・ロペスも34歳。そろそろ引退ではないかと言われており、昨シーズン終了後、クラブも引退をするものと思い込んでいたようだったが、結局グスタボ・ロペスは契約を1年間更新した。今シーズンはネネの加入もあり当初は出番が少なくなっていたものの、フェルナンド・バスケスに「やはり必要な選手」と認識させるのに時間はかからなかった。グアイレやヌニェスの負傷という要因はあったにせよ、もともと左サイドのグスタボが右サイドでこれだけ見事なプレーをするとは誰が予想できただろう。
クラブは来シーズンの契約をどうするのか、まだ決めかねているよ

うだ。シーズンが終わる6月まで、その話題を避けている。
それでもビーゴの人々は願っている。「El cuervo=カラス」
(写真のパフォーマンスが由来)がビーゴの街でプレーし続け、いつの日かユニフォームを脱ぐときには、その場所はバライードスであって欲しいと。
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デポルティーボのMFフアン・カルロス・バレロンが3度目の左膝の手術を行うそうだ。昨シーズン後半に左膝十字靭帯を断裂してから、バレロンはほとんどプレーをしていない。こういうケースを聞くと自分の世代的にはマルコ・ファン・バステンのことを思い出さずにはいられないのだけれど、ファン・バステンとバレロンを比べるのもどうかという気はする。
2002年のワールドカップ、2004年のヨーロッパ選手権で才能の片鱗を見せたバレロンではあるけれど、それ以降はスペイン代表でも確たる地位を築けずにいた。
思えばバレロンがデポルティーボでのプレーをして「スペインのジダン」などと日本のメディアが”少しだけ”書くようになったのも、マジョルカでの閃き(決して輝きではない)を見つけたアトレティコが獲得し、アトレティコの99−00シーズンでの降格をいいことにデポルティーボがバレロンを口説き落としてからのこと。確かにデポルティーボではイルレタの戦術に上手くハマる重要なコマとして動いてはいたけれど、決してジダンのように一つのプレーだけで試合そのものを変えてしまうような選手ではなかった。
カナリア出身の内気な性格が災いしたのだと言う者がいたりもしたのだけれど、果たしてそれだけが理由なのかどうかは微妙だろう。
何はともあれ、「いい選手」が怪我を克服できずに引退してしまうのはあまり見たくない。たとえそれがデポルティーボの選手であったとしても。バレロンのような選手を引退に追い込むのは、どうあがいてもバレロンでは打開できないような試合展開をセルタが疲労できるようになってからであって欲しい。
ちなみに、「デポルティボ」ではなく、「デポルティーボ」と表記することがより正確なニュアンスになると言っておきたい。日本のメディアでよく表記される「デポルティボ」では恐らく大多数の人が「ル」にアクセントを振るはず。スペイン語の発音ではむしろ小さい「ィ」のほうにアクセントがあるので、日本語表記のまま発音してもスペイン語では認識されないだろう。
留学時代、友人がタクシーの運転手に「サンチャゴ・ベルナベウまで」と伝えると、残念ながら運転手はそれが何を指すのかサッパリわからなかったようだ。
ついでに「VA」表記についても。古代スペイン語ではVとBの発音はやや明確に異なるものではあったらしいが、現代スペイン語ではその両者に明確な発音上の違いはない。したがって「VA」も「BA」も、日本語で表記する場合は両方とも「バ」である。
だから「Valencia」「Villareal」を「ヴァレンシア」だの「ヴィジャレアル」などと表記するのは言語道断なのである。
こんなところでこんなことを言っても何も始まらないんだけどさ。
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リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)第27節
セビージャ 2−0 セルタ・デ・ビーゴ
得点:51分 カヌーテ@PK(セビージャ)
90分 ケルジャコフ(セビージャ)
@ラモン・サンチェス・ピスフアン
主審:アントニオ・ルビーノス・ペレス(マドリー協会)
観衆:45,000人
試合前、1946年のリーグタイトルをセビージャが獲得した時のメンバー、ホセ・パラシオス・エレーラ="エレーラI(プリメーロ)" の死去に捧げる黙祷が行われて始まったこの試合。
結果は2−0でセビージャの見事な勝利となった。ゴールシーンだけを切り取ってみた場合、どれもセルタにとっては不運であったと言えるけれど、セビージャにとっては攻撃的な姿勢が功を奏した形であったと言えるかもしれない。
1点目のPKはクロスをブロックしようとしたグスタボ・ロペスの手にボールが当たったことに対する判定だったが、グスタボ・ロペスは完全に顔を背けており、ただ単純にクロスボールをブロックしようとして飛び込み、「たまたま」勢いをつけて前に飛んだために両手が前に出てしまい、そこに「たまたま」ボールが当たった、というところだろう。
2点目はよくあるパターンのカウンター。ゴール前のこぼれ球のクリアがマレスカに渡り、ものの見事にケルジャコフへスルーパス。難なくケルジャコフが決めたもの。ただし、これは完全に守備に回っていたレキ(恐らく)のミスだろう。最初はケルジャコフのマークについていたのにマレスカのパスのタイミングを読み間違えてかなり早めにケルジャコフを離してしまった。あれでは日本の高校生でもパスを通せるだろう。
さらに不運だったのは70分過ぎのカノッビオの退場。ルーズボールをカノッビオとヘスス・ナバスが競り合った結果としてカノッビオが退場になったわけだが、基本的にお互い完全に足をシンクロも真っ青なくらい高く上げてはいるけれど、どう見てもヘスス・ナバスの方が先に足を上げてカノッビオに突撃している。そりゃあ誰だってギラギラと怪しく輝くスパイクの先が自分に向かってくれば本能的に防御はするだろう。それがカノッビオの場合は足だったのだろうけれど、アングルが良くなかった。確かに結果としてはヘスス・ナバスの顔面を掠るような形でカノッビオのスパイクが当たってしまっているのだが、主審ルビーノス・ペレスがカノッビオの真後ろで見ている分には一方的にカノッビオが仕掛けたように見えるだろう。
ちなみに、スペイン語でSegunda vuelta(セグンダ・ブエルタ)=2周目と表現されるリーグ後半戦開始以降の8試合だけで見た場合、セルタはビリから2番目だそうである。
そのヒドイ状態で迎えるのが次節マドリー戦。ガリシアには古い言い伝えでニンニクやウサギの足などが魔よけのお守りだとされており、クラブはバライードスにそれらをお供えしてマドリー戦に備えよう!とファン達に呼びかけている。
「なんだよ、バカじゃねーの」と思いがちではあるけれど、自分が今ビーゴにいたらきっとやってしまうんだろうなあ。恐らく次の試合もWOWOWで中継されると思うので、スタンドの様子を映している画が流れたらニンニクの房を持っていたりする人がいるかどうか探してみると面白いかもしれない。多分けっこういるのではないだろうか。
面白おかしく話してはいるが、何気なく現在の勝ち点を調べてみると、3年前に降格した時に第27節で得ていた勝ち点と全く同じであるらしい。
…はてさて。
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というわけで、バルサは0−4でレクレに大勝。なぜかラシンもバレンシアにメスタージャで0−2の勝利を収め、マジョルカもホームでベティスに2−0で勝利。アトレティックはサン・マメスでオサスーナに0−2で敗れているので、セルタは今週勝っても順位は変わらないことになる。ただし、負けたり引き分けたりした場合はレバンテの結果次第で順位を一つ落とし、17位に落ちることになる。
そのレバンテはモンジュイックでエスパニョールと対戦。ハッキリ言って、レバンテが全くわからないので予想のしようがない。
エスパニョールはここまで9勝10分7敗。得点28に対して失点27。ある意味バランスがいい。対するレバンテは6勝9分11敗。得点22に対して失点36。なんだか数字だけ見るとどっちもどっちという感じはする。レバンテで注目すべき選手としては降格するまでセルタでプレーしたアルゼンチン人GKのカバジェーロと、フランス人のリュインデュラくらいか。
順位的なものとここまでのレバンテの戦績(ここ5試合で1勝2分2敗)を考えると引き分けでも決しておかしくはないのかなという気はする。
そこでセルタである。相手は2位のセビージャ。セルタの6勝9分11敗・得点27・失点36に対して、セビージャは15勝5分6敗・得点46・失点24。どう考えても数字上はセビージャに分があるように思える。しかも場所はセビージャのホーム、ラモン・サンチェス・ピスフアン。あの独特のスタジアムでどこまでセルタがやれるのか。数年前、セビージャが数年ぶりに昇格したばかりの頃は比較的相性が良く、勝ち点もそこそこ取っていた記憶があるが、今は全く立場が逆転している。
おまけに監督がフアンデ・ラモスというのがまた不安だ。フアンデ・ラモスがラージョ・バジェカーノの監督をしていた頃、セルタはラージョ相手にほとんど勝ち点を取れなかった。非常にざっくりとしたイメージとしては、フアンデ・ラモスのサッカーは「押して、引いて」がとても上手い。押されているときはキチンと引き、状況がひと段落したら津波のように押すことができる。
さーて、どうなることやら。
来週以降のスケジュールとしては
第28節:レアル・マドリー(ホーム)
第29節;レクレアティーボ(アウェー)
第30節:デポルティーボ(ホーム)
第31節:サラゴサ(アウェー)
などなど。デポルには勝てるかどうかではなく、「勝たなければならないと決まっている」ので、マドリー、レクレ、サラゴサ相手にどれだけ勝ち点を取れるかが重要なポイントだ。
降格するのは勘弁。何でもいいから残留すれば今シーズンは良しとしよう。だから勝て。
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2007年3月12日,交通総局から予定通り 175個の新しい固定レーダの取り付けを完了したと報告がされました. これで現在は 317個の固定レーダがスピード違反の監視を行っていることになり,来年中には 合計で500個の固定レーダが設置される予定です. 2008年には 移動式も300個加わり 合計で800個となる予定.
今回設置された 175個のレーダ,最も多く設置されたのが アンダルシア州で32個. カスティージャ・レオン州には30個,アストゥリアスとカスティージャ・ラ・マンチャ州には それぞれ21個,ガリシア州に18個,バレンシア州に15個設置されました. そのほかには アラゴン州9個,ムルシア州6個,カンタブリア州3個,マドリッド州6個,エストレマドゥーラ州9個,ラ・リオッハ州 5個となっています.
道路別では 64個が高速道路,自動車専用道路へ設置,111個が 一般道路への設置となっています.
_________________________________________________________"@スペイン 「あんな話こんな話」より"
だそうな。高速よりも一般道への設置数が遥かに多いというのがスペインらしいといったところかな。
確か僕が住んでいた2000年〜2001年にかけて交通事故での死亡原因はスピード超過と信号無視によるものだったはずなので。たぶん、この二つが掛け合わさっての事故がかなり多かったのではないかと想像できる。
マドリーの真昼間に一般道を130Kmで走るなんて恐ろしいけど、現実にはそれが普通のことのように日常の風景だったし、東京で言えば環八で信号無視して、尚且つ横断歩道じゃないところを歩いて渡るような人がわんさかいる国だしね、スペインは。
昨年、新婚旅行で久々にスペインに行ったときにも、タクシーの運ちゃんが鼻歌を歌いながらよそ見しつつ140Kmでバルセローナ市内をかっ飛ばしているのをヒヤヒヤしながら後部座席で体感し、「ああ、スペインに戻ってきなあ」と思ったことを思い出します…。
ちなみに130Kmとか120Kmとかは可愛いもんで、高速だと140Kmで走っている高速バスを日本で言うヴィッツやフィットみたいな車が普通にものすごいスピードで抜いていきます。それを見て「やればできるもんなんだな」と変に感心してしまったことを昨日のことのように思い出します。
安全運転で行きましょう。
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リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)第25節
セルタ・デ・ビーゴ 1−1 アトレティック・クルブ・デ・ビルバオ
得点:35分 アンヘル(セルタ・デ・ビーゴ)
70分 アドゥリス(アトレティック)
@エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス
主審:ムニース・フェルナンデス(アストゥリアス協会)
観衆:20,000人
久方ぶりにバライードスで2万人も観衆が入り、これまでのバライードスではなかなか見られなかったような横断幕(正確には"縦断幕"かもしれない)も掲出された。幕にデカデカと書かれた文字は
「UNIDADE(ウニダーデ)」
ガリシア語で「団結」を意味する言葉である。
しかし、そんなことがあったとしても、もはや今シーズン、バライードスでセルタが勝利するのを見るのは不可能なのかもしれない。
と、現地のファンサイトでは嘆かれている。それもそのはず。ダイジェストを見る限り、どう見てもセルタが試合を支配しており、左サイドはグスタボ・ロペスが蹂躙。何度もチャンスを作り出し、決定的なシーンが彼のプレーから生み出されていた。セットプレーだったとはいえ先制点を手に入れ、後半に入ってからもアトレティック陣内で的確なプレーを続けていたようにも見えた。
それなのに。嗚呼、それなのにそれなのに…。
気持ちはわかる。わかるが、堪えて欲しかった。
「この敗戦は自分の責任だ。あれだけ試合を支配しておきながらバカげたプレーで試合を台無しにしてしまった。申し訳ない気持ちで一杯だ」
とパブロ・ガルシアは試合後のインタビューでコメントしていたが、今日だけは…。
確かに60分のハビ・マルティネスの踵落とし崩れは危険極まりないプレーだったが、パブロ・ガルシアが手を出さなければ判定は逆だった可能性もあったはず。一発退場にはならずとも、少なくともハビ・マルティネスにイエローカードくらいは出てもおかしくなかった。
怪我人や出場停止の選手が多発する中であれだけのプレーができたことは素晴らしいと素直に思うのだけれど、勝てなければ今は意味がない。降格圏近くにいる他チームの結果が軒並みセルタに都合よく収まっていただけに、今節は是が非でも勝ちたかった。
ただ、希望が全く無いわけではない。3年前と違って今はまだ降格圏の外だ。プレー内容も遥かに良く、勝ち点を取れている。後は結果を出すだけ。あと一歩だと思う。一つ勝てば、今のセルタなら何かできるかもしれない。
今節のダイジェストを見て、グスタボ・ロペスのプレーを見て、そんなことを感じるのだった。
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UEFAカップ・1/16ラウンド
セルタ・デ・ビーゴ 0−1 ヴェルダー・ブレーメン
得点:81分 アルメイダ(ヴェルダー・ブレーメン)
@エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス
主審:ロベルト・マレク(ポーランド)
観衆:12,000人
まあ、こんなもんだろう。
スターティング・メンバーはGKエステバン、DFジョナタン・アスパス、ジャーゴ、レキ、プラセンテ、MFタマシュ、パブロ・ガルシア、ネネー(→46分 バイアーノ)、グスタボ・ロペス、カノッビオ、FWヌニェス(→76分 デ・リッデル→87分 グアイレ)の11人。
何を持ってヌニェスからデ・リッデル、グアイレと立て続けに交代したのかはよくわからないけれど、これで今日行われるリーガのアトレティック戦に向けて言い訳は一切通じなくなったと見ていい。どうなることやら。
そして今週の注目といえば一応これ。
■El Madrid deja escapar un triunfo garantizado
リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)第25節
バルセローナ 3−3 レアル・マドリー
得点:5分 ファン・ニステルローイ(レアル・マドリー)
10分 メッシ(バルセローナ)
13分 ファン・ニステルローイ@PK(レアル・マドリー)
28分 メッシ(バルセローナ)
72分 セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)
89分 メッシ(バルセローナ)
@カンプ・ノウ
主審:ウンディアーモ・マジェンコ(ナバーラ協会)
観衆:97,823人
1試合丸まる見たわけではないから何とも言いようがないけれど、ダイジェストで見る限りでは明らかに両チームともザル。クラシコのことはさておき、そもそもマドリーはバイエルンにアウェーゴールで負けるっていう展開を一体全体何回繰り返せば気が済むのだろうかと首を捻ってしまう。ロベルト・カルロスが左サイドで開始直後にボールをかっさらわれて失点するというのは数年前にも見たことがあるし、今さらあのミスを責めるのも相当間抜けな話だと思う。
今回のクラシコでの失点シーンも左サイドのメッシが度々フリーになっていたのを恐らくはケアできないまま(もしくは、”しないまま”?)食らったものだった。カペッロは何をしてきたんだろうかと思ってしまう。95−96シーズンに強いマドリーだった、という過去の美しい思い出だけを頼りにマドリーに連れ戻されたのかもしれないが、それにしてもあの守備はないだろう。
同じことはバルサにも言える。なぜオレゲールにあんなに広いエリアを守らせていたんだろうか。正直オレゲールがそんなに能力の高いDFとは思えないし、そんなDFがサイドのスペースまでケアしながら中央のラインを守れるとも思えない。ペナルティエリアに突っ込んできたグティの足に主審の目の前で自分の足を引っ掛ける無神経さもどうかと思うが、それ以前になぜあそこまで簡単に抜かれるのかが不明だ。
1試合丸まる見ていた場合には面白い試合だったのかもしれないけれど、どうにもこうにもダイジェストでは雰囲気がわかり辛い。
今シーズンの状況を見ている限りではバルセローナのサイクルは言われているとおり一つの終わりなのかもしれないなあ。面子もあまり変わらず、補助監督はいなくなってるわけだし、ライカールト一人ではちょっと厳しいのかも。かと言って他に誰かサポート役がいるかと言うとそれも人選が難しいところだし。思い切っていろいろ変えてくるのが来シーズンになるのだろうか。
マドリーはまあ、勝手にしてくれって感じ。ほっときゃそのうちまた強くなるんだろう。
残り13試合。このままセビージャが突っ走ったら面白そうだ。
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UEFAカップ1/16ラウンドでセルタはドイツのヴェルダー・ブレーメンと対戦する。MARCAの見出しは「セルタはリーガを考えながらヴェルダー・ブレーメンと対戦」とある。
目下、降格圏目前の17位。18位のアトレティック・クルブ・デ・ビルバオとの勝ち点差はわずかに1。そして今週末のリーガではそのアトレティックとバライードスで戦うことになる。ブレーメンに大勝しようが大敗しようが、アトレティックに負けたり、このまま降格してしまっては何の意味も無い。まさに3年前と同じ状況に立たされていると言っていい。
同じ過ちをこれまでのように「また」繰り返すのか。それとも「今、何が重要なのか」を冷静に判断して乗り切るのか。非常に注目される。
MARCAの予想ではFWにヘスス・ペレーラとグアイレを並べている。恐らくこれに近い形でスタートし、状況を見てバイアーノを投入するのだろう。
ただし、選手は次のようにコメント。
DFマティアス・レキ
「日曜日の試合で起こることは、木曜日の試合よりも遥かに重要だ」
MFホルヘ・ラレーナ
「我々は最大限の力でヴェルダー・ブレーメンと対峙する。ただし、より重要なのはリーガだ」
選手はわかっているのだろう。少なくともわかっているのだと思わせるコメントを口にできるだけの知恵は持っているようだ。
今やチームでも最も長年プレーしているグスタボ・ロペスはどう感じているのだろうか。グスタボ自身は「我々は昨シーズン、ヨーロッパに出るために最大限の力を尽くした。今年もまだそれを諦めたわけではない」とコメントしている。
他の誰もを信じられなくても、セルタファン達は何があってもグスタボを信じることができるだろう。次々と去っていく者達を尻目に、グスタボはチームに残り昇格に全力を尽くしてくれた。
さて、どうなることやら。
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リーガ・エスパニョーラ規律委員会のアルフレード・フローレス会長は、スペイン時間2日金曜日の会議において、ベティスの「Botellazo(ボテジャッソ=ボトルを投げ付けて衝撃を与えること)」に対し、3試合のホームスタジアム閉鎖を決定し、中断されたコパ・デル・レイの試合に関しては3月20日に56分から無観客で再開。会場はヘタフェのコリセウム・アルフォンソ・ペレスとすることを発表した。
アルフレード・フローレス会長は発表の場で「委員会は満場一致でマヌエル・ルイス・デ・ロペーラを3試合閉鎖することを決定した。この処分は行われた行為の重大性を鑑みてのものである。当初起案された処分は4試合であり、4試合でも不十分との認識はあったが、慎重に協議した結果3試合とすることにした」とコメント。
また、会場をアンダルシアではなく、マドリー近郊のヘタフェにした理由について、「アンダルシア以外の中立地で行う必要があったから」であると述べている。
まあ、この話題だけ取って見た場合は至極まっとうな結論にも思えるのだけれど、昨日のエントリーにも書いたとおり、今回の一件以外にも似たようなことは山ほど起こっているわけで、その中でもカンプ・ノウの処分が一体どうなっているのかは全くの謎である。まあ、恐らくどこかで話が付いていてもみ消されているのだろうけれど、今後何かあったときに思い出したような形でバルサにも処分が下される可能性はある。だってスペインだもの(笑)。もしそうなったからといっても「バルサ叩きだ!」「ビッグクラブ潰しだ!」などと言わないで下さいね、バルサファンの皆さん。中小クラブのファンはそれよりも100倍くらい腹立たしい思いを味わわされてきているので…。
まあ、それは冗談としても、冷静に考えてこの3試合ホーム閉鎖という処分は軽すぎやしないか? 中身の入った2リットルのペットボトルが頭に当たっているわけで、ヘタしたら死ぬケースだってあるだろう。イタリアであんな事件があった後だけに、処分が下されるのはスペインらしくなく非常にスピーディーではあったけれど、内容はどうなんだろうと思わざるを得ない。
と、真面目に憤ってみたところでスペインの場合無駄なので、黙って見ていることにしよう。ひょっとしたら突然この処分もなし崩し的に執行されずに終わるかもしれないわけだし。
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リーガ・エスパニョーラ規律委員会の首脳陣3名(アルフレード・フローレス会長、エンリケ・アルナルド、ミゲル・カルデナル両理事)は、コパ・デル・レイにおけるセビージャ・ダービーのベティス−セビージャ戦で、監督のフアンデ・ラモスにベティスファンからペットボトルが投げつけられ、それがフアンデ・ラモスの頭を直撃し一時意識不明になった事件に対し、本日18時(スペイン時間。日本時間3日午前2時頃)に会談を持つ予定だという。
MARCAの飛ばしである可能性は高いけれど、噂(どっから出たものだか怪しいもんだけど)によれば、ベティスには2年間のコパ・デル・レイ出場停止、ホームスタジアムのマヌエル・ルイス・デ・ロペーラを12節閉鎖という処分が下される可能性があるとのこと。
…うーん。バルサに対してのカンプ・ノウ閉鎖処分はどうなったんだっけ? ということを考えると、ある意味ありうるかもしれないから恐ろしい噂だ。
それはともかくとして、フアンデ・ラモスに大事がなくて良かった。これで亡くなったりしていたら、本当にとんでもないところになるところだよ。
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