!!Hala Celta!! edicion Blog
セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
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待ち人、未だ来ず
2007年06月29日 (金) 23:33 | 編集
 ■David García, central de Las Palmas, en el punto de mira

 U.D.ラス・パルマスのセンターバック、ダビ・ガルシアの獲得をセルタが狙っているという記事。ダビ・ガルシアは25歳で、セットプレーなどでのヘディングを得意とする選手らしく、FARO DE VIGOの記事では彼のことを「Marcador=点取り屋」と紹介している。まあ、文脈上の意味は多分違うと思うのだけれど。
 ジャーゴの契約についてもまだ決着がついていないし、ノロノロしているとセンターバックがいないという状況にも陥りそうなので、有望な若手選手を今のうちに買っておくことは悪いことではないと思う。何しろ、今回の降格は前回とは違う。チームが熟成されている状態での降格ならマイナス面はさほど大きくはないかもしれないけれど、今回はまだまだこれからチームを作らなければいけない時期の降格。当然、2年前の昇格時に移籍してきた選手も多かったわけだから、クラブへの愛着もヘッタクレもありゃしない。今シーズンの主力は全員いなくなると見て来シーズンのチーム作りをしなければならないのは当然なのだけれど、それをきちんとやろうとしている点についてはそこそこ評価できる。

 なお、ビジャレアルがオファーを出していると噂されているアンヘルだが、ここにきてアトレティコも獲得を画策しているという話がFARO DE VIGOに載っている。アトレティコは、セルタがサラマンカに又貸ししていたカルロス・ベラと一緒にプレーしたブラウリオというFWもレンタルで獲得しようとしているらしいのだけれど、FARO DE VIGOの記事ではブラウリオがセルタの選手なのかどうかまでは触れていない。そうだったとしても、いたのか?そんな選手が。…という程度なので、個人的には出て行っても大したショックはない。

 ■El Celta se muestra inflexible ante las presiones de Iriney

 イリネイとルーカスが契約を更新した、というニュースは2日ほど前に出ていて、良かった良かったと喜んでいたのだけれど、よくよくLa Voz de Galiciaの記事を読んでみたらけっこう問題になりそうな気配だった。

 イリネイは現在ブラジルでリハビリ中ということなのだけれど、どうやらセルタは3年延長のオプション契約を一方的に発動して契約を更新したらしいのだ。クラブ側は「代理人に聞けばわかるはずだ」と合意の上だったようなことをほのめかしてはいるのだけれど、形的には「ilegal=違法な」ものであるらしい。これが法律的なものなのか、それとも契約上効力を有さないという意味で使われているのかはいまいち読み取れないのだけれど、とりあえずイリネイはこの一方的な契約延長に対して怒り心頭の模様。

 クラブ側の経営部門責任者、シャビエル・マルティネス・コバスは記者会見で「好むと好まざるとに関わらず、我々がセグンダに降格したことは事実で、可能な限り早期にプリメーラに昇格しなければならない。そのためにはどんな無駄なこともできない」という要旨のコメントを出しており、クラブ側はあくまでもクラブのために仕事をすると明言。クラブの有する権利は最大限に行使するという予告めいたことも発言している。

 つまり、今回のイリネイの件は「初期の契約に含まれていたオプションを、契約上の権利に則って行使したに過ぎない」と、こう言いたいのだろう。
 恐らくはイリネイが残留しなくてもそれはそれで構わないという腹積もりもあるのだろうと僕は思っている。「無駄なことはしない」とはつまり、「むざむざ無償で他のクラブに出すようなことは何が何でも阻止する」という意思表示なのだろうと僕は思っている。今回、オプションを行使してイリネイが残留してプレーするならそれはそれで良し。反旗を翻して強行に移籍するのであれば、ルールに従って移籍金を相手先に請求するのみ。…ということなのだろうか。

 細かいところまでは書いていないのでわからないが、記事中には「2年以内に昇格できれば1700万ユーロのテレビ放映権料が手に入る」とも記されている。1700万ユーロをググってみると28億円。レアル・マドリーがミランのカカ獲得のために提示すると言われている金額の半分程度の金額ではあるのだけれど、セルタにとっては大金だ。

 「売れるものは売る。残ったものは使う」

 こういうシンプルな発想でセグンダ・セルタはスタートを切ったのかもしれない。

 公式にオファーがあり、妥当な金額だと思われるのであればバイアーノやネネは売却する。契約上、残留をクラブが強制できるのであれば残留させ、その上で移籍するのであれば移籍金を獲得する。いずれの場合でも移籍金収入はクラブの強化に当てる。

 人情的ではないことは確かだが、こうでもしなければ今回の降格劇から復活することは難しいだろう。もはや2000年頃のような戦力でもなければ、前回の降格のようにある程度計算できる戦力がいるわけでもない。昇格さえできれば後は努力次第でどうにでもなる。

 今のセルタは、そう考えているのかもしれない。

 ちなみに、グスタボ・ロペスの契約更新については現在進行中。各新聞記事では残留はまず間違いないと書かれているが、例の年俸についての話がまだまとまっておらず、交渉は継続中らしい。

 「無駄なことはしない」。この言葉通りなら、グスタボの放出は無駄だ。そして、年俸の高騰を理由にバイアーノを売却する方針なら、MAXでも現状維持での契約更新になるはずなのだけれど…。
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ガリシア・ダービー復活
2007年06月25日 (月) 23:31 | 編集
 ■Mucha faena pendiente

 月曜日ということもあって、恐らく話題が尽きたのだろう。FARO DE VIGOの記事には目新しいものはなく、先週報じられたニュースのまとめが載っているだけ。唯一目を引くのはグスタボ・ロペスに関するもので、「1年間の契約延長には合意したが、年俸の支払い方法についてはまだ合意されていない」というもの。どうやらセルタがオファーした内容は完全に出場試合数に応じた給料だったようで、さすがにこれはグスタボと言えども承服できないだろう。

 ■Mucha faena pendiente

 MARCAのほうにはオウビーニャにビジャレアルが興味を示していて、セルタと共に降格したレアル・ソシエダのシャビ・プリエトと一緒に獲得を目論んでいると報じられている。国外からだとイングランドのトッテナムとエヴァートンがオファーを出している、と言われているけれど、スペインではビジャレアル、サラゴサ、バレンシアがオウビーニャ獲得に名乗りを上げそうだということである。

 ■Córdoba, Sevilla Atlético y Eibar ascienden a Segunda
 ■El Racing de Ferrol sube a Segunda División con polémica

 面白そうな話題はセグンダBからのセグンダA昇格チーム決定の話題。

 ラシン・デ・フェロールが一番乗りで昇格を決めたのだけれど、昇格決定となったアウェーでのアリカンテ戦を0-1で落としたラシン・デ・フェロールだが主審は序盤にアリカンテの得点を2度も取り消したらしい。「スキャンダラスな昇格」と報じられているのだが、正直言ってちょっと信じ難いという気持ちがある。ラシン・デ・フェロールはそんなに資金力があるクラブではなかったはずだし、上層部に有力者がいるという噂も聞いたことがない。ここ2年の間で何かがあったのだろうか。

 他に昇格したのはバスクのエイバル、アンダルシアのコルドバ、そして45年振りにセグンダAに返り咲いたセビージャ・アトレティコ。所謂セビージャBになるのだろうか。情報があまりにもなさ過ぎてわからないが、セビージャのトップチームでもプレーした人物がクラブの首脳だということなので、恐らくBチームのような扱いなのだろう。名前が違うのはレアル・マドリー・カスティージャみたいなものかもしれない。

 セビージャ・アトレティコがどの程度のものなのかはわからないのだけれど、エイバルとコルドバが帰ってくるとなると厄介な相手が帰ってきたものだ。前回のプリメーラ昇格戦線ではエイバルと最後まで争っていたし、41節ではバライードスでエイバルに破れ、一気に窮地に追いやられた。コルドバもセグンダBにいたとはいっても、元々はセグンダAで曲者として知られるクラブ。

 ただ、ラシンが帰ってきてガリシア・ダービーが行われるというのはありがたい。ダービーがないと某東京のようにシーズンに張りがないし。

 …このように呑気なことばかり言っているわけにもいかないのは確かだろう。あと数人、FW、中盤、センターバックに人を揃えないと1年でプリメーラに戻るなど不可能だと思う。なぜセグンダAが「地獄」と呼ばれているのか、クラブ首脳陣はもう一度考えてみて欲しい。
    

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去り行く人々
2007年06月24日 (日) 23:28 | 編集
 ■Baiano costará más de lo previsto

 バレンシアの地方紙Las Provinciasによると、どうやらフェルナンド・バイアーノの移籍先はスペイン国内だとレバンテが有力であるようだ。
 Las Provinciasの記事では、先だってのこのブログでも取り上げたように、バイアーノの給料はセグンダでは破格となる100万ユーロとなり、今シーズンの成績により相場としては200万ユーロまで上げなければならないケースも出てくるという。セルタとしては一人の選手にその年俸を払うよりは、あと1年残っている契約期間内にバイアーノを売却し、戦力補強に役立てたいという思惑から、既にレバンテ側と交渉を始めているとのこと。
 ちなみに、この場合にレバンテが払う移籍金は少なくとも300~400万ユーロになるという。この金額を多いと見るか少ないと見るかは人によって異なるだろうけれど、この金額で手ごろな戦力が2人獲得できるなら十分という見方もできる。何より、1人の突出したストイラカーよりもチームとしての総合的な戦力バランスが求められるセグンダでは、ヘタをするとバイアーノの存在が足かせになる可能性も否定できない。2000-2001シーズンのアトレティコをセグンダで実際に見ている僕としては、このタイミングでビッグネームを獲得するのがどれだけギャンブルなのかはわかるつもりだ。

 あの時もアトレティコはサルバやダニなど、大物を次々に獲得したけれど、結局その年には昇格できず、2001-2002シーズンまで昇格を待たなければならなかった。そこで昇格の原動力になったのが、フェルナンド・トーレスのような当時としては地味な存在の選手達だったわけだから、セグンダの戦い方はプリメーラとは全く違うと考えたほうがいい。

 そういう意味では、今のところ進んでいるセルタの戦力補強の方針は間違ってはいないような気がする。

 ■Ángel espera salir

 彼についても仕方がないところだろう。右サイドバック、センターバック、守備的MF、右サイドMFと右サイドならどこでもこなせる器用な才能を持つアンヘルは、セルタを去ることを望んでいる、とFARO DE VIGOが報じている。

 現在のところ、アンヘルはコンスタントに代表にも呼ばれ、今後控える予選2~3試合の結果が上手くいけば彼自身もヨーロッパ選手権2008に出場できる可能性がある。実際の試合に出る出ないはともかくとして、その場に参加していることが出場の条件にはなるわけだから、このタイミングでまたセグンダでプレーし、ルイス・アラゴネスのリストから外れたくない、というのが本音のようだ。

 "No sé qué piensa el club porque nadie me ha comunicado nada, pero debo reconocer que para mi interés personal lo mejor sería marcharme. Me ha costado mucho trabajo llegar a la selección española y creo que en Segunda División me sería tremendamente complicado seguir en el equipo nacional en un año en el que tengo mucha ilusión por disputar la Eurocopa"
 「クラブが何を考えているのかについては自分に対して何もコンタクトがないのでわからないけれど、自分としてはここから去ることが最良のことだと感じている。自分は代表にたどり着くまでに多くの努力をしてきたし、恐らくセグンダでは代表として活動することはとんでもなく難しいことになると思う。それに、ヨーロッパ選手権に出場することは自分の大きな夢なんだ」

 とアンヘルはコメント。そりゃあそうだろう。ラス・パルマスが降格した時に移籍をして、プリメーラのセルタに来たと思ったらあっさりと降格。それでもセルタに残って一年で昇格を果たし、やっと代表に選ばれてこれから、という時にまたチームが降格したのでは笑い話にもならない。ただ、問題は彼の契約だ。既に昨年、セルタはアンヘルと2012年まで契約を更新している。このタイミングでアンヘルに大金をかけて獲得するクラブがあるかどうかというところ。ビジャレアルは開幕前にアンヘルに移籍を打診していたが、それを今年も行うかどうかが注目される。

 ■Crece el interés por Vela

 こちらはアーセナルから借りてきて、さらに今シーズンはサラマンカに「また貸し」していたメキシコ人の17歳、カルロス・ベラ。大元の所属先はアーセナルということになり、業務提携を結んだセルタにレンタルされているのだけれど、結局セルタでも居場所がないためにとりあえずサラマンカに貸し出されていた。
 ここにきてプリメーラの複数のチームから獲得の打診が届いており、「ガナーズの監督もそれは認めている」と記事内に記載があることから、恐らくベンゲルも周知のことなのだろう。どうやらベラ本人も「セグンダでプレーすることには興味がない」と語っているらしく、代理人としてはゆっくりと移籍先を探しているのが現状のようだ。ベラはカナダで行われるU-20ワールドカップに出場するために既にメキシコSub-20(U-20)代表に合流しているので、早急に話を決める必要はないとのことではあるものの、ここ2~3週間で何らかの方向性が決まるということらしい。

 凄いタレントだ、という噂は聞いてはいるのだけれど、実際のプレーを見たことがないので何とも言いようがない。出て行くのであれば仕方がないし、そもそも本当に「セルタの選手」という立場なのかどうかもちょっと疑わしい。本所属先がアーセナルになっているのなら、どうぞ好きにしてください、という感じ。

 ■Javi Guerrero quiere volver al Celta para ayudar a ascender

 皆気になっていると思うので、昨日少し書いたハビ・ゲレーロの記事がLa Voz de Galiciaにあったので紹介しておこう。
 今シーズン、フェルナンド・バスケスの構想から完全に外れてレクレアティーボにレンタルされていたハビ・ゲレーロは2008年までセルタとの契約が残っている。La Vozの記事によるとハビ・ゲレーロ本人はセルタに戻る気満々でいるということで、

 «Yo en Huelva estoy encantado, pero quiero regresar al Celta para ayudar a subir al equipo a Primera División, que es el sitio que se merece. El Celta apostó por mí fuerte y es la única manera que tengo de devolverle esa confianza»
 「ウエルバでは確かに快適に過ごしたけれど、自分としては1部昇格を手伝うためにセルタに戻りたいと思っている。セルタがいるべき場所に戻るために。セルタは自分のことを強く信頼してくれたし、そうであれば自分がしなければならない唯一のことはその信頼に応えることだ」

 とコメント。構想外になってレンタルまでされたのにこんなコメントを残してくれるとはありがたい。今シーズン、ラシンにコイツがいなくて良かったとつくづく思う。また、彼はこんなコメントも残している。

 «ningún futbolista nace con un contrato que diga que tienes que jugar toda tu vida en Primera división.los contratos están para cumplirlos para lo bueno y para lo malo»
 「”生涯1部リーグでプレーしなければならない”などという契約をできるサッカー選手はあり得ないし、契約というものは良かれ悪しかれ遵守するためにあるんだ」

 なかなか言える台詞ではないけれど、あんまり鵜呑みにするのも危険かもしれないな…。とりあえず7月18日に彼が練習場に来たというニュースを待つことにしよう。

 前線にはこのままだとヘスス・ペレーラとハビ・ゲレーロ。1人か2人、もう少し計算できる選手が欲しいなあ…。アラベスからハンドロとか買い戻せないかなあ…。ヨボヨボでもいいからモストが帰ってきたら面白いけれど、これは叶わないだろうしねえ。

 ちなみに、パブロ・ガルシアはオサスーナと3年契約を結ぶ方向らしい。古巣復帰というわけね。カノッビオとコントレーラスはどうなることやら。
    

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セグンダに落ちてから補強しなくてもいいんでないの?
2007年06月23日 (土) 00:02 | 編集
 ■Roberto Lago amplía su contrato por tres temporadas

 セグンダ・セルタは21歳の左サイドバック、ロベルト・ラーゴをトップに昇格させ、3年契約を結んだと発表。カルロス・モウリーニョ会長が記者会見で語った「下部組織の充実」を具現化するために打った最初の一手とでも言えばいいのだろうか。充実と言うのとは少し違うかもしれないけれど、下部組織の選手達にとっては励みになるニュースだろう。

 MARCAによると、ストイチコフが監督に就任して以降、ラーゴはトップチームに合流して練習をしていたということなので、来シーズンは本格的に戦力として計算されての昇格ということになるのだろうか。

 ■El Everton y el Tottenham son los dos equipos ingleses interesados en Oubiña

 ちなみに、現時点でセルタBから昇格した選手のうち、最も成功している部類に入るオウビーニャにはエバートンとトッテナムからオファーが来ているらしい。両チームとも来シーズンはUEFAカップに出場することが決まっているので、ある程度計算できる選手の獲得は急務となっているのだろう。安定したプレーができるオウビーニャはイングランドのクラブが前々から狙っていた。恐らくはプレースタイルがリヴァプールにいるシャビ・アロンソに似ていることから興味を惹かれているのだろうけれど、果たして同じレベルかどうかと言うと贔屓目に見ても決してそんなことはないと思うのだが…。

 ■Gustavo pone una condición
 ■Gustavo López ya tiene la oferta de renovación por parte del club
 グスタボ・ロペスに関しては既にアルゼンチンに帰国した本人に対し、クラブが1年間の契約延長オファーをしたとの報道がFARO DE VIGOとLa Voz de Galicia双方でされている。FARO DE VIGOを斜め読みしてみると、どうやら出場試合数に応じた給料ということが書かれているので、基本給プラス所謂「歩合給」みたいな感じなのだろうか。代理人を勤めるグスタボの父親が交渉役になっているので、問題がなければ早めに決着するかもしれない。
 そもそもグスタボ本人が「引退はセルタでしたい」と希望しているわけだし、息子の要望を父親が無視することもないだろう。…恐らく。

 他にはレクレアティーボにレンタルされていたハビ・ゲレーロが「昇格に力を貸したい」とセルタ復帰を希望していたり、セグンダに落ちたわりには意外とまともな戦力が揃いそうな気配が漂っている。レンタルで今シーズンプレーしていた選手は軒並みいなくなるものの、すばやい動きを取っているおかげで予想外の戦力ダウンは避けられそうな気がする。後はシーズン開始となる7月18日までにどれだけ計算できる戦力を獲得できるかどうか。

 地獄の入り口はもうすぐだ。
    

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Algunos estan negociados,y...
2007年06月21日 (木) 23:59 | 編集
 ■Baiano está en venta

 始まりました、移籍マーケットの話。

 今シーズン、セルタの最多得点を挙げたバイアーノはほぼ間違いなく移籍することになりそうだ。クラブはバイアーノの代理人に対し、彼へのオファーを積極的に検討する旨を伝えたとFARO DE VIGOが報じている。理由としてはセグンダでは払えない給料だからとのこと。まあ、当然といえば当然だろう。彼のキャリア的にもセグンダに落ちたチームで昇格の保証もないままプレーして価値を下げる必要はない。

 現時点でもスペインではレバンテ、国外からはギリシャのオリンピアコス、ポルトガルのポルトから獲得を打診する連絡が代理人の元には届いているという。特にポルトはチャンピオンズ・リーグに向けて補強を積極的に行う方針でいるとのことで、チームの状況に関わらず実績を残したバイアーノはお手頃なターゲットと言えるだろう。

 ■Iriney pide una mejora salarial para continuar en Vigo el próximo curso

 イリネイに関しては微妙なところだ。イリネイ自身はセグンダでもセルタでプレーする意向をクラブに対して伝えているものの、バイアーノの代理人も務めるエドゥアルド・イティエンスは契約の見直しを要求している。つまり、給料を上げろと言っているわけだ。
 「イリネイ自身はセルタでのプレー、つまりセグンダでもプレーすることに何の不都合も感じていない。…彼にとって不都合なことが何もないなら、ということにはなるわけだが」
 ということらしい。

 ■Oubiña cuenta con ofertas de equipos españoles e ingleses

 グスタボ・ロペスの次にセルタファンが気にしているのがこの男の将来だ。ボルハ・オウビーニャにはリーガ・エスパニョーラ・プリメーラ・ディビシオンの4チーム、そしてイングランド・プレミア・リーグの2チームからオファーが来ていると代理人のリト・ミゲスが認めている。
 オウビーニャ側はそれらのオファーについて慎重に検討するとしつつも、セルタの話も聞くつもりでいるとのことで、必ずしも移籍すると決まったわけではないが、かなり高い確率で移籍することになるのではないだろうか。2010年までオウビーニャとセルタの契約は残っており、このタイミングで移籍させることになれば当然違約金が発生するわけだから、セルタにしてみればセグンダを戦い抜く戦力を整えるための資本金になる。
 ただ、イトがベティスに移籍した時もそうだったが、もともと下部組織が弱いガリシアにあって、クラブ生え抜きのオウビーニャのような選手を移籍させることになるのは極めて残念だと僕は思う。

 モウリーニョ会長は今後は下部組織を充実させることを命題にしているものの、そもそも下部組織を急に充実させることなどできないわけだし、そのためには模範となる選手がいるに越したことはない。模範と言うのは「自分も頑張れば彼のようにトップでプレーできる」と思わせることができる存在という意味でだ。その存在がクラブに、身近にいないとなると、先行きには弱冠不安が残る。



 ■El Numancia negocia la renovación de Kenji Fukuda

 ホッとするニュースはこれくらいか。

 福田健二にはヌマンシアが正式に2年契約の完全移籍をオファーしており、福田は自身のパスを獲得するために仙台と交渉しに日本へ帰国している、とMARCAは報じている。既に日刊スポーツなどでも同様の報道がされており、日刊スポーツによれば仙台も容認の方向だという。
 MARCAの記事では「福田は素晴らしい動きでコンスタントに今シーズン10ゴールを挙げている」と紹介しており、評価は高い。鳴り物入りでバリャドリー、エスパニョール、マジョルカに移籍した城、西澤、大久保よりも明らかに評価されており、日本人選手がここまでまともに記事になっているのを僕は初めて目にした。城の時も西澤の時も、妙な偏見や好奇心のみがことさら強調された記事は目立ったが、福田の場合はセグンダということもあり、恐らくバカな追っかけ連中がついていなかったことも幸いしたのだろう。ヌマンシアのあるソリアという街が有名ではなく、小さな片田舎だったことも良かったのかもしれない。

 ちなみに、このMARCAの記事にはこんな一文がある。福田が「ベガルタ仙台というクラブからのレンタル移籍だ」という文章に続いて、
 「El club nipón pide una cuantía económica por su traspaso, pero el conjunto soriano no esta dispuesto a pagar nada, por lo que Kenji Fukuda, que quiere quedarse en Soria, intentará hablar con su club de origen para que le dejen marchar.」
 「この日本のクラブは相応の金額を要求しているが、ソリアのクラブ(=ヌマンシアのこと)は何も支払う用意をしていない。そのため、ソリアに残ることを望んでいる福田健二は彼を放出させるために元のクラブと交渉するつもりでいる」

 という内容。面白いのは赤字にした「NIPÓN=ニッポン」という単語。これはスペイン語学習者の間でも話題になることなのだけれど、スペイン語には「日本」という国を表す「JAPÓN」という単語以外に「ニッポン」という単語がある。僕が知っている限り、外国語で「ニッポン」という単語があるのはスペイン語くらいじゃないだろうか。

 どうやら福田のヌマンシア残留はほぼ間違いないようだし、来シーズンのセグンダは見るべきところが多そうで、意外と楽しみになってきた。
    

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未来へ
2007年06月20日 (水) 23:58 | 編集
 ■Gustavo López se marcha hoy sin saber si seguirá en el Celta

 プリメーラに残留した時の動き出しは遅いくせにセグンダに降格するとさっさと動き出す体質のセルタ。

 カルロス・モウリーニョ会長はストイチコフの来季監督留任を明言し、早くも最初の移籍を発表している。
 ブルガリアU-21代表のパテル・ザネフがその最初の一人。例によって最初の1年目はレンタルで、3年契約付きの買取オプションがついている。

 どんな選手なのかはもちろん知らない。ブルガリアのU-21ということだからストイチコフが代表監督をしていた頃にでも目を付けていた選手なのだろう。

 それはともかくとして、セルタファンとして最も気になることはバイアーノやネネ、カノッビオやオウビーニャの行く末よりも、我らが「El Cuervo(カラス)」、グスタボ・ロペスがらいシーズンもセルタにいるのかどうかだ。

 地元紙FARO DE VIGOもガリシアの地方紙La Voz de Galiciaも、月末まではグスタボ側はセルタに優先順位を置いて交渉するつもりでいて、グスタボ本人はセルタ残留を希望していると報じている。

 今どき珍しい、というかありがたい話だ。確かにクラブ首脳陣だけが悪くて降格したわけではないし、結果はチーム全体の責任ではあるのだけれど、昨シーズンに出番が急激に減った時に翌年の契約見直しで給料の減額をクラブ側に提案したり、「いくつか興味をしめしてくれているクラブはあるにはあるが、自分は8年間もビーゴに住み、セルタでプレーしてきた。そしてセルタでプレーすることに幸福感を感じている。来年もその次もサッカーをプレーし続けたいし、続けるのであればセルタで続けたい。他には何も望まない」などとセグンダに落ちてなお言える選手はなかなかいないのではないだろうか。

 引退したとしてもビーゴには残りたい、と語るグスタボを手放していいはずがない。何より、クラブへの愛着をこれだけ示せる選手は残念ながら今のセルタにはいないのだから。

 ちなみに、バイアーノにはレバンテがオファーを出す予定でいるようだ。セグンダにいるような選手ではないし、恐らく移籍してしまうのだろう。彼の15ゴールを生かせなかった今シーズンのチームがつくづく残念である。
    

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La Historia Nunca Termina
2007年06月18日 (月) 23:54 | 編集
 ■El Celta cumplió, pero vuelve a Segunda
 ”セルタはノルマを達成した。しかしセグンダへ逆戻り”

 ■Los milagros no existen
 ”奇跡は存在しなかった”

 ■Silencio
 ”沈黙”

 ■Gustavo López: "La afición del Celta no se merecía esto"
 グスタボ・ロペス”セルタファンにこの結果は相応しくない”

 ■La directiva revela hoy las líneas maestras de su próximo proyecto
 ”首脳陣、今日にも来季の計画を明らかに”

 ■Edu da la salvación al Betis
 ”エドゥー、ベティスを救う”

 リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)第38節
 セルタ・デ・ビーゴ 2-1 ヘタフェ
 得点:25分 レドンド(ヘタフェ)
     36分 バモゴ(セルタ・デ・ビーゴ)
66分 レキ(セルタ・デ・ビーゴ)
 @エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス
 主審:メフート・ゴンサーレス(アストゥリアス協会)
 観衆:30,000人

 試合後の記者会見で語るグスタボ・ロペスの表情は、どこかあっさりとしているようにも見えた。試合終了直後のがっくりと肩を落とす姿を見ても、彼が来シーズンも現役を続けるのか否か、続けるとしたらそれはまた空色のシャツを着てのことなのかどうか、それは見ては取れなかった。

 「残念だ。全てのことが残念だ。残留のために全力を尽くしたが結果として及ばなかった。今日この日に自分達はセグンダのチームになったわけだけれど、ファンはプリメーラに相応しい存在だった。それだけにこの結果は彼らに申し訳ないし、ファン達に相応しくないものだ」

 グスタボ・ロペスは記者会見で伏し目がちにこう語った。

 「セグンダはプリメーラよりも困難で道のりは厳しいものになる。今よりも2倍闘わなければならないし、2倍練習しなければ元いた場所に戻るのは容易ではないだろう」

 フリスト・ストイチコフ監督は降格した監督が毎年口にするセリフを改めて口にした。

 久しぶりにスペインのラジオに耳を傾け、固唾を呑んで聴き入ったのだけれど、音声しか聞こえなくてもレキの逆転ゴールが決まった時のバライードスの熱狂ぶりは簡単に想像できた。66分。後24分間、何事も起こらなければ、今いる場所を立ち去る必要がないことを誰もが知っていた。

 ダイジェストを見ると、実際にはかなりヘタフェに押し込まれていたようにも見えるし、実際にラジオ局のコメント実況を追っているとシュートの場面はヘタフェの方が多かったと思う。それでも3年前のように成す術もなく敗れるのではなく、自分達の可能性を信じ、ただ勝利に向かって勇気溢れるプレーでゴールを目指した選手達を見てしまうと、ただ「お疲れ様」と言うことしか自分にはできないなと思ったりもする。

 「グスタボ・ロペスのFK。右サイドから左足で蹴ると思われます。中央に3人セルタの選手。グスタボ・ロペス…、右から…、エリアへ…! 中央へ! レキィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!」

 レキのゴールを実況するこの声を僕は一生忘れないだろう。アルゼンチンやメキシコ、ヨーロッパ各国や日本にも散っている世界中のセルタファンが、この瞬間の気持ちを忘れないでいられれば、きっとセグンダでもやっていけるのではないかと今は思う。

 12年間に渡りセルタのスポーツディレクターを勤めたフェリクス・カルネーロがクラブを去ることが決まり、後任にはラモン・マルティネスが就任すると言われている。アレシャンコがクラブのフロントスタッフとして来ることも濃厚と言われているが、確定ではないので噂程度に聞いておいたほうがいいだろう。

 グスタボ・ロペスとジャーゴの契約更新については恐らくいずれ発表があるだろうし、他の選手達の移籍についてもオファー次第では放出せざるを得ないという見解もクラブは示している。



 3年前、同じ降格直後の状況から移籍することになった、元セルタのエドゥーによる2ゴールでベティスが救われ、セルタが降格するとはいかにも皮肉な話だ。

 彼らもプロだし、そんな感情があったのかどうかすらわからないけれど、エドゥーがベティスを救ったのだと知ったら、ピントやグスタボ・ロペス、アンヘルはどう感じたのだろうか。

 ただ、確かなことは一つだけある。ハビエル・クレメンテがかつて残した名言のように、確かに「悲しい。しかし人生は続く」。
 そして8月も終わりになれば、新しいシーズンが幕を開ける。開く幕が地獄の釜の蓋だったとしても、来シーズンのセルタの戦場はそこになることだけは変わらない。70数年間続くリーガ・エスパニョーラの歴史上、セグンダ降格後に1年間でプリメーラに復帰したクラブは、一昨年のセルタを含めてわずか9チームしかない。3年セグンダにいるとプリメーラ復帰に10年が必要と言われる環境で、今度はクラブがどうチームを立て直すのか。

 それでもきっと、夏が来て秋が来れば、ビーゴの曇天に空色の旗が棚引くのをピッチから眺める愛すべき選手達がいるのだろう。

 頑張れセルタ。俺達がついてる。

 追伸:
 ベティスとアトレティックにおめでとう。
    

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運命のルーレット
2007年06月17日 (日) 23:53 | 編集
 ■La calculadora del descenso

 日本語にすると題名のようになるのだろうか。直訳すると記事のタイトルは「降格の計算機」というふうになるけれど。

 オマエは呑気にそんなことを言っていていいのかと言われそうだが、記事のリンク先に行って表題の上のほうに付けられている小さなルビを見て欲しい。こう書いてあるのが読めると思う。

 「BETIS, ATHLETIC, CELTA Y REAL SE JUEGAN TODO ESTA ÚLTIMA JORNADA」
 「ベティス、アトレティック、セルタ、そしてレアルは全力を挙げて最終節を戦う」

 どうだろう。読んでいるかどうか知らないが、「スペインでもレアルと言えばレアル・マドリッドのことだ!」と強行に主張する方に問いたい。というか突きつけたい。

 「違いますよ」と。記事を読み込んでいけばこの「レアル」がレアル・ソシエダだとわかるけれど、記事の最初ではどこの馬の骨、ならぬ「どこのレアル」だかわからない。しかし、明らかにこの「レアル」はレアル・ソシエダ以外あり得ないのである。

 いい加減「レアル=レアル・マドリー」説が間違いだと認めたらどうだろうか。

 まあいい。本題に移ろう。

 この記事では毎年恒例の残留・降格を争う複数のチームがどうやったら生き残れるかをシミュレートしている。事実関係をただ単に述べているだけなので恣意的な要素がない分MARCAにしては読みやすい記事と言える。

 ◆El Betis se salva si gana al Racing
  ベティスはラシンに勝てば救われる。自分達の手にプリメーラに残るための決め手を保持しており、仮に引き分けたとしてもアトレティックとセルタがそれぞれレバンテ、ヘタフェに勝てなければ残留。敗れた場合にはアトレティックが負け、セルタとレアルが勝たなければ残留が決まる。

 ◆El Athletic se salva si gana
  ベティス同様、アトレティックも勝利すれば自動的に残留が決まる。サン・マメスで引き分けた場合にはベティスが負け、セルタが勝たないことが必要。もし敗れた場合にはセルタが負けることが必要となり、セルタが敗れてレアル・ソシエダが勝った場合はセルタが引き分けたのと同じことになる。この場合はベティスが負けないことが前提となる。

 ◆El Celta sólo se salva si...
  セルタが残留するためにはヘタフェに勝利し、アトレティックとベティスのうち、どちらかが勝ち点3を取れなかった場合。仮にセルタが引き分けた場合はアトレティックかベティスが負けることが必要となる。セルタが引き分けた場合はベティスの引き分けは何ももたらさない。敗れた場合はベティスとアトレティックの結果如何に関わらず降格。

 ◆La Real Sociedad sólo se salva si...
  まずはメスタージャでバレンシアに勝利することが絶対条件。それができなかった場合は降格。勝利し、尚且つベティスが負け、セルタが勝てなかった場合は可能性がある。もう一つのオプションは、ベティスとアトレティックが負け、セルタが引き分けた場合。4つの要素が組み合わされば、彼らは救われる。

 4者4様になかなか厳しい状況にあることは間違いない。

 いずれにしても、18日午前2時頃には全てが明らかになる。

 セルタファンとしてはこう言うしかない。

 ¡Coma sempre o de sempre!

¡¡Halaaaaaaaaaaa Celta!!
    

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Sobre la cesped.
2007年06月17日 (日) 23:51 | 編集
 ■A sobrevivir sin Baiano

 ■Día de falsas esperanzas con Canobbio, García y Contreras

 まず最初の記事。ビーゴの地元紙、FARO DE VIGO(ファロ・デ・ビーゴ=ビーゴの灯台)から。

 火曜日あたりからセルタは前節のアトレティコ戦でバイアーノが受けたイエローカードの取り消しを求めて、該当プレーのビデオをレポートに添えてCEDD(Comité Español de Diciplina Deportiva)=スペインスポーツ規律委員会に上訴していたのだけれど、結局土曜日の段階で訴えは認められず、既定通りにバイアーノには一試合の出場停止処分が下された。つまり、これによってシーズン通じてチーム最多得点者であるバイアーノを欠いて、セルタは最終節のヘタフェ戦を戦うことになった。

 この問題となったファウルのシーンをダイジェストで見てみると、明らかにバイアーノは相手に触っていない。それどころか、ファウルを受けた(とされている)相手はどう見ても自分から華麗にダイビングしている。まるで90年ワールドカップの決勝戦で当時西ドイツのユルゲン・クリンスマンがPKを獲得した時のプレーのようだ。

 ただ、決まってしまったものは仕方がないので今更ウダウダ言っても始まらない。残ったメンバーで何とかやりくりをするしかないわけで。
 そうなるとFWは誰が勤めるのかという話になるわけだが、現在セルタにFWとして登録されていて今シーズンそれなりに出場したのは誰だろうかと思ってみると、バモゴ、ヘスス・ペレーラの二人。何度かアントニオ・ヌニェスがFWをしていたことがあるけれど、彼は純粋なセンターフォワードではない。バモゴにしろペレーラにしろ、そこまでコンスタントに得点しているわけではないので、誰が出ても一緒という感じがする。

 左右のグスタボ・ロペス、ネネは外せないと考えるとネネをトップにしてヌニェスを右か左に持ってくるという考え方もあるにはあるのだけれど、ネネはトップで楔になるタイプでもないような気がするし、やはりバモゴかペレーラどちらかがスタメンになると考えるのが自然な流れなのだろうか。考えているのがストイチコフなので、あっと驚く(≒信じられない)人選もあり得るわけだが。

 そして二つ目の記事。
 コパ・アメリカの合宿が既に始まっている南米各国代表に、セルタからはカノッビオ(ウルグアイ)、パブロ・ガルシア(ウルグアイ)、コントレーラス(チリ)の3名が召集されており、既にチームを離れている。
 ちょうどレアル・マドリーのロビーニョの出場問題なども話題になっていたが、あれと同じケースだと考えていい。ロビーニョは幸運にも出場できることになったようだが、セルタの各選手に関しては情報が錯綜し、金曜日の段階で「一旦返すから出してもいいよ」というガセ情報がスペインサッカー協会を通じてクラブに伝えられ、喜び勇んだセルタは航空券の手配もしたのだけれど、結局蓋を開けた見たらそんな情報は無く、最終的にカノッビオ、レキ、コントレーラスの3名は最終節を欠場することが決定したようだ。

 そうなるとベストのスターティングメンバーからバイアーノを加えて4名が出場できないことになるわけで、今シーズンのここまでを考えると

 モウダメポ (つД`)

 と言いたくなる状況になっている。

 現状で予想されるスターティングメンバーはこんな感じだろうか。
 GKピント
 DFアンヘル(ジャーゴ)、タマシュ、ジャーゴ(レキ)、プラセンテ
 MFイリネイ(アンヘル)、オウビーニャ、グスタボ・ロペス、ネネ、ホルヘ(ヌニェス、グアイレ)
 FWバモゴ(ペレーラ、ヌニェス、グアイレ)

 中盤と最終ラインは何とかなるとしてもFWがやはり心配だ。
 もっとも、いずれにしても1点勝負になりそうな試合ではあるわけで、セットプレーも重要になるだろうから高さを確保するとなると物理的に考えてFWはバモゴになるのだろうか。コントレーラスとパブロ・ガルシアというレギュラーは出られないが、ジャーゴは前節にゴールも決めているし、レキも気合が入っているだろうから恐らく大丈夫だろう。タマシュも先週に代表からの合流が遅れて散々批判を浴びた汚名を晴らそうと躍起になっているようだし、気持ちの面では期待できる。後は中盤がどれだけお膳立てできるかどうか。このあたりはグスタボが死ぬ気で走るだろうから期待できるとして。

 はてさて。こうして机上の空論を楽しめるのもひとまず最後。笑って月曜日を迎えられるのは果たしてどのクラブになるのだろうか。
    

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泣いても笑っても。
2007年06月13日 (水) 23:50 | 編集
 ■El Celta pone a la venta las entradas a dos euros

 今年もまた「今週」がやってきた。サッカーファンにとっての”年末”とも言える各国リーグの最終節。
 「今週」はリーガエスパニョーラが38節に及ぶリーグ戦を締めくくる最終節である。

 奇遇にも今年は優勝チームと降格チームが最終節に決定する。最下位のヒムナスティックはともかくとして、レアル・ソシエダ、セルタ、アトレティック、ベティス。この4チームのうち2チームが2部リーグであるセグンダ・ディビシオンAに降格することが決定する。

 セルタ、アトレティックはホームで。レアル・ソシエダとベティスはアウェーでの試合。

 泣こうが喚こうが日曜日には結果が出るわけで、どこで笑うのか、どこで泣くのかは大した問題ではないのかもしれない。アウェーで残留を決めれば当日と凱旋日に二重のお祝いができるわけだし、ホームで降格が決まってしまえば容赦ない冷たい目線を受けながら家路につくことになる。悲劇と歓喜の二者択一。まさに究極の状況である。

 一応リーガエスパニョーラをテーマにしているブログではあるけれど、残念ながら優勝チームがどこになるのか、といった扇情的な文章を書くつもりは毛頭ない。なぜなら、自分には関係の無いチームが優勝したからといって特に書くことも見つからないからだ。

 何の関係も無いクラブ同士がしのぎを削って優勝を争っている様子よりも、自分がソシオだったクラブが降格するかしないかのほうが遥かに重要だ。

 そんなわけで、セルタ・デ・ビーゴは最終節の入場チケットを一律2ユーロに設定した。2005年に一部に復帰してから観客動員が振るわないセルタ。2連勝で残留圏まで勝ち点差1と迫り、最終節がホーム。この条件を最大限に生かそうと、スタジアムを可能な限りファンで埋め尽くそうという作戦らしい。

 もともとヨーロッパで最も入場チケットが高い部類のリーガエスパニョーラでチケットの価格が2ユーロというのは破格とも言える措置である。順位表が逆だったらこの100倍の価格がついても驚かないけれど、順位が下のほうだから値段も下に下げるというシャレのつもりなのだろうか。



 パッと見たところ追い抜ける可能性が最も高いベティスは、前節の0-5という敗戦を受けてルイス・フェルナンデス監督を解任。後任にはパコ・チャパロが就任。どうやら2002-2003シーズンにはカディスの監督も努めていたようなのだけれど、詳しい情報が探し出せない。ただ、ルイス・フェルナンデスを解任したのが月曜日。実質的に指揮を取りはじめたのが火曜日だとしても、5日間でどこまでの準備ができるのかという問題はある。

 フェルナンド・バスケスを解任したセルタがそうだったように、就任1試合目で勝利を挙げるというのは良くあることなのだけれど、ここ12試合で勝利していないベティスを精神的にでも立て直せる力量がチャパロにあるのかどうか。そこが最も気になるところだ。

 そして、恐らくベティスが最も恐れなければならないことがまだある。

 風光明媚な北部カンタブリア州の州都サンタンデール。王家の避暑地としても古くから知られるこの街の代名詞とも言える、白く美しいサルディネーロ海岸を従えるように建つホームスタジアム、エル・サルディネーロ。ラシン・サンタンデールがホームとしてプレーするこのスタジアムで、ベティスを手ぐすね引いて待ち構えようとしている男が一人いる。

 ■Pablo Alfaro: "Para uno, que se siente sevillista, es el colmo del morbo"
 パブロ・アルファロ。2005年の12月までセビージャでプレーしていたセンターバックである。激しい守備と執拗なまでにマークした相手を潰す所謂「クラッシャー」タイプの彼には伝説が様々ある。デビューしたてのフェルナンド・トーレスの股間を思い切り掴んで脅したとか、コーナーキックの時にマーク相手の尻に親指を突っ込んだとか、その他いろいろ…。そんな彼がこんなコメントを残している。

 「本当にシビれる展開だ。この試合はほぼ間違いなく自分のキャリアで最後の試合になる。そして、セビジスタ(=セビージャ人)と自認する人間にとっては最大の敵が相手だ。そんな状況を想像してみて欲しい。どんなことになるのかを…」

 つまり、彼はこう言いたいのだ。「キャリアの締めくくりにベティ公どもをセグンダ送りにしてやるよ(* ゚∀゚)=3」と。

 何しろ、99-00シーズン終盤、降格するかしないかのベティスをセグンダ行きの道連れにしようと、ベティスと残留を争っていたマラガにわざと勝利をプレゼントするようなクラブがセビージャであり、それが両クラブの関係だ。

 セルタは勝たなければならない。しかし、ラシンに勝たなければならない理由はない。ただ、ラシンにはセビージャに勝たなければならないアルファロがいる。

 どうだろう。ワクワクしてこないだろうか?

 単純に勝てばいいという優勝争いよりも、僕にはこういうドロドロした残留争いのほうが性に合っているのかもしれない。
    

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Vida o Muerte / 生か死か
2007年06月10日 (日) 23:49 | 編集
 ■El Celta sigue vivo tras la enésima pifia colchonera

 リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)第37節
 アトレティコ・デ・マドリー 2-3 セルタ・デ・ビーゴ
 得点:27分 マキシ・ロドリゲス(アトレティコ・デ・マドリー)
     30分 フェルナンド・バイアーノ@PK(セルタ・デ・ビーゴ)
47分 ジャーゴ(セルタ・デ・ビーゴ)
     67分 バイアーノ(セルタ・デ・ビーゴ)
     70分 マキシ・ロドリゲス(アトレティコ・デ・マドリー)
 @エスタディオ・ビセンテ・カルデロン
 主審:アルフォンソ・ペレス・ブルール(カンタブリア協会)
 観衆:45,000人

 追い詰められた人間は何をするかわからない、と良く言うけれど、本当にそうなのかどうかはけっこう疑問に思っている。何しろ、追い詰められているのにどこかで諦めてしまって降格したチームなのだ。追い詰められるのが2回目であればもっとあっさりと諦めてしまってもおかしくないと思っていた。

 アウェーで滅法弱かったセルタは、昇格してからはそんなこともなく意外と堅実にアウェーでも勝ち点を稼いでくるようになった。ただ、そうはいっても状況が状況である。残留圏内までの勝ち点差が「4」。残りが2試合。諦めるには早いとは言ってもこれまでの勝てなさっぷりを考えれば悲観的にならざるを得ないような事実である。

 それでも、どこで尻に火が付いたのか、UEFAカップ圏内に向けて死に物狂いになっているチームを相手にアウェーで逆転勝ちを収めるという離れ業をセルタはやってのけた。

 16位のベティス、17位のアトレティックが共に敗れたためにこの2チームとの勝ち点差は「1」となった。最終節で両チームが引き分けるか負けるかした上で、セルタが勝つとセルタの残留が決まる。引き分けは許されない。勝利しか認められない状況の中で、セルタはホームのバライードスでヘタフェと対戦する。対してベティスはアウェーのエル・サルディネーロでラシンと。アトレティックはホームのサン・マメスでレバンテと対戦する。

 ラシンは現在10位。UEFAカップも関係なく、降格にも無縁の状態。本気になって試合をする理由は何もなく、場合によっては予定調和の結果が考えられる。アトレティックと対戦するレバンテも今週のバレンシア・ダービーに勝利したことによって残留が確定。こちらも本気でアトレティックに勝つ必要性は一切無い。

 ヘタフェもUEFAカップ圏内には届かないために、ここでセルタに勝ったところで大した意味は無い。この中でセルタ残留のシナリオとして最も可能性が高いのは、ベティスがラシンに引き分ける、というものくらいだろう。ここのところベティスは不安定な戦いが続いているし、今シーズンのラシンはエル・サルディネーロでの成績がいい。アトレティックはもともとホームのサン・マメスでは強いチームだし、レアル・ソシエダと一緒にセグンダ行きというのは何としても避けたいところだろうから必死に戦うだろう。

 問題はセルタだ。今シーズン、ホームのバライードスでは18試合で3勝6分9敗。その3勝目も前節のベティス戦である。ここ1ヶ月の戦跡を見ると勝ってもおかしくなさそうだが、この「勝利以外に価値が無い」という状況に今の選手達がどのような反応をするのかが注目される。ヘタフェもホームでは強いものの、アウェーでは5勝3分10敗と大きく負け越している。ただ、アウェーでの失点数が20で得点数17。対してセルタはホームでの得点数が19。こうなると1点の勝負になるのだろう。セルタが勝利するとすれば1-0。後はレバンテとラシンに頑張ってもらうしかない。

 全ての結果は6月17日に明らかになる。
    

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あの人は今。
2007年06月09日 (土) 23:48 | 編集
 ■グアルディオラ、バルサBの監督就任か

 かつてバルセローナでプレーしていたMFジュセップ・グァルディオーラがバルセローナBの監督に就任するという噂が上がっているようだ。

 グァルディオーラと言えば1990年にバルセローナのトップチームに昇格し、そのシーズンに優勝。ヨハン・クライフの監督時代に獲得したリーガ優勝全てを経験し、92年のバルセローナ・オリンピックにもスペイン代表Sub-21(アンダー21)として出場している。

 2001年にクラブとの確執からイタリアのブレシアに移籍し、最終的には2006年に引退を発表していた。

 一応昨シーズンまではメキシコで現役は続けていたようなのだけれど、いつの間にか監督ライセンスも取得していたようで、もしこのままバルセローナBの監督に就任したりすればバルサのファン達は大喜びだろう。

 彼のプレーはとてもエレガントだった。ピンと張った背筋、きちんとしたルックアップ、フィジカルにさほど依存しないボディコントロール。日本人のMFが最も手本にすべき選手だったのではないかとさえ僕は思っている。

 ちなみに、彼の名前はよく「ジョセップ」「ジョゼップ」「ホセプ」などと誤表記されているが、カタルーニャ語で正確に発音した場合は「ジュセップ」となるらしい。スペインで僕の通っていた大学の先生の親戚にカタルーニャ人がおり、彼と話した時にカタルーニャ語の発音を少しだけ教えてもらった時にそう言っていた。恐らく母音の後に来るアルファベットによって発音は異なるのだろうと思う。

 バルサにしろ、レアル・マドリーにしろ、ファンから愛された選手や監督をクラブは無視できない。その最たる例がヨハン・クライフであり、ビセンテ・デル・ボスケやフェルナンド・イエロ、ホセ・アントニオ・カマーチョやラウールであるのだろう。片側ではそれゆえにクラブに利用されるケースも多いとは思うけれど。

 果たしてグァルディオーラはどうなんだろうか。名選手が名監督なわけではない、というのはどこの国でも一緒だとは思うけれど、彼が名監督になったら面白いのは間違いない。彼に続くような選手の育成は難しいだろうけれど、グァルディオーラがあの独特の視線をベンチからピッチに向けて指揮を取るところは見てみたいと思う。

 いつの日か、グァルディオーラがスペイン代表の監督としてワールドカップで勝利を挙げるような日が来るのだろうか。

 もしそんな日が来れば、シャビがソックスを真っ白に統一してスペインのナショナル・カラーを消したとかなんとか、下らない下世話な疑惑を向けられるようなことも無くなるのかもしれない。
    

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サッカーとテレビ
2007年06月04日 (月) 23:47 | 編集
 ■スペインのサッカー(スポーツ)放映事情

 スポーツナビなどにも寄稿されているバレンシア在住の小澤一郎さんという方のブログ。この方の書く記事は普通のようでいてスペインを長く見ている人なら一度や二度はニヤリと笑いそうなことが書いてあって面白いと思いながら毎回見ている。先日の累積警告の記事も元記事はこの方の書いたもの。



 日本のメディアで「サッカー・バブル」「テレビマネー」といった言葉がしきりに使われ始めた頃、確かそれはイングランドでプレミア・リーグの放映権をスカイが独占で購入したりした頃だったと思うのだけれど、けっこう驚きをもって日本でもニュースとして伝えられ、それ以来「サッカーを見たいなら有料デジタル放送へ加入」という考えが広く一般的に浸透してきたような気がする。
 同じような頃にスカパー!が2002年のワールドカップ本大会の放送権を獲得したりと類似する内容のニュースはいたるところに転がっていた。

 最近ではJリーグの試合も基本的にはスカパー!が全試合の放送権を持っていて、昔は毎週必ずあったNHK-BSの放送枠もあるかないかわからないくらい。ローカル局の放送枠ですらあったり無かったりのケースも散見されるけれど、これはスペインでも似たようなものだし、恐らく財政面の問題が如実に影響するのだろう。

 

 僕がスペインに住んでいた2000年~2001年にかけて、セルタの試合を見にビーゴまで行っていたとしても、他の試合を見るのはもっぱら街中のそこかしこにあるバルだった。
 ※ちなみに、「バール」はイタリア風。スペイン語では「バル」。「バ」にアクセント。

 小澤氏のブログでも指摘されている通り、スペインの有料デジタル放送は非常に価格が高い。ホームステイだった僕は当然のことながらその家にデジタル放送を設置する権利など持っていなかったので真剣に検討することすらなかったのだけれど、街中やテレビのCMなどで見ている限り、その当時でCanal+(カナル・プルス)のデジタル版、Canal Satelite Digital(カナル・サテリーテ・ディヒタル)の月額が確か9000ペセタくらいだったと思う。当時のレートで5000円ちょっと。
 5000円なら普通じゃないかと思うかもしれないけれど、スペインの5000円(=当時の9000ペセタ)くらいと言ったらちょっとした生活費だ。何しろ食料品や日用最低必需品への消費税が優遇されているような環境で、ヨーグルトのパックが一つ30円くらいの頃である。

 何軒かスペイン人の友人の家にお邪魔したこともあるけれど、Via Digital(ビーア・ディヒタル)やCanal Satelite Digitalといった有料デジタル放送に加入していた家はたったの1軒だけ。それもスペインでは珍しく一軒家の3階建て住宅に住んでいるギジェルモ君の家だけだった。

 つまり、見たい試合を見ようとか、スタジアムに行かずにサッカーを見たいと思ったら自然とバルに行くしかなかったのである。

 そして、僕と同じような連中が山ほどバルには集まってくる。ビール一杯で試合前の1時間前から終了後の1時間、計4時間くらいを過ごしてわずか200円程度。ハウスワインのグラスで粘れば4時間を90円くらいで過ごせるのだから「1ヶ月4試合=90円×4=360円」である。ホームの試合に一回行くより確実に安い。
 しかも、大抵の場合は週末のみならず平日の出勤・通学前、昼食時、帰宅時や買い物のついでなどことあるごとに同じバルに立ち寄るのである。自然と店員や店のオヤジと顔見知りになり、仲良くなるのでこちらの贔屓のチームを覚えてくれる。そうなると自分の好きなチームのファンを引きずり込んで大挙してそこに押し寄せることになり、自然とそのバルは特定のチームの試合を流すようなことになるわけである。まあ、このあたりは日本のスポーツバーやらスポーツカフェでも似たようなものだろう。東京にもFC東京の試合を中心に流すカフェやバーやいくつもあるわけだし。

 僕が住んでいた頃はスペインの全国ネットの地上波テレビ局は国営放送のテレビシオン・エスパニョーラが「TVE1(ウノ)」と「La2(ラ・ドス)」、民放の「Antena3(アンテナ・トレス)」と「Telecinco(テレシンコ)」だけで、後は地上波有料放送のCanal+があるくらいだった。それでもチャンピオンズ・リーグは毎週2試合TVE1でやっていたし、リーガも土曜日のナイトゲームはTVE1で放送していた。特定のクラブを応援せずにサッカーがみたいのであればバルに出かける必要はなかったのである。しかもタダだ。

 日本で民放からサッカー中継が駆逐され、注目を集めるチャンピオンズ・リーグや代表の試合のみがごくたまに放送されて、肝心のリーグ戦中継が有料放送へシフトしていったのと違い、スペインでは民放の新規参入に従ってサッカー中継の頻度が民放でも増えてきているようだというのが小澤氏のブログを読んでみて面白いと思った。

 記事にある「La Sexta(ラ・セクスタ)」や「CUATRO(クアトロ)」などは僕が帰国してからの6年間でできたテレビ局なのだけれど、恐らくそういった新規参入による競争原理が働いたのだろう。既存のテレビ局の番組作成のセンスが幾分改善されてコンテンツも充実しているような印象を去年スペインに行ったときに僕は受けた。



 日本でも随分サッカーファンを取り巻く環境は恵まれてきていて、探せばけっこうな確率で贔屓チームの試合を放送しているスポーツバー・カフェを見つけることができるのだけれど、僕はいまだに「サンダルを突っかけて行ける」ようなあのスペインのバルみたいな気楽な場所に出会えずにいる。

 100年構想が実現してリーグが盛り上がっているサッカー界もいいのだけれど、日曜の昼間からビール片手にヘラヘラ笑いつつ、あーでもないこーでもないと一杯の酒でサッカー談義できるような環境が生まれて欲しいと、密かに願っている。
    

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累積警告とは?
2007年06月03日 (日) 23:46 | 編集
 ■累積警告報道からみるスペインのサッカー文化

 このスポーツナビの記事で触れているのは故意にイエローカードを受けたりしてそれまでの累積警告を清算するということが、比較的スペインでは寛容に受け入れられることが多いということなのだけれど、片側ではこんなことも平気で要求したりすることがある。

 ■ライカールト監督、ロナウジーニョの出場停止に関する上訴を要求

 累積警告数が一定以上になると自動的に定められたルールに則って出場停止になるというのは恐らくプロのリーグが運営されていたり、まともな大会であればプロ・アマ問わず万国共通のことではあるはずなのだけれど、スペイン(だけには限らないかも知れないが)ではしばしばそれが覆されることがある。

 長くリーガエスパニョーラを見ていたり、多少なりともヨーロッパサッカー界の闇の部分に興味があっていろいろと情報を仕入れたりしている方であれば、この要求がけっこうな確率で通るかもしれないと思うのではないだろうか。

 どういう基準になっているのかさっぱりわからないけれど、スペイン・スポーツ規律委員会(Comité Español de Diciplina Deportiva)はビッグクラブに甘い組織なので平気でこういった要求を通してしまう可能性がある。

 そうでなくともスペインだとゴネ得がかなり露骨な形でまかり通ることが多いので、この結果には注目してみたい。

 別に僕はバルセローナがこういった要求をすることに対して怒りを覚えているわけではない。ただ単に呆れているだけである。バルセローナ市民がこのことに対してどう感じているのかは現地にいるわけでもないし、知り得ようが無い部分ではあるのだけれど、仮にこれが通った場合にはどんな反応が出てくるのかは興味がある。

 「Més que un Club=いちクラブ以上の存在」

 と自負しているフッボル・クルブ・バルセローナ。恐らくこの上訴を実際に行って、仮にそれが通った場合、彼らはまさに単なるクラブの枠を超えた形でスペインサッカー全体に大きな二つの借りを持つことになるだろう。

 一つはもちろんリーグ戦終盤にワガママを押し通してベストメンバーを無理矢理出場させたこと。

 もう一つは誰もが忘れそうになっているリーグ戦での暴動(に近い騒ぎ)を起こしたことによるカンプ・ノウの2試合使用禁止処分の延期問題。

 もちろん、これはバルサだけに限った話ではない。レアル・マドリーも同様か、もっと露骨な闇の一面を持っている。オリンピック国内候補地選出の論議に乗じた借金返済のトリックなど、マドリーもかなりイヤラシイことはしているわけで、リーガエスパニョーラの2強と言われるこれらのクラブ達が、どこまで自分達のエゴを貫き通すのか、リーグ戦の行方と共に注目してみたい。
    

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