!!Hala Celta!! edicion Blog
セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

「ソリッドな」勝利
2007年10月30日 (火) 12:00 | 編集

 ■El Celta logra la primera derrota del Sporting
  セルタ、スポルティングに初黒星をつける

 リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第10節
 スポルティング・ヒホン 0?1 セルタ・デ・ビーゴ
 得点:62分 オッカス(セルタ・デ・ビーゴ)
 @エスタディオ・エル・モリノーン
 主審:ピーノ・サモラーノ(マドリー協会)
 観衆:15,900人

 第9節を終えて無敗だったのはスポルティングのみとなっていた地獄のセグンダAだったが、貴重な直接対決を制したセルタはこの勝利で昇格圏内に6ポイント差に詰め寄ってきた。
 何とか年末までにこれくらいのポイント差になればいいや、と考えていたが、案外このろくでなしクラブもやる気はあるのかもしれない。

 今節のトピックスはやはりなんと言ってもセンターバックコンビがレキ&コントレーラスに戻ったこと。前節久しぶりに召集メンバーには入っていたが、その試合でルベンが退場になったことを受けて今シーズン初めての出場がスターティングメンバー。しかも結果的に無失点に抑えたということもあり、依然彼ら2人のセンターバックコンビが高いレベルにあることを示すことになった。これが最下位に沈むクラブとの対戦であるならさほど驚かないけれど、スポルティングは今シーズン、ここまでの総得点数が16ゴールで全体の4位。セルタも12ゴールと迫ってはいるが、4ゴールの差はそのまま成績にも繋がるもの。得点力がそこそこある上位のクラブに対して無失点に抑える試合をできたことは評価すべきだろう。何しろ「主力」のはずの選手たちが6人もいないのに無失点で勝利したのだから。

 現地スペインのセルタポータルサイト的な位置付けになって久しいcelestes.orgでは「堅いセルタがスポルティングの墓標を掘った」とコメント。その中で紹介されているディエゴ・コスタのコメントからも、ロペス・カーロが監督に就任して以降、選手達に以前とは違う自信の様なものが生まれていることが感じられる。曰く、それまで無敗のスポルティングと対戦するにあたり「スポルティングは、まだ我々と対戦していないから無敗なだけだ」。

 とはいえ、ダイジェストを見るとやや押され気味。スポルティングのホーム、エル・モリノーンはイングランドのスタジアムのような箱型の形状をしており、ピッチとスタンドの距離も同様にかなり近くなっているためアウェーチームにとってはかなりプレッシャーを感じるスタジアムだ。事実スポルティングはホームでかなり強いイメージを持たれているし、実際今シーズンもここまでエル・モリノーンでは無敗。尚且つこの試合でもセグンダとは思えない15,000人以上の観客を集めるなど、オビエドが凋落した今、アストゥリアスを代表するクラブと言って全く差支えが無い。元々スポルティングのウルトラは危険極まりない気性の荒い連中で、かつては数々の乱闘事件も起こしている。
 そんな熱狂的なファンに後押しされ、前半も後半もダイジェストを見ている限りではサイドから度々セルタゴール前に危険なクロスを送り、決定的なチャンスをいくつも作り出していた。プリメーラで名前を売ったような選手を揃えているわけではないけれど、それでもホームではセルタを圧倒する力を持っている。

 セルタからしてみれば、確かに中央のラインはしっかりと固めていたおかげでエリア外からのシュートコースは限られていたし、サイドからの崩し以外ではピンチを招かなかったが、主審の誤審にも助けられた部分もこの勝利には大きく影響していただろう。少なくとも前半には2回、PKと思しきプレーがあったし、前半には左サイドから放り込まれたクロスにスポルティングFWが完全にフリーで飛び込んでくる場面もあった。

 それでも、62分にはハーフウェイライン5メートルほど後ろからホルヘがたった一本の見事なスルーパスでチャンスを作り出し、オッカスが見事にそのパスをゴールへ流し込んで勝利を手にすることができた。
 内容的には恐らく決して手放しでは喜べないものではあったのだけれど、今シーズンのチーム作りで最も重要なことは「観客を魅了する」ことではなく、「誰に何を言われようとも勝利する」こと。そういった観点から言えば、現時点でのロペス・カーロのチーム作りは実を結びそうな気配を感じさせる。

 ただ、勝利して7位に浮上したとはいえ、まだまだ気は抜けない。同じ勝ち点15のクラブは6位のカステジョン、7位セルタ、8位ラシン・デ・フェロール、9位エルクレス、10位コルドバと5チーム。わずか1ポイント差の勝ち点14のクラブも11位エイバル、12位テネリフェ、13位レアル・ソシエダと並んでいる。14位のグラナダ74とさえまだ2ポイントしか離れていない。となると、次節に負ければ一気に順位を下げることにもなり兼ねない。

 そしてそんな中、次節第11節は所謂「裏ガリシア・ダービー=セルタ対ラシン・デ・フェロール」。第12節は「El partido de Primera(降格チーム同士の対戦)=レアル・ソシエダ対セルタ」、第13節はセルタ対エルクレスと順位を争う直接の相手との対戦が続く。

 ロペス・カーロが前節の試合中、「貴様のアバズレな母親にクソでも食らわしてやる」と副審に暴言を吐いて2試合出場停止だったところを1試合に処分を軽減されたことや、経営陣かもしくはストイチコフに冷遇されていた昨シーズンのレギュラー選手が出場機会を取り戻せたことを喜んでいる暇は無い。

 緊張感を持ち、目標を見据えながら「堅い」戦いを続けていくことを、今のセルタは求められている。

◎ブログランキング◎


スポンサーサイト
    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

これが降格ということ。
2007年10月28日 (日) 12:00 | 編集

 ■El Celta pierde 5.000 abonados por el descenso
  セルタ、降格により5,000の年間チケットを喪失

 「ソシオ」という言葉が日本にも輸入されて久しいが、ソシオにもいくつか種類があることはあまり知られていないのではないだろうか。もっとも、詳しい人はいくらでもいるし、知っている人も当然いるはずだとは思うけれど、多くの人は知らないことのほうが多いだろう。

 日本のサッカーファンに「ソシオ」と言うと、大抵がF.C.バルセローナのソシオ制度を思い浮かべるだろう。つまり、「クラブに対して個人が出資し、会長選挙の際に投票権があり、尚且つスタジアムに自分の席が年間通じて確保されており、クラブから一般のファンとは違った優遇措置が得られる」というようなイメージ。

 このバルセローナのソシオ制度は、バルサが株式会社ではないから成立しているものであり、それがバルサのバルサたる所以というか、F.C.バルセローナというクラブのブランド価値を高める役割を担っている部分があるとも言えるかもしれない。
 株式会社化されていないクラブは他にもあるけれど、バルサほどソシオの発言権が強いクラブはそうはない。

 株式会社化されているかどうかを見分ける一番簡単な方法は、スペイン語の正式名称を見ればいい。
 Futbol Club Barcelona

 Real Madrid Club de Futbol

 Club Atletico de Madrid S.A.D.

 Real Club Celta de Vigo S.A.D.

 Real Betis Balompie S.A.D.

 などなど。つまり、「S.A.D.=Sociedad Anonima Deportiva(スポーツ株式会社)」という商号が付いていなければそのクラブは株式公開されていないということになる。

 S.A.D.、つまり、株式会社として運営されているクラブの場合どういうことが起こるかと言うと、会長選挙などを行うとなった場合、一般の企業体と同様に株主でなければ基本的にクラブの運営に対しては発言権が無いことになる。ファンは単なる「消費者」「エンドユーザー」「購買者」であり顧客であって、「身内」ではない。あくまでも理論上、ルール上の話だけれど。

 こういった株式会社化されたクラブのソシオというのは「Socio Accionista=ソシオ・アクシオニスタ」「Socio Abonado=ソシオ・アボナード」「Abonado=アボナード」の三種類に分かれていることが多い。これらを総称して「ソシオ」と呼ぶ。

 ソシオ・アクシオニスタとは、その名の通り、「Accion=株」を保有している者。つまり株主であり、クラブの出資者となる。
 ソシオ・アボナードは株を保有する株主でありつつ、尚且つ年間チケットを購入しているもの。株主優待のような形で一般者よりも優遇されて席種を選ぶことができたりもする。
 アボナードは単なる年間チケット購入者。それ以上でも以下でもない。こうして分けて書いてみると、一番程度が低そうに見えてしまうが、実際には恐らくどのクラブもこのアボナードの割合のほうが比較的高いだろうと思う。

 セルタの場合は年2?4回、株を購入する機会がクラブから案内され、バライードスの「Oficina de Accionista=株主事務所」に行くと購入手続きを行える。一般にアナウンスされるよりも数日早いタイミングでアボナードには通知されるので、クラブとしては今で言う所謂「敵対的買収行為」を防ぐ意図もあるのだろう。スタジアムに毎試合来ているファンにアナウンスするわけだから。
 僕は住んでいた頃はアボナードだったので、クラブから電話が来て株の購入依頼を受けたのだが、国外に持ち出せないこと、価格が1株10万ペセタ(当時のレートで8万円)、最低10株単位からということで、当然お金も足りなければ数ヵ月後には帰国することにもなっていたので丁重にお断りした。

 バルサやマドリーのような8万人収容のスタジアムがほぼ毎試合満員同然になり、テレビ放映権料も莫大で、尚且つマーチャンダイジングによる収入も全世界規模でもたらされるクラブではない、「普通の」クラブにとって、重要な収入源は「アボナード」からの年間チケット収入だ。いつ購入されるかわからないものを毎週待つよりは、シーズン開幕前に多少割引して1シーズン分支払ってくれる顧客を囲い込むほうが経営的には楽に決まっている。

 セルタはそのアボナードが今年5,000人減ったという。前回の降格時には13,572人だったアボナードが今回は13,601人。開幕前には15,000人を目標にしていたというから、目論みは外れたと言うところだろう。今シーズン新たにアボナードとなったのは1,149人だそうだが、その66%は26歳以下の「若年割引」が適用される世代。つまり、発表はされていないが、実質的に年間チケット収入は減ったと見るべきかもしれない。

 3年前に逆戻りした感もある現在のセルタの経営状況。この3年間の教訓を今後どのように活かしていくのか。もともとアボナードの80%がビーゴ市民。13%がビーゴのあるポンテベドラ県内、残りがスペインの他州と外国だったことから、「降格」を理由にアボナードを辞めた5,000人のうちの80%もビーゴ市民だったという計算もできる(少々乱暴な計算だけれど)。クラブの出方次第では来シーズンさらに厳しい状況に追い込まれてしまうかもしれない。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

Queridos la familia Puerta,se recomiendan...
2007年10月24日 (水) 12:00 | 編集

 ■El hijo de Antonio Puerta ya es socio del Sevilla
  アントニオ・プエルタの息子、セビージャのソシオに

  アントニオ・プエルタ・ペレスがこの世を去ってから早2ヶ月。最近ではいちいち対戦相手が花束を抱えて現れたり、毎試合16分に観客が突然黙祷を始めることに「いい加減に止めてはどうか」と監督、選手が口にするなど、その場に居合わせたチームとしての当事者達は忘れようとするのではなく、自分達の中でどうにか区切りをつけようとしている。

 そんな中、アントニオ・プエルタとその妻マール・ロルダンに息子が誕生した。先週21日にこの世に生を受けた彼の名前はアイトール・プエルタ・ロルダン。
 スペインでは結婚しても男性も女性も自分の苗字が変わることは無く、それでいて子供は両親の苗字を継ぐ。そのため、両親と子供達、親戚それぞれの苗字が異なるケースがほとんどだ。スペイン人の苗字は多くの場合基本的に二つあり、最初に父親の父方姓、次に母親の父方姓が連なる。
 だから例えば、ホセ・マヌエル・ゴンサーレス・エルナンデスという男性が、マリア・ピラール・グティエレス・ペレスという女性と結婚し、彼らにフアン・ホセという息子が生まれた場合、フアン・ホセ・ゴンサーレス・グティエレスという姓名になる。

 で、そのセビージャ中から祝福を受けたであろうアイトール君のもとには、セビージャF.C.からソシオカードがプレゼントされ、さらにはいずれ彼に渡すために、父親アントニオ・プエルタの16番のユニフォームがクラブ事務所に保管されているという。

 約4000gで生まれたアイトールはまだサグラード・コラソン病院に母親と入院しているが、彼の人生に絶え間なく光が注がれることを祈るばかりだ。

 ■Del esplendor a las dudas del Sevilla
  セビージャの憂鬱に光が挿す

 そしてチームもまるでアイトールの誕生を祝うようにチャンピオンズ・リーグ第3節の試合を2?1で勝利し、尚且つカヌーテが16分を過ぎる直前にゴールを決め、8月28日以降、エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでは初めて16分に万雷の拍手が鳴り響いた。

 スペイン各紙は、「アントニオ・プエルタに対するこれ以上ない最高の敬意が捧げられた」とこぞって報じている。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

こんなことに利用されても人生は続く。
2007年10月23日 (火) 12:00 | 編集

 ■暑いよ、チクショー

 第1節から第10節までの間に、セルタは約半数の試合を12時キックオフというスケジュールでこなしている。

 そろそろ10月も終わりなのでまだマシなのだけれど、開幕当初の8月末などはスペインの12時と言ったら酷暑。アンダルシアなどでは本気半分の冗談で「日曜日に遅く起きたらガス代が節約できる。なぜなら家の前に停めた自分の車のボンネットに卵を落とせばそこで目玉焼きが作れるからだ」と言われるほど暑くなる。ここ数年の気候の変化でどう変わっているのかは定かではないけれど、少なくとも僕がスペインに住んでいた段階で8月のセビージャ周辺の予想最高気温は43℃とか46℃などがザラに表示されていた。

 以前書いたセビージャ・ダービーの日も、11月も終わりに近づいていたにも関わらず日向では29℃もあったのだから、アンダルシアで試合をするようなケースはまだまだ油断できない。

 そして、12時と言えば普通のスペイン人なら週末にその時間まで寝ている人も多いし、一般家庭ならお母さん達が昼食の準備を始めるくらいの時間。日本なら12時くらいから昼食というのがイメージだけれど、スペインだと一般的な昼食の時間帯は2時、3時くらいなので、感覚的には日本の朝10時とか11時とかのイメージかもしれない。

 そんな時間に試合をしなければならない最大の理由はCanal+(カナル・プルス)だ。プリメーラとセグンダの目玉試合の放映権を持っているCanala+は、当然自分が持っているメインのソフトを2つ並べるようなヘマはしない。つまり、土日に開催されるリーガエスパニョーラの試合で17時から開催されるクラシコと同じ時間帯にセグンダの試合などを同時に放映しても誰も見るわけが無い。だから、12時などというおかしな時間に放映するために試合時間が調整される。

 放映される試合にチョイスされたほうとしては11月頃までは実に迷惑だ。事実、今シーズンのセルタは多くの試合を12時開始で行っているけれど、その結果がこの体たらく。

 テレビマネーはクソ喰らえ、などと言うつもりは無いけれど、それならそれで土日に分けてくれればいいのにと僕などは思ってしまう。Canal+が放送するプリメーラの試合を土曜、セグンダの試合を日曜日とかにしてくれれば時間の調整も必要ないのでは?と思ってしまうのだが、民放の無料放送枠があるから難しいんだろうなあ…。

 メディアプロとソヘカブレの放映権を巡るゴタゴタを見ていると、そんなことを思う。

 ちなみに、メディアプロは先日書いた映画「サルバドールの朝」の制作にも関わっていた会社であることを付け加えておこう。…だからメディアプロは正しいと言うわけではないけれど。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

正しい方向なのか、気合の空回りなのか。
2007年10月22日 (月) 12:00 | 編集

 ■Solo buenas intenciones
  ただ、良い意図のみ

 ■El Celta de Lopez Caro sigue sin ganar
  ロペス・カーロのセルタ、勝利無し

 リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第9節
 セルタ・デ・ビーゴ 2?2 ヌマンシア
 得点:20分 レキ(セルタ・デ・ビーゴ)
     27分 ブリット@PK(ヌマンシア)
     53分 ホルヘ(セルタ・デ・ビーゴ)
     67分 モレーノ(ヌマンシア)
 @エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス
 主審:ペレス・モンテーロ(アンダルシア協会)
 観衆:8,915人

 ソシオの同伴者は席種に関わらず「一律5ユーロ」という破格のバーゲンセールを行ったセルタだったが、残念ながら観客動員は振るわず。最盛期の98年?03年頃はコンスタントに20,000人前後の観客動員があったことを考えると現在のセルタは当時の半分程度の魅力しかないということなのだろうか。素材はいいモノが揃ってると思うんだけれどねえ…。

 なにはともあれ、結果は引き分け。3位のヌマンシアと直接対決ということでクラブとしても気合を入れて臨んだ試合だった。確かに気合やプレーの意図そのものは良かったのだろうと思う。ダイジェストで確認してもレキの先制ゴールはFKからだったが、今シーズンこういったシーンは見たことがない。ただし、ここ数試合パッとしないのがディフェンスライン。ルベンは相手と絡み合った挙句審判の目の前でヒジを入れてしまい(入ってしまったのか?)即刻退場。前段階でロペス・カーロ監督も29分に審判への執拗な抗議で退場。カノッビオは右足首をいためて早々に交代と踏んだり蹴ったりの状態。2失点目のFKは防ぎようがない見事なものだったけれど、1点目のPKを与えたファウルは幼稚としか言いようがないプレー。

 地元紙FARO DE VIGOはこのあたりを手厳しく指摘していて、「最近のセルタは以前と違い、リードした時の優位性を全く活かせなくなっており、先制点を取ると子供のようにおびえ始める」と書いている。試合を見れないのでこのあたりは何とも言えないけれど、ゴールをした10分、15分後の失点が多いところを見ると、点を取るたびにナーバスになっているのかもしれないという気はしないでもない。

 負傷者も続々出てはいるけれど、幸か不幸か監督が交代したことによって次節出場停止(のはず)になるルベンの代役にはコントレーラスがいるし、カノッビオの位置にはこの試合途中から左サイドバックのロベルト・ラーゴを入れて機能したようでもある。そもそも左サイドのMFにはまだアドリアン・ゴンサーレスもいるし、場合によっては2トップの1人としてプレーしたクインシーを入れることもできる。ヘスス・ペレーラが戦力として復帰できたことによってFWはオッカス、ペレーラ、ディエゴ・コスタ、マンチェフと迫力がありタイプの異なる選手が並んでいる。グァイレがしょっちゅう怪我をするのはいただけないけれど、補って余りある戦力は揃っているわけだから、ロペス・カーロがまともな監督ならここから立て直せるはず…だとは思いたい。

 マラガが勝ち、首位とはこれで12ポイント差。昇格圏内までは8ポイント差。前回の降格時のゴタゴタを考えればまだまだ巻き返しは可能だけれど、年明けまでに首位まで6ポイントくらいには詰めておかなければ離される時には一気に離されてしまう。サラマンカが毎年そのパターンで昇格できないのだからセルタも同じことになったとしてもおかしくは無いのだ。

 次節はレアル・ソシエダを破った2位スポルティングとアウェーで対戦。数少ない直接対決を制しておかないと後に響くことになる。ロペス・カーロの、というよりも来年のセルタを占う試合になるだろう試合に、セルタは「ストイチコフの」主力6名を欠いて臨む。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

いつもの「前半は」偉大なセルタ
2007年10月15日 (月) 12:00 | 編集

 ■Justo empate entre el Albacete y el Celta
  アルバセーテとセルタ、順当な引き分け

 リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第8節
 アルバセーテ 1?1 セルタ・デ・ビーゴ
 得点:29分 ホルヘ(セルタ・デ・ビーゴ)
     50分 モラン(アルバセーテ)
 @エスタディオ・カルロス・ベルモンテ
 主審:マルティネス・フランコ(ムルシア協会)
 観衆:3,906人

 ゴッドファーザーPART2からPART3の間に年を取っていったマイケル・コルレオーネのようなフリスト・ストイチコフ元監督の後、セルタの指揮を取ることになったフアン・ラモン・ロペス・カーロ監督の初戦となったリーガBBVA第8節。

 やはりというか残念ながらと言うか、セルタはカルロス・ベルモンテの少ない観客を前に引き分けという結果と勝ち点1をアルバセーテにプレゼントして帰ってきた。どの新聞の記事を読んでも共通しているのは「前半はセルタが新監督の意図を具現化して素晴らしいプレーを見せた」というもの。この「前半は」というのがいかにもセルタらしいといえばセルタらしい。

 思えば僕が毎週セルタをスタジアムで見ていた時にもウンザリするほど同じような試合展開が多かったし、勝利した試合でも終盤は押し込まれてヒヤヒヤするような試合のほうが記憶に残っている。YouTubeで探したダイジェスト(アルバセーテファンがアップしたもの)を見る限り29分のホルヘのゴールはコーナーキックのこぼれ球をペナルティエリア外からダイレクトボレーで叩き込んだもの。確かにここまでのプレーはちょっとしか映っていないにしても素晴らしいものも多かった。後半に関しても久々にスタメンでプレーしたヘスス・ペレーラがポストに当てる惜しいシュートを放ったりと決して酷い内容ではなかったみたいだけれど、結果として勝てなかったのは事実。

 この試合のトピックスとしてはやはりペレーラのスタメン出場とアルゼンチン人DFマティアス・レキの復帰だろう。練習中にストイチコフと口論する姿が目撃されてから背番号ももらい、選手登録はされていたもののベンチメンバーにも召集されず今シーズンを過ごしていたレキは、ロペス・カーロが新監督になり突然、再びDF陣の主役として注目され始めた。

 ロペス・カーロ自身も「今となっては登録された全ての選手に試合出場の可能性があることを私は否定しない」と述べているし、実際に今シーズン初めて召集され、しかもスタメンで90分間レキがプレーしたことを見ると、いろいろな憶測はあったがどうやらストイチコフとのトラブルがプレーできなかったことの真相なのかもしれない。あるいは、これ以上ファンの信頼を失うことを恐れた現首脳陣が苦虫を噛み潰しながら渋々レキの召集とプレーを認めたか。

 いずれにしても、これで一気に手薄だったセンターバックに移籍で獲得したのと同じくらい貴重な戦力が加わる可能性が出てきたのは確かだ。レキだけではなく、まだプレーしていないセンターバックにはパブロ・コントレーラスというチリ代表のDFがいる。ボリビア代表クラスのペーニャが肩の手術で3ヶ月程度は離脱することが決まっており、アグスが怪我をしたら一体どうなることかと思っていたセンターバックは急転直下、充実することになった。

 以前のブログで紹介した今シーズンの登録選手を見れば、決して首位のマラガやヌマンシア、スポルティングやレアル・ソシエダといった昇格を争うライバル達に引けを取らない面子は揃っているわけで、ロペス・カーロがやりくりしながらメンバーと戦術の調和を取ることができれば調子は上向くのではないかと淡い期待も抱けそうだ。

 第8節のスタメンは
テキストフォーメーション.JPG

 という感じ。恐らくマドリーで監督をした時に上手くいったという所謂4?1?4?1の形にしたのだろう。ちなみに、作成を間違えていてロベルト・ラーゴとビトーロは逆。

 マラガがとうとう負けたけれど、まだまだ首位との差は10ポイント。ここからどう巻き返せるか…。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

クイズ・ミリオネア?
2007年10月09日 (火) 12:00 | 編集

 ■El Celta destituye a Stoichkov y ficha a Lopez Caro
  セルタ、ストイチコフを解任し、ロペス・カーロを招聘

 ■Stoichkov afirma que deja el Celta por motivos personales
  ストイチコフ、個人的な事情でセルタを去ると表明

 最初のMARCAの記事ではカルロス・モウリーニョ会長とラモン・マルティネスSDがストイチコフの解任を発表したと伝えている。07年4月10日にフェルナンド・バスケス解任の後継として就任したストイチコフは、結局降格を食い止めることはできず(惜しいところではあったけれど)、セグンダAが開幕してからも7試合で3勝と昇格レースのスタートからは弱冠出遅れている。というような実績が紹介されているので、MARCAは暗に成績不振に業を煮やしたクラブ上層部による解雇と言いたいようだ。

 2番目の記事もMARCAのものなのだけれど、これはストイチコフの記者会見を要約したもの。その記事では一転して「土曜日に辞意をクラブに伝えた」と書いてある。本人のコメントは次のようなもの。

 フリスト・ストイチコフ・”マイケル・コルレオーネ”元監督
 「プロフェッショナルであると同時に私も一人の人間として、家族が傍におらず、四方を壁に囲まれた家に帰るというのは辛いものだ。ただ、この決断をするためにも(土曜日の試合では)いい試合をしたかった」

 う?む。選手時代から意味不明な言動は多かったらしいし、実際に日本で柏レイソルに移籍した際の勝利インタビューでも真意を図りかねるコメントを残しているストイチコフらしいコメントである。

 先週のガリシアの各新聞では、ストイチコフが練習をほったらかしにしているために堪り兼ねた副監督のアントニオ・ロペスがトレーニングを仕切っており、選手達もアントニオ・ロペスの戦術論を興味深く聞いているだとか、ストイチコフがモナコに消えて、実はさっさとセルタを見限ってモナコの監督になるのではないかとか、そんなニュースも乱れ飛んでいたのだが、それについては以下のようにコメント。

 フリスト・ストイチコフ・”マイケル・コルレオーネ”元監督
 「ああだこうだと様々なことを書き立てられているが、決して練習を放り出したりしたことはない。一度だけ会長の許可をもらってモナコにいったことはあるが、ただそれだけのことだ。毎日8時間も9時間もピッチの上と事務所で仕事をしている人間にそんな批判をできる人間などいはしないはずだ」

 と、自らの正当性(?)らしきものを主張。このコメントも良く意味がわからない。僕が面白おかしく書きたてるために誇張していると思われてもアレなので、もし疑問であれば翻訳サイトを使ってみてほしい。似たような文章になるはずだ。(原文:"Se han escrito muchas cosas, pero yo nunca he faltado a un entrenamiento, solo una vez y con permiso del presidente cuando fui a Monaco. No se puede acusar asi a una persona, que esta ocho o nueve horas trabajando en el cesped y en el despacho")

 なお、モウリーニョ会長はこの件に関して次のように述べている。

 カルロス・モウリーニョ・”イホ・デ・プータ"会長
 「今日という日はセルタの会長として悲しい一日だ。素晴らしい人間、偉大な友人に別れを告げなければならないのだから。ストイチコフは我々に個人的な理由でクラブを去りたいと伝えてきて、我々に新監督を探す余裕をも与えてくれた」

 彼の言っていることもよくわからない。一体このクラブの上層部は何をどうしたいのか全くもって意味不明だ。前会長のオラシオ・ゴメス?フェリクス・カルネーロ時代にはヴァレリー・カルピンやアレクサンデル・モストヴォイ、ビクトル・フェルナンデスとの契約を巡ってイザコザはあったものの、経済的な理由による契約年数の制限など、説明されれば納得がいくか、もしくは致し方ないと思えるものも多かった。だが、モウリーニョ?マルティネス体制では今シーズン前最後の移籍劇以外、ファンの支持を受けられるような何かを行ったことは今のところ無い。

 何度も言うが、僕達ファンはどこの馬の骨ともわからない会長や、突然降臨されたスポーツ・ディレクターを応援するためにスタジアムに通ったり、わざわざ海の向こうからインターネットで情報を集めて夜通し試合をラジオで聞いたりしているわけではない。ただ、Real Club Celta de Vigo Sociedad Anonima Deportiva(レアル・クルブ・セルタ・デ・ビーゴ・ソシエダー・アノニマ・デポルティーバ)というクラブを応援しているのみ。こういった一連の行動を取り続けて彼らは来季も経営陣としてクラブを指揮していくつもりなのだろうか。今シーズンの結果次第では彼らなどすぐに追放されるだろうに。

 そんな中、結局この人が新監督になると決定したらしい。

 Lopez Caro: "A la aficion le pido fe y confianza"
  ロペス・カーロ:「ファンには信頼してもらい、自信を持って欲しい」

 ●副監督アントニオ・ロペス、フィジカルコーチのミゲル・マルティネスはそのまま。

 ●すぐに何か大きな変化をチームに与えるつもりはない。

 ●個人的なアシスタントとして現在も共に仕事をしている元レアル・マドリーの選手、フアン・ホセ・”フアンホ”・マケーダを招聘。

 こんなようなことがロペス・カーロの記者会見では話された模様。選手達に対しては「クラブとファンを代表していることを片時も忘れず、真摯に真剣に日々の練習と試合に取り組むように」という趣旨のコメントも出している。

 ラモン・マルティネスSDの相変わらずよくわからないコメントはもう鬱陶しいので紹介しない。

 まあ、まずはお手並み拝見。どんなチームが出来上がることやら。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

スペイン映画「SALVADOR(邦題:サルバドールの朝)」
2007年10月08日 (月) 12:00 | 編集

 ■ある青年の死

 ものすごく端的に、この映画が何を描いたのかと問われたら冒頭のような言葉にでもなるのだろうか。

 今日、公開中の「サルバドールの朝」というスペイン映画を見てきた。73年のバルセローナで、独裁体制に反旗を翻して反体制活動をしていたサルバドール・プッチ・アンティックという実在の青年を描いた映画で、彼がバルセローナ市内で警察に逮捕される際のもみ合いで銃撃戦となり、彼の撃った銃弾が警官を結果的に殺し、そのために彼は死刑となるという話。

 実際には死亡した警察官の体には仲間の警察官が発砲した銃弾も撃ち込まれていて、誰が撃った銃弾が致命傷となったのかは闇の中なのだけれど、それが検証もされずに死刑判決が出されてサルバドール青年が死亡するというところにこの話を深く考えてみるポイントがあるかもしれない。ただ、それは「死刑制度とは」とか、「裁判とは、正義とは」みたいな視点でこの映画を見た場合の話だと僕個人は思ったりする。

 スペインは周知の通り、1936年から39年まで行われた内戦の後、1975年11月20日にフランシスコ・フランコが死去するまでフランコ政権による独裁が行われており、その独裁体制下で行われた数々の弾圧によってカタルーニャ、バスクといった文化的にも歴史的にも独自色が強い地方が特に抑圧された歴史を持っている。

 映画「サルバドールの朝」で描かれている世界はまさに弾圧下のバルセローナであり、カタラン(カタルーニャ人の男性)である主人公サルバドールもカタランとして独裁体制に反旗を翻したのだろうけれど、映画では彼の民族的主張までは描かれていない。恐らく描き切ろうと思ったら2時間などではとても足りなかっただろうし、個人的に見た感想としては民族的な主張を描こうとした意図はなかったのだろうとも思う。

 監督のマヌエル・ウエルガ自身もバルセローナ出身であり、主人公サルバドールが逮捕された1973年にはウエルガ本人も17歳だったというからこの事件をリアルタイムで体験しているらしい。前述したサルバドールの殺人容疑に関してもきちんとした審理が行われないままの死刑執行に対して直前になっても恩赦の嘆願や抗議が続いたそうだが、その流れを17歳で見聞きしているのであれば、どこかしらにカタルーニャ民族主義を織り交ぜるという手法もあったはずだろう。

 それをしなかったのは、ただ単にこの映画をスペイン中央政府に対する当て付け的なものにせず、「一人の青年が何を思い、どう生きたか」というところを訴えたかったのかもしれない。そして、その時代が独裁体制下のスペインだった、というところを伝えたかったのだろう。

 主題は恐らくそのようなものだったのかもしれないけれど、この映画は細かいところでも見るべきところがけっこうあってスペイン全体の歴史を知る入門編としては面白い。同じ民族主義でもETAが登場するシーンは1度しかないので、誤解されがちな「カタルーニャ主義とバスク独立主義は兄弟」みたいな考え方をする人には考えるきっかけを与えるかもしれない。

 この映画を見る前にサルバドール・プッチ・アンティックという人物を少し調べてみる中で不思議だったのは、なぜそんなに急に彼に死刑判決が出されたのかというのが気になっていたのだけれど、映画を見て謎が解けた。73年12月、ETAに対して強硬姿勢を取っていた当時のスペイン首相カレーロ・ブランコが日課のミサへ行く途中の道でマンホールに仕掛けられたETAの爆弾によって車ごと吹き飛ばされ死亡する。これは有名な話なのだが、この時使われた爆薬があまりにも大量だったせいで、ブランコの乗った車は高さ20メートルとも言われるほど空中に舞い上がり、横の建物の屋上をも越えて中庭に落下した。

 サルバドールに死刑が求刑された直後のこの事件の後、すぐに死刑判決が出され、やがてサルバドールは死刑になるのだが、言ってみれば彼はETAへの見せしめのために死刑にされたという見方もできなくはない。

 内戦や独裁体制下のスペインの内情を知ることはなかなか難しいので、大きな流れとしての独裁体制下の話のほかに、こういった細かいサイドストーリー的なものがあると、歴史の機微を知ることができてより理解も深まるので助かるが、事実であるだけに映画のストーリーそのものはやはり重い。

 なお、このサルバドール・プッチ・アンティックが近代スペイン史最後の死刑囚で、改正憲法におけるスペイン司法制度の中には「死刑」は存在しない。

 何か一つの結論を出すのは非常に難しいテーマでもあるし、簡単に何かを語るべき話ではないとも思うのだけれど、刑務所内で家族との会話中に繰り広げられるカタルーニャ語での会話を看守が「スペイン語で話せ」と恫喝したり、家族に宛てた最後のカタルーニャ語での手紙すらも「法令だ」ということでスペイン語に改めさせようとするシーンなどは、事実だったのだから当たり前ではあるのだけれど、あまりにも当然のこととして描かれていて当時の文化弾圧の激しさを想起させるには十分なものだった。

 「こんなことがあった」では終わらない、たった34年前のスペインの姿が、一人の青年の話と共にこの映画では描かれている。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

バライードス2勝目
2007年10月07日 (日) 12:00 | 編集

 ■Tregua para el Celta ante el Xerez
  「セルタ、シェレス相手に3得点」

 リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第7節
 セルタ・デ・ビーゴ 3?1 シェレス
 得点:27分 カノッビオ(セルタ・デ・ビーゴ)
     40分 ジョルディ(シェレス)
     80分 ディエゴ・コスタ(セルタ・デ・ビーゴ)
     85分 マリオ・スアレス(セルタ・デ・ビーゴ)
 @エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス
 主審:エビーア・オブラス(マドリー協会)
 観衆:7,612人

 先週の試合後に各選手が出していたコメントはウソではなかったようだ。シェレスは確かにそれほど上位にいるわけではないにしろ、エルチェ戦であれほど酷い試合を展開した後では、今までのセルタを見てきた身としてはすぐに立ち直れるとも思えなかったのだけれど、さすがに二度目のセグンダ降格でクラブとしても目が覚めたのだろうか。

 カノッビオの1点目はペナルティエリア外やや右側から左足を思い切り振り抜いたミドルシュート。地を這うような弾道でゴール左隅に突き刺さった。今日見たダイジェストは得点シーンのみのものだったので、流れがどうなっているのかは全くわからなかったのだけれど、2点目のディエゴ・コスタのゴールでは久しぶりに出場したヘスス・ペレーラが素晴らしいパスをエリア内に送り、ディエゴ・コスタが押し込んだもので連携としてもゴールへの飛び込み方としても非常に素晴らしいものだった。

 圧巻だったのは途中出場したマリオ・スアレスの3点目。中盤でボールを持ったスアレスが一人でドリブルし、エリアの外から右足を振り抜いて弱冠インサイドにかけたボールがそのままGKチェマをあざ笑うように避けてゴールに突き刺さっていた。

 こういう試合を続けてくれるなら今後に向けても期待が持てそうだ。今週の試合ではペーニャが肩を痛めて欠場していたが、失点は1点しているもののさほど危ないシーンもなかったようではあるし、ルベンとアグスのセンターバックコンビはなかなかいい出来だったのかもしれない。ルベンも先週のインタビューであれだけ危機感を出していたのだから、ここで同じようなミスを繰り返すわけにはいかないというプレッシャーに負けず良くプレーしたと言えるだろう。

 ■セグンダその他

 レアル・ソシエダは順調に勝ち点を挙げて昇格圏内まで3ポイントの5位。マラガは破竹の連勝街道で首位を堅持。2位にはスポルティング・ヒホン、3位にはヌマンシアが着けているが、スポルティングは毎年中盤までは上位にいるものの、終盤に息切れして毎年昇格を逃している。セルタがプリメーラにいるのであればのほほんと今年は頑張ってくれとでも思えるのだろうが、今シーズンはそういうわけにもいかない。セルタの勝ち点が現在10。首位マラガとは11ポイント離れている。いずれマラガもどこかで取りこぼすのかもしれないが、それを待っているわけにもいかないので、直接対決で確実に勝ち点を取っていかないと昇格は厳しいというのが現状だろう。ヌマンシア、スポルティングに関しては正直微妙。マラガは以前の昇格も最終節より遥か1ヶ月前に決めていることもあるので、昇格レースには慣れている。その点スポルティングとヌマンシアここ数年昇格の経験がないのでそのあたりの駆け引きにはあまり長けていない。
 そうなると、狙うべきところは2位、3位というところが今のところ現実的だろう。

 とはいえまだまだ第7節。地獄の道のりは長い。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

試合後のコメント。
2007年10月03日 (水) 12:00 | 編集

 ■Pinto: "Hay que seguir creyendo en el equipo"
  ピント:「チーム内でもっと成長しなければならない」

 エルチェ戦での0-2というスコア以上に情けない内容での敗退を受けて、キャプテンのGKホセ・マヌエル・ピントは「チーム内でもっと成長していかなければならない」と語っている。

 第6節を終えてチームは2勝1敗3分の14位。今シーズンからリーグ戦への命名権販売が行われるようになり、別名をLiga BBVA(リーガ・BBVA)とも言うようになった地獄のセグンダAからすらも降格する寸前の順位に甘んじている。
 ちなみに、BBVAとは「バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリーア」という銀行で、バンコ・サンタンデール・セントラル・イスパノと並び、スペインで5本の指に入る資本を持つ1大金融グループである。バンコ・サンタンデールについてはスペイン語圏世界各国に展開しており、今シーズンからはTOYOTAの後を継いでコパ・リベルタドーレスの冠スポンサーにもなっている。巨大だからサービスがいいかというと決してそうではなく、まさにスペインクオリティ炸裂。僕がスペインに住んでいた時にはバンコ・サンタンデールの本店に口座を持っていたのだけれど、引っ越した時には解約しないと口座を凍結されるとか、外国人は窓口での現金引出しができないとか、わけのわからないことを言う職員が数名存在した。文句を言うと上司が出てきて謝るのだけれど、今から思えば軽い人種差別だったかもしれない。まあいいんだけど。

 話を戻すと、ピントは「決して自分達がやっていることに疑いを持つ必要はないし、悲観的になるほどのことでもない。日曜日の試合は恐らく今シーズンで最悪のパフォーマンスだったはずだから」とも語っている。どこから来るのかわからないが、「すぐに、そして必ずプリメーラに昇格する。そのためには最悪だった日曜日のことを反省しつつ、落ち着いてトレーニングを続け、チームをさらに成長させていかなければならない。試合はまだたくさん残っているわけだし、たった1試合のことをいつまでも引きずっていても前には進めない」とコメント。

 …。まあ、今更言いたくはないが昨シーズンどうだったかをよく考え直してもらいたいと思ってしまうのは僕だけだろうか。ホームで10勝すらできなかったのは、「まだ試合は残っている」という思いが影響してはいなかったのか?
 ただ、確かに悲観的なことばかりではなく、ピントの言うとおり、ダイジェストを見る限りチームとして機能している面も開幕当初に比べれば多く見られたし、前進していることは確か。後はその時間帯をどれだけ長く持ち続けることができるかどうかだろう。

 その点、彼は良く分かっていそうだ。

 ■George Lucas: "Hay que aprender de los errores"
  ジョルジュ・ルーカス:「失敗から学ばねばならない」

 昨シーズン、新加入と同時に出場した試合で大怪我をし、今シーズンも新加入状態でゲームに飢えているブラジル人DFルーカスは他の選手以上に貪欲で謙虚なのかもしれない。

 ルーカスは「エルチェ戦で犯したミス、特にディフェンスラインでの連携ミスは今後絶対に繰り返してはならない。ああいったミスから学び、同じことを繰り返さないことが目標を達成する一番の近道だ。次の試合では我々がバカじゃないことを示さなければならない」とコメントしている。

 全くもってごもっともなコメント。YouTubeにアップされていたCanal+のダイジェストで何回か出てきたようなディフェンスラインのミスを毎試合やられていたのではどんなに潤沢な戦力を持ったチームでも昇格などできないだろう。ディフェンスがザルだとレアル・マドリーやバルセローナだって簡単に負けるのだから。

 ただし、ルーカス、ルベンの若手DF2人はディフェンスのミスだけをあげつらっているわけではない。「確かにディフェンス上のミスはあったが、勝つにしろ負けるにしろ、我々がチームとして試合に臨んでいることは明白な事実。そういったことからすると、ディフェンスのミスはチーム全体のミスとも言える。もう一つ確かなことは、ディフェンスというのは前線からもできるものだ」とも語っており、暗にエルチェ戦で前線とディフェンスラインとの守備面での連携が上手く意思疎通できていなかったことを吐露している。

 なるほど、確かにダイジェストでしか見ていないと試合全体を通してチームとしてのディフェンスがどうだったのかは分かりづらい。ルベンとルーカスの言うことは至極全うなものかもしれない。

 最後にルーカスは、僕が以前の記事でも指摘したとおり、ほとんど半分以上のメンバーが今シーズンからの合流となっている選手であるために準備期間が全く取れていないことも現在の状況に影響を及ぼしていると愚痴っているが、同時に「それもそれで事実だが、決してそれを理由に敗れていいわけではない」ともコメントしている。

 コメントを読んでいると選手間でもいろいろな思いはあるようだが、総じて前向きで野心的なコメントが多いことには励まされる。
 試合は見れてもプレーできないファンにとっては、自分達の代弁者である選手達が同じ気持ちでプレーしてくれることが何よりの励みになるのだから。

◎ブログランキング◎


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

No puede ser.
2007年10月02日 (火) 12:00 | 編集

 ■El Elche suma su primer triunfo como local
  エルチェ、ホーム初勝利を挙げる

 リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第6節
 エルチェ 2?0 セルタ・デ・ビーゴ
 得点:13分 ベルビス(エルチェ)
     57分 ベルビス(エルチェ)
 @エスタディオ・マルティネス・バレーロ
 主審:エストラーダ・フェルナンデス(カタルーニャ協会)
 観衆:7,500人

 何も言うことは無い。こちらをご覧頂こう。

 ペーニャのこのミスは決して許されない。これほどのキャリアを持つセンターバックがなぜこんなミスを犯したのか。そもそもペーニャのところに来る以前になぜあれほど簡単に裏を取られているのかが意味不明。久々に「バカなセルタ」を見た気がする。

 同点にするチャンスはあったにせよ、あれを決められないようではプリメーラ昇格など夢のまた夢。この敗戦で目を覚ましてくれればいいのだけれど…。こんな馬鹿げた試合を見せられると現実逃避したくなる。

 というわけで、テンションを上げるためにコレを聞いて寝ることにしよう(笑)
 知っている人が聞くと「アレ?東京?」と思うかもしれないけれど、気のせいです! (笑)


    

/ / 人気ブログランキングへ / ブログランキング

↑ ご協力をお願いします ↑

©!!Hala Celta!!,Shima todos los derechos reservados / Template by 【投資信託のことなら】投信Web /

Powered by .
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。