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!!Hala Celta!! edicion Blog
セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
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Se fue. / 行ってしまわれた…。
2008年01月31日 (木) 22:55 | 編集
 ■El Celta cede a Roberto al Racing de Ferrol y Adrián al Nástic
  セルタ、ロベルトをラシン・デ・フェロール。アドリアンをナスティックへ放出。

 時差があるため、日本時間の31日。スペイン時間の30日に、セルタはブラジル人MFロベルト・ソウザをラシン・デ・フェロールへ。アドリアン・”トゥイーナー”・ゴンサーレスをジムナスティック・デ・タラゴーナへ、それぞれ今シーズン終了までのレンタルで放出することを発表した。

 移籍会見が放送されたのはロベルトのみ。「プレーできる能力を示せずにセルタを去るのは個人的には非常に不本意だし、様々なことにがっかりしている。ただ、ラシンでしっかりとプレーできることを証明したいと思う」
 セルタとの対戦がまだ残っているが?という記者の質問に対しては、
 「対戦するのはとても嫌だね(笑)まがりなりにも自分が所属していたクラブだし、つい昨日まではセルタで出場機会を得るために毎日トレーニングを重ねていたわけだから。ピッチに立つことがあったら、全力でプレーするだけとしか言えないな」
 とコメント。早速ラシンのチームカラーである緑のパーカーを着て記者会見に臨むなど、一応周囲には気を使っている様子が見て取れる。

 アドリアンに関しては特に映像でのニュースはなし。ついこの前はクインシーの不在によって自分にもチャンスが出てきたから当分はセルタで頑張るとかなんとか言っていたのに、急転直下で移籍が決定。本人の意思なのか、それともクラブの都合なのかは定かではないけれど、本人が11月から「プレーできないなら出て行きたい」と公言していたわけだから、覚悟を決めて臨んだ先週の試合で出場機会が得られなかったことと、恐らく左サイドの人材に困っているジムナスティックからのオファーがたまたま重なったのだろう。

 結局この二人は一度もプレーを見ることなくクラブを去ってしまった。レンタルということだから、ひょっとしたら今シーズン無事に昇格を果たしてプリメーラに復帰した時にチームに戻ってきて、テレビ放送があったらそこで目にすることはできるのかもしれないけれど、どうだろうか。プリメーラに復帰したからといっていきなりクラブにお金が増えるわけでもないから大物の獲得は難しいだろうし、そうなるとレンタル復帰組は貴重な戦力にはなるはずだが…。

 ■El Valladolid ficha a Aguirre y recupera a Manchev
  バリャドリー、アギーレを獲得し、さらにマンチェフを取り戻す。

 そして、結局ブルガリア人FWウラディミール・マンチェフはレアル・バリャドリーに今シーズン終了までのレンタルで復帰。バリャドリーにとっては昇格の立役者なだけに、彼が戻ってくること自体は大歓迎なのではないだろうか。まだ今シーズンのGuia MARCAを入手していないので詳しいことはわからないけれど、確かバリャドリーがセグンダAにいた時にはバカスカ点を獲っていたはずなので、その実力がまださび付いていないかどうか。

 しかし、マンチェフにとっては気の毒なシーズンだったような気がする。ストイチコフが「是非」ということでセグンダAで実績があり、尚且つ同じ国の人間ということもあって獲得したマンチェフだったけれど、結局あっという間にストイチコフが辞任(解任?)してしまい、後任でやってきたロペス・カーロからは全く戦力扱いされずに放出。本人にしてみれば「こんなことならあんなヤクザなおっさんの誘いに乗らず、大人しくプセラ(バリャドリーの愛称)にいればよかった」と思っていたところかもしれない。そうでなければわざわざバリャドリーに戻ったりはしないだろう。

 彼にはせいぜいパライーソ通りで飲んだくれたりしないで頑張ってもらいたいと思う。
 このパライーソ通りというのは200mくらいの小さな通りなのだけれど、通りの両側が全てバルという素敵な通りだ。バリャドリーでは有名な一角で、木曜から週末にかけての午後11時~午前4時という「メインの時間」や、9月のフェリアというお祭りの時にはこの通りが人で溢れて歩くのも一苦労なほどになる。
 ちなみに、ここから街の北に向かって15分ほど歩いたところにある地下のディスコには、当時バリャドリーでプレーしていたフアン・マヌエル・ペーニャが頻繁に出入りしていて、そこのDJと顔を合わせるといつも「昨日はペーニャが来た」とか「一昨日はペーニャが彼女と妹と一緒に酒を飲んでいった」とか聞いてもいないことを教えてくれた。

 前にもブログで書いたけれど、バリャドリーはワイン作りが盛んな地方なので、とにかく酒が旨い。ブルガリア人が酒好きなのかどうかはわからないけれど、飲みすぎてバリャドリーでも出場できなかった、なんてことがなければいいのだが…。
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Balonmano / ハンドボール
2008年01月30日 (水) 23:17 | 編集
 ■ハンドボール日本男子、韓国に惜敗 今大会での五輪切符ならず

 先週あたりからかなりメディアに取り上げられ、一躍ブームとも呼べる状態になっていた日本のハンドボール。女子、男子の試合ともフルマッチを見てしまい、非常に楽しい時間を過ごすことができた(テレビ観戦だったけれど)。
 もともと生観戦は無理だったのだけれど、聞けば入場チケットは発売から40分ほどで即座に完売したらしいというから「予選のやり直し」というセンセーショナルな事件とメディアへの登場回数が手伝って、「どれ、一度見に行ってみるか」という人達と、恐らくかなりの数がいるハンドボールファンが買い求めたに違いない。

 さて、「ハンドボール」は日本語だと「送球」。中国語だと「手球」らしいけれど、手でボールを扱ってゴールに投げ入れる=送るということだから、手球よりは送球のほうがやはりしっくり来るのだろうけれど、「ハンド(手)ボール(球)」という英語の訳としてはどうなのだろうか。意見が分かれるところだろう。
 スペイン語だとどうなるのか、と無理矢理自分のフィールドに話を持っていくのだけれど、スペイン語の場合は中国語のように「ハンドボール」の直訳で「Balonmano=バロンマーノ」と呼ばれる。「Balon」がボール。「Mano」が手。つまり、手球である。

 スペイン最大のスポーツ新聞、かつスペイン最大発行部数を誇る超巨大メディアであるMARCAにもこのバロンマーノの専門コーナーがある。リンクを見てもらえればわかる通り、個別に競技専門のコーナーが設置されているスポーツは言うまでも無くスペイン国内での人気スポーツである。
 サッカーはもはや語る必要も無いけれど、F1、自転車、バイク(MotoGP)、ラリー(WRC)、バスケットボール、テニス、ゴルフ、陸上競技、そしてハンドボール(バロンマーノ)。これらがスペインで一般的に人気のあるスポーツだ。ちなみにフットサル(Fúbol Sala=フッボル・サラ)も人気スポーツの一つだが、種目としてはサッカーの一部とされているため、スポーツ新聞のWebサイトなどではサッカーの一角にコーナーが設置されていることが多い。

 スペインのハンドボールはテレビでもちょこちょこ放映されていて、コパ・デル・レイの決勝などは国営放送TVEで生中継されるし、元々ヨーロッパでは全体的に人気があるため、サッカーやバスケットボールのようにチャンピオンズ・リーグもちゃんとある。スペイン国内の強豪と言うと当然FCバルセローナが第一に挙げられるが、順位表を見ると現在はシウダー・レアルに1ポイント差の2位。今後どうなるのだろうか。
 国内リーグはプロ。Liga ASOBAL(リーガ・アソバル)という名称だが、そこまで細かく見ていたわけでもないのでレギュレーションなどは全くわからないのが残念。なぜASOBALなのかを考えてみたが、恐らくAsosiación de Balonmano(アソシアシオン・デ・バロンマーノ)の頭文字を取ったとか、そんなところだろう。

 バルサはハンドボールのチャンピオンズ・リーグでも1996年から2000年まで4連覇するなど、ヨーロッパでも強豪中の強豪。サッカー、バスケットボールと並んでFCバルセローナの看板スポーツである。
 
 これだけだとハンドボールがスペインでどれだけポピュラーで身近かつ人気度の高いものかはわからないと思うけれど、ハンドボールの選手は存外に有名な場所にいたりする。
 現在は確か引退しているはずだけれど、スペイン国王フアン・カルロス1世とソフィア王妃の間に生まれたクリスティーナ王女の伴侶は、元バルサのハンドボール選手、イニャキ・ウルダンガリンである。スペイン代表としても大活躍した名選手で、確か92年のバルセローナ・オリンピックのハンドボール競技会場にクリスティーナ王女が観戦に訪れたのがきっかけで交際が始まったとかなんとか、スペインに住んでいた頃に昼間の下らないワイドショーみたいなテレビで言っているのを聞いた記憶がある。ちなみに、ウルダンガリンは確か2000年くらいに現役を引退しているはずだが、僕が初めてスペインに行った1999年に交通事故で大怪我をして、引退が早まる可能性があるとかなんとかで大騒ぎになっていたのを見た気がするし、入院中のウルダンガリンにはクリスティーナ王女がしっかりと寄り添っていたのも見たことがある。

 話が逸れたけれど、ハンドボールのスペイン代表は2005年に行われたハンドボール世界選手権で優勝するなど、一応ヨーロッパの強豪国。2000年には確か中央アジアだかグルジアだかそのあたりの国からかなり実力のある選手がスペインに帰化して、即代表入りし、それがスポーツニュースのトップニュースとして真昼間に伝えられていたことを覚えている。

 しかし、MARCAのハンドボール順位表を見ると、スペインはやっぱり広いなあと妙なところで認識する。レアル・マドリーも確かハンドボールチームは持っていたような記憶があるのだが定かではない。仮に持っていたとすれば、順位表の中にレアル・マドリーの文字が無いからそんなに強くはないのかもしれない。バスケットボールは強いのだが…。
 それはさておき、順位表に出てくる街の名前がサッカーとはまるで違う。サッカーではセグンダAですら名前の出てこないシウダー・レアルがハンドボールでは首位だし、恐ろしいことにグラノジェルスにハンドボールチームがあるなどという事実を僕は初めて知った。グラノジェルスというはバルセローナからセルカニーアスという日本で言う各駅停車みたいな電車で20分ほどの場所にある小さな街で、この街は僕の知識の中ではビリヤードのスリークッションで2001年のワールドゲームズ金メダルを獲ったダニエル・サンチェスの経営するビリヤード・クラブがあることくらいしか知らなかったのだが…。

 あれこれと書いては見たものの、結局何が言いたいのかよくわからない文章になってしまったのでこの辺でやめておく事にしよう。

 まとめるとすれば、いろんなスポーツがあって、それぞれ真剣勝負は面白いということと、やっぱり僕にはゴルフや野球など、道具が小さかったり細かったりするスポーツはやるのも見るのも向いていないということを改めて認識した3日間だったということだろうか。
    

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Trayectoria invernal / 冬の動向
2008年01月29日 (火) 21:45 | 編集
 ■La urgencia del Celta por reforzarse decrece a 48 horas del fin del plazo
  セルタの補強締め切り、48時間を切る。

 スペインの冬の移籍期間は1月31日の深夜0時で締め切られるが、今のところ噂レベルでも誰かを獲得するという話は聞こえてこない。
 この移籍期間中に発表されたセルタの新加入選手はフェルナンド・サレス(セビージャを自由契約)、ルイス・ガルシア(ヘタフェ)、アリエル・ロサーダ(トルーカ)の3名。フェルナンド・サレスはクインシー・オウス・アベイエがアフリカ選手権で不在の穴埋め兼、ヌニェスのバックアップとして。ルイス・ガルシアはホセ・マヌエル・ピントがバルセローナへレンタル移籍した穴埋めとして。そして守備的MFのバックアップがいなかった中盤の補強としてアリエル・ロサーダを獲得している。
 クラブ側は右サイドバックとFWのポジションに、1人ずつ選手を獲得したいと表明はしているものの、様々な側面からそのハードルは非常に高いものになっている。第一に、当初ロペス・カーロが「まだ完全な状態ではない」としていたジョルジュ・ルーカスがここのところ調子を上げてきており、FWに関してもヘスス・ペレーラが絶好調ともいえる状態で得点をコンスタントに挙げていることから、クラブの条件である「現保有選手と比較して明らかに優れている選手」が今のところ見当たらないこと。第二に、恐らくそういった選手は探せばいくらでもいるものの、「見当たらない」と判断せざるを得ない理由にクラブの財政状況が影響していることが挙げられる。

 メインスポンサーであるCaixa Nova(カイシャ・ノバ)が追加融資を決めているらしい(時期は不明)とはいえ、選手獲得にその増資分を割り当てると単純な支出にしかならないため、恐らく増資条件に選手獲得は考慮されていないだろう。それよりも収支バランスをまともにすることをスポンサーとしては当然求めてくるだろうし、Caixa Novaが地方信用金庫であることを考えれば尚更だ。

 カルロス・モウリーニョ会長とラモン・”アホ”・マルティネスSDは現在の戦力は十分に競争力を持っており、昇格争いに耐え得る戦力であると考えてはいるらしいが、それでもある種の「驚き」が起こることは否定していないようだ。…思わせぶりなだけだろうけれど、夏のクインシーやオッカスのこともあるから、2月1日になるまでまだまだわからないというのが本当のところだろう。

 ■La mejoría de George Lucas y el gran rendimiento de Jesús Perera hace más difícil mejorar esos dos puestos
  ジョルジュ・ルーカスとヘスス・ペレーラの好調振りが両ポジションの補強を困難に。

 この記事では、その右サイドバックとFWの補強についての状況についてレポートしている。右サイドバックについては、今シーズン開幕当初から確たるレギュラーを決められないまま来ており、ルーカスとフリアン・バーラがローテーションを繰り返し、このポジションを争い続けている。
 しかし、最後にローテーションが行われたのは第20節のサラマンカ戦で、19節のテネリフェ戦ではバーラが先発だったが、サラマンカ戦でルーカスがそれなりに満足のいくパフォーマンスを見せるとそれ以降はルーカスが先発を続けている。これで全てが決まりと言うわけではないのだろうけれど、ルーカスが好調の時にはダイジェストでも登場するようなプレーを披露できる選手ではあるので、負傷の影響が完全に無くなって復調すれば、ミチェル・サルガードやベラスコ以来の本職右サイドバックの復活になるかもしれない。

 最大の(嬉しい)問題点は前線のFW。オッカスが2週間前から負傷で離脱しているため、現在のFWは実質ペレーラ一人。ディエゴ・コスタも厳密に言えばFWなのだろうけれど、プレーを見ている限りだとセカンド・ストイラカー的な動きが多い。ペレーラのように背丈は無くても体の使い方とポジション取り、動き出しで点でも線でもゴールに絡めるストライカーというタイプではない。ペレーラの動きを見ていると、身体能力的な差はもちろんあるとはいえ、かつてのカターニャを思い出させる感じがする。カターニャの場合は圧倒的な跳躍力という特別な才能があったためにかなり空中戦では有利な戦いが展開できていたが、ペレーラの場合は裏への抜け出しやポストからの展開や低いアーリークロスへの飛び込みなどで打開するタイプかもしれない。

 ここ7試合で6ゴールを挙げ、尚且つ先発したのは10試合しかないにも関わらず7ゴールを挙げているというのは驚異的だ。したがって、「今ペレーラを先発から外すという考えは、経営陣も含めてクラブ内の誰の頭にもないこと」というLa Voz de Galiciaの指摘は正しいものと言えるだろう。

 おまけに、オッカスが今週から全体練習に復帰することも決まっており、ペレーラ、オッカス、ディエゴ・コスタの3人で前線を回すとなると、もう一人のFWを獲得するのは彼ら3人を明らかに上回る実力の持ち主で無い限り無駄になる。

 いずれにしても、誰かがやってくるにしろ来ないにしろ、ベンチの状況はある程度バランスの取れた状態にあることは確かなのかもしれない。
    

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Segunda victoria consecutiva. / 2連勝。
2008年01月28日 (月) 22:46 | 編集
 ■El Celta se pone a un punto del ascenso
  セルタ、昇格圏内へ1ポイントに詰め寄る。
 ■Un paso hacia la cima
  頂上への一歩。 

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第22節

得点者ホームスコアアウェー得点者
 コルドバ0-2セルタ・デ・ビーゴ18分、カノッビオ
87分、ペレーラ
主審

ロムアルド・カバジェj-ロ・エレーロス (リオハ協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年1月27日 / エスタディオ・エル・アルカンヘル 観衆:10000人

警告

コルドバ

アルテアーガ、ダニ

セルタ・デ・ビーゴ

カノッビオ、ロサーダ
退場

アルテアーガ(警告×2)


 スペイン語で連勝のことを「Victorias Consecutivas=ビクトリアス・コンセクティーバス」と言う。ド直訳すると「連続した勝利」という意味だ。

 今シーズンのここまで、セルタは第4節アウェーのポリデポルティーボ・エヒード戦、第5節ホームのラス・パルマス戦以来、一度も連勝することなく戦ってきた。「今シーズン唯一の連勝」と言えば聞こえはいいかもしれないが、ポリ・エヒードは現在21位。ラス・パルマスも今でこそ18位だがついこの間まで最下位に沈んでいたチーム。勝利したという事実は重要だったけれど、その価値がどの程度あったのかということは、あまり触れないでおいたほうが良さそうだ。

 ダイジェストを見てもわかる通り、さほど内容的に「素晴らしい」と手放しで喜べるような試合ではなかったのは確か。特に前半に起こった、ペナルティエリア内での二つの微妙なジャッジは、明らかに誤審の部類に入るものだった。
 ただ、そうは言っても決して評価できない勝利だったわけではない。まず第一に今シーズン二度目の連勝を成し遂げたということは非常に価値のあることで、前節のアラベスが16位。今節のコルドバが15位だったとは言っても、シーズン序盤の連勝と折り返し地点を過ぎてからの連勝では意味が異なる。特にあと20試合「しか」残されていない現状では、順位が上だろうと下だろうと、とにかく勝利して勝ち点3を挙げ続けることが最も価値のあることになる。これは1部リーグだろうと2部リーグだろうと変わらないことだけれど、特に昇格を本気で狙うのであればあるほど、優勝を狙うのであればあるほど重要なことであるのは間違いない。

 そういった意味では、今節の連勝(の事実)は、まさに求められていることを成し遂げたということになる。何より、この勝利によって昇格圏まで残り1ポイントに詰め寄った。前回詰め寄った時には振り切られた感があったが、幸いにして上位3チームの潰し合いや取りこぼしにも助けられ、首位ともまだ10ポイント。2位とも7ポイント差に留まっている。

 折り返しを過ぎた段階で首位と2位が独走状態になっていた場合が一番怖かったが、幸い今の状況だけを見れば、まだまだセルタがセグンダ優勝という結果を手に入れる可能性も残されていると考えるべきだろう。
 「とにかく第42節が終わった段階で3位以内にいればいい」という考え方も当然一つあるのだけれど、いろいろな可能性を考えてみると例えば「残り10試合で2位と16ポイント差。3位と4ポイント差。下位との差はわずか3ポイント」みたいな状況になった場合、セルタにかかるプレッシャーはとてつもないものになる。それを跳ね除けてこそ本物だ、とビッグクラブのファンなら嘯けるのだろうけれど、悲しいかな、僕のような中小の貧弱な経営基盤しかもたない勝負弱すぎて話にならないクラブのファンとしては、「そんなプレッシャーはいらないから誰も気付かないうちに昇格できればベスト」とすら思ってしまう。

 それにしても、今シーズンのヘスス・ペレーラの活躍ぶりを見ると、どうしてこのプレーをプリメーラでできなかったのかという思いと、どうにかしてバイアーノと組み合わせて使うやり方はできなかったものかと悔しくなる。もっとも、プリメーラではほとんど出番が無かったわけだからそもそもが以前から言っているようにセグンダ・マスターでしかないのかもしれないけれど…。
 まあ、多少からかい半分で付けた呼び名ではあるけれど、前回の降格時にも彗星のようにセグンダ・ブエルタからセルタに移籍してきて(元々はマジョルカ)、幾度となくピンチを救い、昇格を決めたジェイダ戦では決勝ゴールを決めた選手。個人的にはあの試合のことは今でも覚えているだけに思い入れはかなり深いので今のセルタでも1,2を争うお気に入りの選手であることは間違いない。
 今シーズンもここまで既に7ゴール。一時期は新加入のオッカスに出番を奪われ、ゴール数でも圧倒的に差を付けられていたが、ここ3ヶ月の獅子奮迅の活躍ぶりは注目に値する。

 今節の決勝点となった2点目も、FARO DE VIGOの記事が指摘しているようにあれだけサポートの全くない状態から振り向き様にディフェンダーをかわしてGKとのあの距離を制してゴールできるというのはプリメーラでもなかなかお目にかかれないシーンだと思う。恐らく、それだけ体もキレていて調子も良く、気持ち的にも迷いがなく乗っているのだろう。

 ダイジェストにはあまり登場しなかったが、ついこの間加入したばかりのアリエル・ロサーダも早速交代で56分から出場し、そのまま試合終了までプレー。今後ビトーロやマリオ・スアレス、ホルヘとの出場争いが待っているだろうけれど、毎試合中盤の構成が違うだとか、相手によって連携を崩すことなく選手を使い分けられるような柔軟性をチームが持つことができれば、それはそれでチームとして一つの強みになるだろうからロサーダには一日も早くチームへ順応してもらいたいものである。

 それはそうと、アルテアーガがコルドバにいたことにちょっと驚いた。名前を聞かなくなったと思ったらこんなところにいたとは…。


セルタ・デ・ビーゴ (セグンダA第22節:対コルドバ戦@エル・アルカンヘル)
 ペレーラ 
 
 カノッビオ 
 
フェルナンド・サレス(→66分�ヌニェス
 
ビトーロホルヘ(→59分、ロサーダ)
 
アグスルーカス(→86分、バーラ)
レキルベン
 
 エステバン 
    

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A punto de....? / 今、まさに…?
2008年01月28日 (月) 00:08 | 編集
 ■セグンダ・ディビシオンA 第22節-2日目第1試合終了時 

リーガエスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第22節-2日目結果
サラマンカ0-0マラガ

順位表(第22節暫定版)

順位チーム名勝ち点
1ヌマンシア45
2マラガ42
3スポルティング36
4レアル・ソシエダ※34
5エルチェ33
6セビージャ・アトレティコ33
7セルタ・デ・ビーゴ※32

 これで勝てなければただのマヌケだ。恐らく今後数週間か数ヶ月、こんな千載一遇のチャンスは訪れないだろう。
 このチャンスを生かせなければこの先どんなに昇格に近づいたとしても昇格そのものを逃すことになるに違いない。そうとしか思えないような状況が、今来ている。

 アウェーだとか前回の対戦成績だとか、そういう問題ではなく、この状況、この順位、このポイント差であることが目の前の現実だとわかっているなら、やるべきこと、やらなければならないことは自ずと一つしかない。

 それすらわからないチームではないと、僕は彼らを信じたい。
    

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セグンダ・ディシビオンA 第22節-1日目
2008年01月27日 (日) 20:54 | 編集
 ■第22節-1日目結果 
リーガエスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第22節-1日目結果
テネリフェ1-1セビージャ・アトレティコ
アラベス1-1ジムナスティック
ポリデポルティーボ・エヒード1-1スポルティング
エルチェ1-1アルバセーテ
ラス・パルマス1-2ヌマンシア

 さて、昇格を狙っているクラブにとってはこれ以上ないほど都合のいい展開となった。第22節の1日目を終えた段階で、昇格圏内にいる上位3チームのうち、勝利を収めたのはヌマンシアのみ。スポルティングはポリ・エヒードにアウェーとはいえまさかの引き分けに終わっている。
 この記事を書いている日本時間27日の午後20時45分現在では、エルマンティコで行われているサラマンカ対マラガもスコアレスのため、この時点では4位と昇格圏内との差はわずか1ポイント。今日試合のあるレアル・ソシエダは是が非でもカステジョンに勝利して昇格圏内に入りたいところ。セルタもエル・アルカンヘルで行われるアウェーのコルドバ戦に勝てば昇格圏に1ポイントまで再び迫ることになる。問題はしっかりと勝てるかどうかだが…。
    

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お楽しみはこれからだ。
2008年01月26日 (土) 22:38 | 編集
 ■Molinero o Josemi, alternativas para la banda derecha viguesa
  モリネーロかホセミ、二者択一でセルタの右サイドへ。

 セルタには今のところ右サイドバックとしてブラジル人のジョルジュ・ルーカスとスペイン人のフリアン・バーラがいるが、ロペス・カーロはどうやらあまりこの二人がお気に召さないらしい。
 確かにこれまでのダイジェストを見ていても右サイドバックの攻撃参加による得点シーンはあまり見たことが無く、唯一ルーカスが記憶に残っているくらい。バーラに至ってはダイジェストですら登場する機会が少ないのでどんなプレーをするのかも良くわからない状態だ。

 そんな中、セルタのカルロス・モウリーニョ会長はフェルナンド・サレス、ルイス・ガルシア、アリエル・ロサーダに続く補強策として、右サイドバックを一人とFW一人を考えているらしい。で、その右サイドバック候補がビジャレアルで全く出番の無いホセミと、マジョルカでちっとも試合に出ていないモリネーロの二名。元々セルタとしては同じマジョルカのメキシコ人DFカストロの獲得を狙っていたらしいが、どうやらマジョルカに断られたらしい。

 FWに関してはレクレアティーボを戦力外になっているコンゴを狙っているようだが、あのコンゴなのかどうかは不明。FWはいくらいても足りないくらいだとは思うが、あまりお金をかけ過ぎても良くないような気はする。高い移籍金を払ったからといって結果が出せるわけでもなく、いろいろな意味で最もリスキーなポジションなのだから、相当な吟味は必要になるだろう。

 ■Los refuerzos, a escena
  新加入選手、ステージへ。

 フェルナンド・サレスは既に先週のアラベス戦でちょこっと顔見せをしているが、GKのルイス・ガルシアは当然のことながら出場は無し。つい一昨日加入が発表されたアリエル・ロサーダについては今週のデビューがあるのか否かが注目されていたが、どうやら召集メンバーには入ることが確実らしい。

 セルタは昨日、ブラジル人MFロベルト・ソウザに対して召集外を宣言。それがロサーダを召集メンバーに組み込むためだと説明したらしい。LFPの公式サイトに出ているのかもわからなければそういうレギュレーションになっているのかどうかもハッキリとは聞いていないから曖昧だが、どうやらここまでの話をまとめて類推すると、今シーズン(ひょっとするともう少し前から)は所謂EU圏外選手「エクストラ・コムニタリオ」の登録・召集は2名までになっているようだ。段階的に減らしていく方向性は2000年くらいに決まってはいたはずだと記憶していたのだけれど、どうせスペインのことだからなし崩しになるんじゃないかと思って大して気にも留めていなかったのだが…。

 それはともかく、とりあえずロサーダが試合に出るかどうかは別にしても、これで戦力として考えるべきエクストラ・コムニタリオはディエゴ・コスタとアリエル・ロサーダに絞られたと言ってもいいのだろう。

 今日の試合でスポルティングがアウェーでポリ・エヒードに負けるようなことは無いとは思うけれど、FARO DE VIGOの試算では昇格に必要な勝ち点はセグンダ・ブエルタ(後半戦)だけで43ポイント。プリメーラ・ブエルタ(前半戦)を終えて32ポイントだから、少なくともあと4試合は多く勝利しなければならないことになる。そのための第一歩としてコルドバに勝利することは、アウェーとはいえ半ば絶対条件のようなものだろう。

 どうなることやら。

 ビーゴ現地のサイトで紹介されていたロサーダのチャカリータ時代の映像があるので貼っておくことにしよう。これを見る限りだと…なかなかイイんじゃないの?


    

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移籍にまつわるエトセトラ。
2008年01月25日 (金) 23:08 | 編集
 ■El argentino Ariel Rosada, tercer refuerzo del Celta
  アリエル・ロサーダ、セルタの3番目の「冬の」加入選手に。

 昇格に向けて、セグンダ・ブエルタではこれまで以上の勝ち星が求められるセルタは、フェルナンド・サレスに引き続き、アルゼンチン人MFアリエル・ロサーダを獲得した。
 正直な話、聞いたことも無い選手だから「果たして役に立つのか?」という気がしないでもないが、一つだけ言えることはこれまでも「誰、それ?」みたいな選手を次々と獲得しては妙に活躍(セルタ的には)させてきた歴史がある。グデリしかり、ジョバネーラしかり、イリネイしかり。マリオ・トゥルドは…まあある意味伝説は残したが。

 とにかく、ここまで自分が知らなかったとしても、このロサーダが計算できる戦力になる可能性は十分にあると言える…といいなあと思っている。せっかく獲得しても昨シーズンのバモゴみたく大した仕事をできないままおさらばになるケースもあるが。

 ロサーダの契約は2年半。ポジションは所謂ボランチで、フィジカル系の選手らしい。現在29歳のロサーダが契約満了となる時には31歳になっていることになる。キャリアとしてはアルゼンチンのボカ・ジュニオルスでデビュー。その後1998年にオランダでは一昨年旋風を巻き起こしたAZアルクマールに移籍。20歳の時にはアルゼンチンのチャカリータ・ジュニオルスに移籍し、その後は国内でニューエルスに移籍。つい最近ではメキシコのトルーカに所属していたらしい。ちなみに、現在のトルーカの監督は以前アルゼンチン代表監督を努めていたホセ・ペケルマン。

 セルタの思惑としては、ロサーダを獲得してロベルト・ソウザをサラマンカへレンタル放出した上でEU圏外枠を一つ空けたいという思いがあったらしい。スペイン語で「エクストラ・コムニタリオ」と呼ばれるEU圏外枠はディエゴ・コスタとロベルトが占めているが、ディエゴ・コスタはロペス・カーロにとってもクラブにとっても重要な選手であることは一目瞭然で、出て行くとすればロベルト以外は考えられない状況なのだけれど、ロベルトは「もし、新しい外国人のボランチが来るのだとすれば、それは暗に自分に対して出て行くように言っていることと同じだと思うが、クラブがそうしたいのであれば、代理人と話す必要はあるだろう」とコメント。ロペス・カーロから戦力外であることは告げられているそうだが、それでもセルタに拘る理由が良くわからないところではあるものの、愛着を持ってくれているのだとすればそれはそれでありがたいことではあるのかもしれない。

 ただ、セルタに移籍してきたのが3年ほど前で、今シーズン開幕まではほとんどとサラマンカへのレンタルで過ごしてきたロベルトである。ろくすっぽプレーもしていないクラブに愛着があるとも思えず、恐らく頑なに安易な移籍を拒むのだとすれば、代理人とのビジネス的視点から見た対応なのだろう。…とでも思わないと理解しかねるコメントではある。何しろあと2年もの契約期間をロベルトは持っているわけだから、移籍金が発生する完全移籍と契約解除の放出では代理人も商売あがったりだろう。レンタルだったとしても代理人に旨みはないのかもしれない。

 ■Adrián está dispuesto a quedarse y pelear por un puesto
  アドリアン、残留しポジションを争う覚悟。

 11月頃から「試合に出られないなら俺は出て行く」と公言して憚らなかったアドリアンだが、ここに来て「親の七光りではやっていけない」ということを身に染みて思い知っているのではないだろうか。

 アドリアンとしては、あんな時期からヤイヤイ騒いでいたのは冬になるべく早い段階で移籍するための作戦だったのだろうけれど、レアル・マドリー・カスティージャでも大した実績を出していない上にセグンダ・セルタですらレギュラーを取れないようではプリメーラやセグンダのクラブですらも積極的に獲得しようとは思わないだろう。そもそもレアル・マドリー・カスティージャでプレーできていたのだって、ミチェルという偉大な父親があってこそのことだったのかもしれないし…。というのはちょっと大げさすぎる穿った見方かもしれないが、とにもかくにも今のところアドリアンにはまだ一つのオファーすら届いておらず、本人が出て行きたいなら契約を友好的に解除する以外に道は無い状態になっており、今週のコルドバ戦に仮に出場するようなことがあれば、それが今シーズン5試合目の試合出場になるため、その時点で「アドリアン・ゴンサーレスの移籍大作戦」は敢え無く終了ということになってしまう。

 ただ、そういったネガティブな要素だけが本人を残留に傾けさせているというわけではなさそうだ。今週に入ってアドリアンは妙に練習にヤル気を見せているらしく、その結果コルドバ戦に召集されるかもしれないという情報もチラホラと聞こえている。
 アフリカ・カップ・オブ・ネーションズ(以下アフリカ選手権)に参加して恐らくあと3週間くらいは帰ってこないクインシーの後釜に、決定的な選手を見出せていない現状においては、アドリアンが唯一の専任の左サイドプレーヤーということになる。広い意味ではフェルナンド・サレスもそうなのだけれど、如何せん実践から離れ過ぎていて、常識的に考えてよほどのレベルの選手でもない限りこのブランクを簡単に埋めるのは難しいだろう。
 そう。かつての我らが皇帝アレクサンデル・”ツァー”・モストヴォイ陛下のように、復帰第一線でゴールを決めるなどという離れ業はなかなかできるものではない。そして、その3日後に「背中が痛いからもう辞める」と出奔するなどという離れ業もそうそうできることではない。

 話が反れたが、ともかく若気の至りを起こした挙句、「ヤツがいないなら俺にもチャンスが」とばかりにプリズン・ブレイク・シーズン1のトゥイーナーみたいな変わり身の速さでアドリアンは練習に熱を入れているらしい。だが、彼の熱意が実を結ぶのかどうかは、マイケル・スコフィールドの如く策を練りまくっているであろうロペス・カーロが何を考えているかに依存しているというのが今のところの状況となっている。果たしてアドリアン・”トゥイーナー”・ゴンサーレスに明日はあるのだろうか。

 そればかりが気になるニュースである。
    

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Y se quedó una esperanza. / そして希望が残った。
2008年01月20日 (日) 17:53 | 編集
 ■El Celta aprovecha los 'regalos' del Alavés
  セルタ、アラベスからの「プレゼント」を活かす。 

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第21節

得点者ホームスコアアウェー得点者
28分、アガンソ
82分、ガブリ
アラベス2-3セルタ・デ・ビーゴ12分、ディエゴ・コスタ
55分、ホルヘ・ラレーナ
87分、ヘスス・ペレーラ
主審

ペレス・モンテーロ (アンダルシア協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年1月19日 / エスタディオ・メンディソローサ 観衆:7201人

警告

アラベス

コロミーナ、アガンソ

セルタ・デ・ビーゴ

ヌニェス、ディエゴ・コスタ
退場

無し

 


 とりあえず勝った、というのが正直なところなのではないかと思う。土曜日に行われた試合ということもあり、暫定で勝ち点では3位のスポルティングに並んだものの、今日12時(日本時間午後8時)から行われるエイバル対スポルティングの一戦次第ではまた昇格圏との差が元に戻ることも考えられる。尚且つ、3位を争うほかのクラブも日本時間の今日深夜に試合を控えているため、月曜日にならないと実際の順位は見えてこない。

 ただ、それでも負けないよりはずっとマシだっただろう。オッカスが再び負傷で3週間戦列を離れることが決まったり、加入したばかりのフェルナンド・サレスが出場したものの、使えるメドが立っているのか立っていないのかわからない状態だったり、負傷明けのカノッビオをどこまで使えるのかが一切見えない状況だったりするわりには、終了間際にコロミーナの凡ミスに助けられてペレーラが勝ち越しゴールを決めることができた。終了間際に追いつかれるという悪癖をまた犯したのかと思いきや、その2分後に勝ち越し。今シーズン、恐らく初めてとも言える展開で勝利を収めることができたのは100%とまではいかなくても、まずまず満足しなければいけない結果だと言えるだろう。

 ただ、エステバンがPKを与えてしまったあのプレーは頂けないし、28分のアガンソのゴールも本来ならあってはならないこと。せっかくピントからスタメンを奪い取ったのに、こんなミスを度々犯しているようでは、すぐにルイス・ガルシアにスタメンを奪い返されることにもなりかねない。腐っても代表GKだった選手なのだから、そのあたりはしっかりしてもらわないと困る。試合後の記者会見でPKについての質問が出た時に「なんだ、PKをストップしたことをお祝いするために来たんじゃないのかよ(笑)。結局あのミスについてのことかい?」(◆Esteban: "Hemos sabido sufrir para ganar"◆より)などと冗談を言っている場合ではない。

 もっとも、メンディソローサで勝利するということはお互いがプリメーラにいた時には滅多にお目にかかれなかった出来事で、実際僕もキニエラの賞金をアウェーのアラベス戦に勝利をマークしてしまったおかげで取りっぱぐれたことがあるくらいだ。

 本来だったらもっと素直に勝利したことを喜びたいのは山々なのだけれど、これでリーグ戦も半分が終わってしまったということを考えると、もろ手を挙げて喜ぶわけにもいかない。

 ロペス・カーロは「前半戦の結果にはある程度満足はしている。チームとしてもそこそこ形になってきているし、昇格圏内から勝ち点が大きく離されているわけでもない。ただし、リーグ戦はここからが本番だ。あと半分が残っているし、当然プリメーラ・ブエルタ(一回り目。前半戦の意味)の試合を各クラブが分析し、対策を練ってくるだろう。セグンダ・ブエルタ(二回り目。後半戦の意味)は恐ろしいものになりそうだ」とコメント。監督はしっかりわかっているようだ。さすがにレアル・マドリーをわずかでも率いてプリメーラを戦っただけのことはある。

 ネガティブな要素を探そうと思えばいくらでも探せるのだろうけれど、チームとしてもファンとしても、今はとにかく前を向いて次の1試合1試合に向き合っていくしかなさそうだ。
    

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続・行く人、来る人。
2008年01月20日 (日) 17:20 | 編集
 ■Pinto será presentado con el Barcelona este viernes
  ピント、金曜日にバルセローナで加入会見。
pinto-barcelona.jpg

 さて、結局ピントバルサへ今シーズン末までのレンタル+買取オプション付きの契約で移籍。どうやらセルタとしては完全移籍で売却し、移籍金を獲得しようと目論んでいたらしいが、そこまでの進展はなかったようだ。もしもバルセローナがあくまでもピントはアルベール・ジョルケーラの負傷が回復するまでの「代理」という意味だけで考えているようなのであれば、この決定は理解できる。そうでないのだとすれば、ピントが今後桧舞台で活躍することは少し難しい可能性が高くなる。

 現在バルセローナのゴールマウスを守るビクトル・バルデスは下部組織からの叩き上げ。アルベール・ジョルケーラに至ってはカタルーニャ人ということもあってカタルーニャ代表にも選ばれている。そもそもジョルケーラの負傷は年末に行われたバスク代表対カタルーニャ代表の「国際親善試合」でのこと。バルサとしてもジョルケーラが将来的にバルデスに代わってゴールマウスを守るということも当然想定していたことだろう。その最中のこの負傷劇を考えると、今回の負傷ごときでカンテラ育ちのカタルーニャ人GKをあっさり袖にするようなことは考えにくい。

 なお、今回の買取オプションは契約満了期限となる5月31日よりも前に行使しなければならないため、もしそれまでの4ヶ月間でジョルケーラの復帰のメドが立ち、バルサの今後に向けてのプランに変更が無いようであれば、ピントは再びビーゴに舞い戻ることになる。ただ、今回の移籍に関してはピントにとって背水の陣ともいえるような状況であることは、以下のニュースから見ても明らかだろう。

 ■Luis García, nuevo portero del Celta
  ルイス・ガルシア、セルタの新たなゴールキーパーに。

luisgarcia180108_ES.jpg ルイス・ガルシアはアルゼンチン代表のアボンダンシエリにポジションを奪われるまではヘタフェの正GKだった選手。05-06シーズンにはスターティングGKとして25試合でプレー。06-07シーズンはリーグ戦こそ3試合しかプレーしていないが、コパ・デル・レイでは全て彼がヘタフェのゴールマウスを守ってきた。
 ミカエル・ラウドルップが監督を務める現在のヘタフェだが、知っての通り昨シーズンまでのヘタフェは現レアル・マドリー監督のドイツ人ベルント・シュスターが率いていた。監督も代わり、改めてスタメンを奪回しようと思っていたであろうルイス・ガルシアだったが、アボンダンシエリ同様、若年代のアルゼンチン代表でゴールマウスを守るオスカル・ウスタリまで来てしまったものだから、もはや彼にはノーチャンスだったといっていい。その中で、セルタも当初はウスタリのレンタルを希望していたらしいが、結局ヘタフェとの合意が得られず、ルイス・ガルシアを獲得する運びになったようだ。契約は今のところ今シーズン末までのレンタルということになっているため、今後どうなるのかについてはバルサの思惑次第ということになるのだろう。
    

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スペイン関連話拾い読み。
2008年01月16日 (水) 23:47 | 編集
 ■El COE retira la letra del himno español
  スペインオリンピック委員会、スペイン国歌への歌詞付与を撤回。

 「国歌斉唱時の選手達が手持ち無沙汰に見えてみっともないのではないか」というよくわからない理由で歌詞を公募し、付与しようという動きのあったスペイン国歌だったが、結局「国民全体のコンセンサスが得られていない」ということを理由に早期の歌詞付与は見送られることになったらしい。

 もともと、300年近くに渡って歌詞もなく受け継がれてきたスペイン国歌にいきなり歌詞を付けようと言い出しても改革だの改善だの変化だのをそんなに好む気質でもないスペイン人達にしてみれば、「????」という感じだったのではないかと僕は想像している。

 ヨーロッパ諸国の国歌に付けられている歌詞は、その国の言葉を知らずに聞いていると局長も荘厳なものだったり厳かで厳粛なものだったりして憧れを持って聞く人もいるのではないかと思うけれど、成り立ちなり、歌詞の意味や背景を細かく拾っていくとけっこう微妙なものも多かったりする。確か現統一ドイツの国歌も歌詞についてはいろいろと議論が重ねられてできたものだと聞いているし、その過程では旧東ドイツに対してかなり気を使った内容だったと聞いた記憶がある。内容はよく知らないけれど。

 フランスのラ・マルセイエーズにしてもフランス革命の内情を知ると、果たして現代の国歌として100%適しているのかという感じはしないでもない。この辺は主観が入ってくるし、他の国のことだから関係ないといえば関係ないのだけれど。

 ちなみに、今回の歌詞公募では最終的に決まった歌詞をプラシド・ドミンゴが歌うという計画だったらしいが、それもオジャン。以下がその歌詞。
 ¡Viva España!
 Cantemos todos juntos
 con distinta voz
 y un solo corazón

 ¡Viva España!
 desde los verdes valles
 al inmenso mar,
 un himno de hermandad

 Ama a la Patria
 pues sabe abrazar,
 bajo su cielo azul,
 pueblos en libertad

 Gloria a los hijos
 que a la Historia dan
 justicia y grandeza
 democracia y paz

 ちょっとめんどくさいので和訳は無しで。気が向いたら追加します。

 ■市民婚増加
  以前紹介した政府と教会の骨肉の争いで話題になっていた結婚の話題。とうとうコムニダー・デ・マドリー(マドリー州)では教会婚を市民婚が上回ったらしい。
 マドリーで結婚したカップルのうち約60%が市民婚を選択した計算になるとのこと。ただ、恐らく結婚手続きをどうしたのか、というよりは離婚の割合がどれくらいになっているのかということと、離婚を選択するカップルがどれくらいになっているのかというところのほうが気になる部分ではあるが、恐らく今ほど離婚手続きが簡略化されていなかった頃からも「事実離婚」みたいなものは多かったはずだから、実情はそれほど大差ないのかもしれない。教会からすると「だったら簡略化するなよ」という話になるし、反対勢力からすれば「だから簡略化するんだ」となる。見方の違いによって言うことは当然違ってくるのだからこの辺は厄介だ。どっちが正しいというものでもないだろうし。


 ちなみに、僕は歌詞の無いスペイン国歌が好きだ。サンティアゴ・ベルナベウでのスペイン代表戦にフアン・カルロス1世が来た時に国旗の色にモザイクを作って国家が演奏されたのだけれど、どこからとも無くメロディーを歌い始めた人がいて、それが7万人に伝播して壮大なハーモニーを奏でたことがあった。フランスのラ・マルセイエーズも実際に聞いたら凄いのだろうけれど、歌詞のないメロディーだけを歌うあの迫力もけっこう捨てがたいんじゃないかと僕は思っている。
    

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旅路は続くよ、どこまでも。
2008年01月16日 (水) 22:59 | 編集
 ■Víctor Fernández: "La ilusión ha podido más que la razón"
  ビクトル・フェルナンデス「理想の中では現実よりも上手く行っていたのだが」

 ビクトル・フェルナンデスはセルタファンにとって、バルセローナファンにとってのヨハン・クライフのようなもの。
 レアル・サラゴサでラドミール・アンティッチのアシスタント・コーチ(スペインでは第2監督と呼ばれる)として1988年に28歳の若さで指導者としてのキャリアをスタートさせ、1990年には30歳で監督に就任。翌91-92シーズンにはコパ・デル・レイ決勝に進出し、キンタ・デ・ブイトレがまだ生き残っていたレアル・マドリーに0-2で敗れるものの、準優勝の成績を残し、93-94シーズンには再びコパ・デル・レイ決勝に進出。サンティアゴ・ベルナベウで行われた決勝ではサンティアゴ・カニサーレスがゴールマウスを守り、チェチュ・ロホが指揮するセルタと対戦し、見事優勝。当時「欧州3大カップ」と呼ばれていたカップ戦の一つ、カップウィナーズ・カップへの出場権を手に入れ、94-95シーズンにはフアン・エドゥアルド・エスナイデルを軸にカップウィナーズ・カップでも見事に優勝を果たした。この時わずか34歳。

 98-99シーズンにセルタの監督に就任し、その後のセルタの躍進があって、今僕はこんなブログを書いている。彼がいなかったら恐らくこのブログはこの世の中に存在していなかったことはほぼ間違いない。

 そんな彼は学校で哲学を専攻していたらしく、記者会見などでのコメントも実に哲学的であまり直接的なコメントを発することは多くない。記者をはぐらかすような微妙な言い回しや、わかったようなわからなような軽妙な例え話でその場をやり過ごしてしまう。言ってみれば、イビツァ・オシムみたいな記者会見をする監督だった。

 生まれも育ちもアラゴン地方の人間だけあって、若い頃からサラゴサのファンだったらしく、サラゴサにはずっと特別な感情を持っていたという話は度々聞いていた。だからこそ、今回の解任劇はショックでもあり、内心ホッとしたところもあったのだろう。詳しい話はスポーツナビの記事のほうが読みやすいだろうからそっちを読んでもらいたい。

 ただ、タイトルのMARCAの記事に飛んでもらい、記者会見の動画を見てもらうとわかるが、彼があれだけ記者会見でダイレクトに「もう監督としてサラゴサに戻ってくることは金輪際ないよ(笑)。次があるとすれば会長とか、GMとか…なにかその辺がいいな(笑)」とぶっちゃけていたことが意外だった。つまりは、それだけサラゴサというクラブを愛していたのだろう。
 恐らく彼にとってはサラゴサが自分のサッカー人生の象徴みたいなものなんだろうと僕は思う。選手としてはテルセーラ止まりだった彼が、若干28歳で監督としてのキャリアをスタートさせ、同い年の選手がまだまだ現役としてバリバリにプレーしている最中に欧州カップで優勝。様々な思いを交差させながら当時の彼はサラゴサで戦っていたのではないだろうか。

 セルタが最も波に乗っていた時期、40歳だった彼も既に48歳。昨シーズンのサラゴサの試合をダイジェストで少しだけ見たことがあるけれど、チームのリズムが「あの頃」のセルタに酷似していたのを感じて、何だか懐かしいものを見たようなそんな気がした。
 しかし、何だかんだで毎年切れることなく監督業を続けているというのは、それはそれで凄いことかもしれない。

 一度、ビーゴ市内のカフェで彼とバッタリ会って、お互いに顔を覚えていたこともあり話をしたことがあるけれど、その時に言っていた「日本には非常に興味があるんだよ。カナダを旅行した時に同じバスで一緒だった日本人の夫婦がとても親切でね。ガイドブックももらって家に置いてある。落ち着いたら3ヶ月くらいかけてじっくり旅行してみたいと思っているんだ」という望みは、今年は実現するのだろうか。まあ、忘れてるかもしれないけど。

 そのうちレアル・マドリーの監督になるだろうとか言われていたが、それはどうなのかという感じはする。今のレアル・マドリーだと監督にもブランドや出自を求めそうな感じがするので、今のキャリアだと難しいかもしれない。

 まあ、ともかくお疲れ様。気が向いたら昇格した後にでもまたセルタに来てくれたら嬉しい。
    

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行く人、来る人。
2008年01月16日 (水) 00:22 | 編集
 ■Pinto está a la espera del sí del Celta para recalar en el Barça
  ピントバルサ出港へ向けたセルタの「GOサイン」を待つ。
 ■Principio de acuerdo entre Pinto y el Barça
  ピントバルサ、大筋で合意。

 さて、血迷ったのかどうかが見物なバルサは、セルタのGKホセ・マヌエル・ピント本人と大筋で移籍の合意に達したらしい。本人はここまで肯定も否定もせずに来ていたから、当然こうなる可能性もこちらとしては考えていたわけだが、いざこういうニュースが表沙汰になってみると、意外とショックを受けない自分がいる。
 既にここまで壊れたチームがこれ以上壊れることもないだろうという気持ちがどこかにあるのかもしれない。

 リーガ・エスパニョーラを日本でほぼリアルタイムで視聴できるようになって約10年。この10年の間でセルタファンになった日本のファンからすれば、グスタボ・ロペスがいなくなった時点で追いかけていた一つの時代が終わったという感じかもしれない。

 まだクラブ間交渉は残っているようだからこの後どう転ぶかはわからないというところはあるが…。

 そして、去る(かもしれない)選手がいれば、来る選手もいる。

 ■El gran reto de Sales
  サレスの大いなる挑戦。
 ■Sales: "El Celta era mi primera opción"
  サレス「セルタはずっと第一の選択肢だった」

 2007年10月29日にセビージャとの契約を解除し、フリーになっていたMFフェルナンド・サレスがセルタの選手として記者会見を行った。
 サレスの契約期間は今シーズン終了まで。ただし、今シーズンの残り22試合中、半分の11試合に出場した場合、1年間の契約延長オプションを行使できる権利が付帯する契約になっているようだ。

 ファンの立場からすると、身体的なコンディション面はどうなのか不安があるけれど、その疑問に対してサレスは「セビージャとの契約を解除してからも1週間に6日、個人的なフィジカル・トレーナーと契約してトレーニングは続けていたし、契約解除の10月29日まではセビージャのチーム内でセビージャの選手としてトレーニングは続けていた。肉体的には何の問題もない。試合に出て早くそれを証明したい」とコメント。

 新たなクラブを見つけたことや、現在のセルタについては以下のように語っている。

 「これは自分にとっての”セカンド・チャンス”だと思っている。とにかく、今はセルタと契約できたこと、再びプロのサッカー選手としてピッチに立つチャンスを得ることができたということを喜ばしく思っている。可能な限り早くチームに順応し、かつてバリャドリーでプレーしていた頃のような自分に戻れるように、自分自身に期待している。
 浪人中には実際のところいくつかのクラブから様々なオファーを受けていたが、最終的にその中からセルタを選んだ。最初にオファーを受けたときからセルタは第一の選択肢として考えていたということをここで表明しておきたい。
 セルタの現在の状況が難しいのは良くわかっているが、このチームはあくまでも”プリメーラのチーム”だと思っている。決してセグンダにいることを良しとされるべきクラブではない。自分に求められているのは、チームがいるべき場所に戻れるように最大限の貢献をすることだと理解している。サイド、トップ下、FWでも自分はプレーできる。ピッチに立った時には今持てる最大限の力を発揮してみせる。
 契約については今のところ本契約としては半年間ということになっているけれど、自分としては1年半の契約のつもりでいる。つまり、自分自身の最高のレベルでプレーし、チームの中でも最高のプレーをして、自力でその1年半を勝ち取るつもりだ。その自分を信頼して契約してくれたクラブには感謝している」

 …まあ、そんなにリップサービスをされるとこちらが申し訳なくなるんだけれど、とりあえず結果さえ出してくれればこちらとしては文句はない。正直な話、セビージャに移籍してからの2年間では2年で30試合程度しか試合に出ていないし、バリャドリーで輝いていたフェルナンド・サレスを獲得したのか、「終わってしまっていた」フェルナンド・サレスを獲得したのかはまだまだ良くわからないのが真相だから、もし今週のメンディソローサで彼が何かしらの輝きを放つことができれば、今のこの見方も変わるだろう。何しろクインシーがいないだけでLa Voz de Galiciaには「コンビネーションが無く、リズムも無く、ろくでもないプレーぶりだった」とまで書かれたチームである。優秀なサイドプレーヤーがいることが必須条件であるスペインのクラブにとって、サイドの選手層が手薄ではお話にならない。特にサレスにはグァイレ、クインシー不在の穴埋めが期待されるのだから、今週いきなりデビューすることも十分に考えられる。

 彼が再び輝けることを、セルタのためと、彼自身のためにも願いたい。

 と、ファンがけなげに思っている中、また一人のバカがこちらの神経を逆撫でしてくれているので晒しておこう。

 ■Ramón Martínez: "La situación del equipo es preocupante"
  ラモン・”バカ丸出しです”・マルティネス「チームの状態は不安だ」

 2007-2008シーズンの激震は半分くらいはコイツと会長の責任だろうと僕は思っているのだけれど、その彼がこんなことをほざいている。
 「現在のチームが置かれた状況は決して楽観できるものではなく、むしろ不安にかられるものではある。なぜなら2連勝、3連勝という結果を得られていないからだ。ベンチのメンバーを見れば、その結果自体を得ることは十分に可能なメンバーのはずだ。だが、もたらされたのは残念な状況でしかない」
 
 …。まあ、いいだろう。言いたいことは言わせてやる。だが、一つ言わせてもらうと、序盤の躓き(だったのかどうかはわからないけれど)で監督を交代したのであれば、最初の監督を連れてきたのはアナタだったはずでは?確か、続投を決めたのもアナタだったはずだ。そして、このメンバー構成を最終的に決定したのもアナタ。ストイチコフ大先生やロペス・カーロが望んだメンバーを好きなように獲得させたわけではなく、アナタが選んだメンバー達のはずだ。
 そして、必要とされる戦力を続々と切り捨てることを決めたのもアナタではなかったか。バイアーノ、ネネ、オウビーニャ、アンヘルはまだわかる。プラセンテは?レキは?コントレーラスは?イリネイは?そもそもジョバネーラは?そしてグスタボ・ロペスを「34歳と高齢だから」と切ったアナタがなぜ35歳のフアン・マヌエル・ペーニャを獲得した?

 この際だから言わせてもらうが、アンタの言うこととやることには一切筋が通っていない。僕がまだスペインに住んでいれば間違いなく株主になっただろうし、そうなれば茶番劇のような株主総会にバカ面を下げて出て行って、アンタに罵声の一つでも浴びせられたのにと思うとはらわたが煮えくり返りそうだ。

 頼むから二度とメディアに対して口を開かないでくれ。この半年でどれだけアナタが無能で、モラルがなく、利己的で自己顕示欲が強い下衆野朗なのかはよくわかったから、これ以上アナタのような恥ずかしい人間が、セルタ・デ・ビーゴというクラブの戦略を練っているなどという「恥」を世間に発信しないで頂きたい。

 心からのお願いだ。
    

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Como siempre.
2008年01月14日 (月) 22:31 | 編集
 ■El Celta vuelve a tropezar
  セルタ、またしても躓く。 

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第20節

得点者ホームスコアアウェー得点者
 セルタ・デ・ビーゴ0-0サラマンカ 
主審

マテウ・ラオス (バレンシア協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年1月12日 / エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス 観衆:6000人

警告

セルタ・デ・ビーゴ

ディエゴ・コスタ

サラマンカ

カタラ、ペレグリン
退場

無し

 まあ、こんなものだろう。

 という台詞をセルタファンは何度頭の中で繰り返してきたのだろうか。いや、確かに考えてみればサラマンカとは対して相性も良くなかった。セグンダで最後に対戦したときには…、と考えてみても、今日のFARO DE VIGOの記事にあったように「サッカーは常に現在のものだ。過去のことを振り返っても現在を変えることはできない」ことは事実。今はただ、それでも前に進まなければならないということになる。

 幸いにもカステジョンがスポルティングを破ってくれたおかげで「まだ」辛うじて昇格圏へは3ポイント差を保っていられるが、今週末にメンディソローサで行われるアラベス戦次第ではどうなるかわからない。FARO DE VIGOは手厳しく「毎回少しずつ、昇格から遠ざかっている」と書いているが、これは全くその通りなのかもしれない。1試合、昇格圏との距離が遠ざかったり縮まらなかったりするだけで、その分だけ昇格の現実味は遠のいていくのは確かだ。

 そのために何をするべきなのかという答えは、これなのかもしれない。

 ■El Celta se refuerza con Fernando Sales
  セルタ、フェルナンド・サレスを獲得へ。

 フェルナンド・サレスは2003-2004シーズンのオフに獲得を模索し、当時バリャドリーでプレーしていた彼を巡ってはデポルティーボ、セビージャと争奪戦を繰り広げた結果、彼の故郷であるセビージャに軍配が上がった経緯がある。翌年の降格したシーズン途中で監督をラドミール・アンティッチにした時や、サボ・ミロセヴィッチを獲得した時と同様に、「3年遅い」と言いたくなるような補強策だけれど、予算のないセルタとしては現状でどこのクラブにも所属していないサレスのような選手くらいしか獲得できないということなのかもしれない。

 フェルナンド・サレスは基本的にはサイドプレーヤー。ドリブルとゴール前への切れ込みからシュートというのが持ち味の選手だったが、彼がセビージャへ移籍してからというもの、我が家でリーガのテレビ放送を視聴できることはなくなってしまったのでそれ以降のプレーがどうだったのかは正確に知ることはできない。ただ、今シーズン開幕前にセビージャを解雇され、それ以降は浪人状態だったようだ。

 まあ、何でもいいんだけどさあ…。昇格する気があるなら、もうちょっと本気でやらないと、マズいと思うよ、俺は。
    

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さらに行く人。
2008年01月10日 (木) 23:26 | 編集
 ■Contreras rescinde su contrato con el Celta
  コントレーラス、セルタと契約解除。
 ■Contreras deja el Celta
  コントレーラス、セルタを去る。

 まあ、プロのサッカークラブというのはこんなものなのかもしれない。一時期、強い団結力を発揮したチームだったとしても、利害が噛み合わなくなればそこまで。
 選手あってのクラブではなく、クラブあっての選手。そして、その逆もまた然りという部分は当然の矛盾として常にファンの間で往来する気持ちだとは思うけれど、さすがに2007年の6月以降続くこのゴタゴタは考えさせられる。

 バレンシアの「Limpia=粛清」が話題になっていて、さすが準ビッグクラブは違うなあとヘラヘラしてしまうくらい日本でも報じられているけれど、セルタの場合も同じか、似たようなレベルのことが半年以上も継続して行われている。唯一クラブとの…と言うよりカルロス・モウリーニョとラモン・マルティネスとの戦いに勝利したのはマティアス・レキのみという状況だが、今日また一人その戦いから開放された選手が出た。

 パブロ・コントレーラス・フィーカは00-01シーズンにスポルティング・リスボンからやってきて、その足ですぐにまたレンタルでスポルティングに逆戻り。さらに翌シーズンにはオサスーナにレンタルされ、結局ビクトル・フェルナンデス監督時代のセルタでは一度もプレーしなかった。彼がセルタの選手として初めて試合に出場したのはミゲル・アンヘル・ロティーナが監督になってから。ロティーナはオサスーナ監督時代にコントレーラスをスタメンで起用し続けていたため、ロティーナのセルタ監督就任はコントレーラスにとっては追い風だった。

 セグンダ降格後はメンデス、ベリッソと最終ラインを支え続け、再昇格した後もセルヒオ、レキとセルタの最終ラインの壁としてプレーしてきた。それが突然の戦力外。移籍金確保のための売却要員として嫌がらせにも似た仕打ちを受けながら「移籍希望」の一言を発することなくレキと共にフロントからの冷遇に耐え続けていた。

 今回の契約解除の決め手になったのはフロントへの不信感も多分に影響しているはずだとは思うけれど、ロペス・カーロ自身も今後の残り試合について、スタメンとしてはコントレーラスを戦力としては考えていないことを本人に告げたことだったようだ。
 そうなってみると、ひょっとしてここまでコントレーラスが耐えてきたのは、自分のサッカー選手としてのプライドによるものだったのかもしれない。「選手として必要なのかそうでないのか」。そこを決断の基準にしなければ気がすまないということだったのかも、と今は思ってしまう。移籍金やらクラブ内での主導権争いやら、政治的な動きや財政的な施策の「道具」とされるのはではなく、純粋に「選手としてチームにいるべきかそうでないのか」を基準に考えたかったのかもしれない。あるいは、その両方か。今シーズンのコントレーラスはまだ3試合しか出場しておらず、セグンダAの他チームへも移籍可能だった。にも関わらずわざわざ契約を解除して移籍金ゼロの状態でプリメーラのアルメリーアへ移籍ということは、恐らく両方だったのだろう。

 しかし、こういう話の連続だと、たとえ今シーズン昇格したとしても、このオフシーズンはまた一揉めしそうな予感がプンプンしてくる。
 
 何はともあれ、コントレーラスへ「お疲れ様」。そして、「6年間ありがとう」。
    

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行く人、行く人。
2008年01月09日 (水) 22:50 | 編集
 ■Zanev jugará en el Racing Ferrol hasta final de temporada
  ザネフ、今シーズン終了までラシン・デ・フェロールでプレーへ。

 今シーズン開幕前、ストイチコフ大先生が知らないうちにかっさらって来たブルガリア人DFペタル・ザネフ。
 彼のセルタでの戦跡は第1節のコルドバ戦でのスタメン出場。10月6日のシェレス戦で85分にカノッビオとの交代でピッチに立ち、ストイチコフ大先生との別れを惜しんだ(かどうか定かではないけれど)試合のみとなった。ラシン・デ・フェロールへのレンタルがほぼ決まりとのこと。

 ラシン・デ・フェロールはコルーニャ県にあるフェロールという街にあるクラブ。そしてフェロールはガリシア地方だけで見た場合は北北東に位置する街である。僕が知っているフェロールの街の知識は、フランシスコ・フランコの出身地であることくらいしかないが、もちろんそんなことはブルガリア人のザネフには関係ない話だろう。

 どうやらザネフは怪我も治って練習にも真面目に参加していても、フアン・ラモン・ロペス・カーロの構想には入っていないようだし、このままセルタにいても仕方ないだろうけれど、セルタもなんだってわざわざ32節という大事な時期にアウェーでの裏ガリシア・ダービーを残しているラシンにレンタルするのかが良く分からない。もしこの試合でザネフがスタメンで出場し、尚且つゴールなど挙げたりしたらどうするつもりなんだろうか。相変わらず考えることが良くわからない経営陣だ。

 ザネフの立場からすれば、ラシンでしっかりとプレーし、来シーズン以降の「自分のための種まき」をする必要もあるだろうし、良い選択だったのではないだろうか。
 …と他人事のように言っていられるのは全然ザネフのプレーを見ていないから実力の程が良くわかっていないからだけかもしれないが。


 一方こちら。↓
 ■Pinto se deja querer
  ピント、自身の望みを吐露。
 ■Los compañeros de Pinto le cantan el himno del Barça
  チームメイトがピントバルサのイムノを歌う。

 バルサは血迷ったのではないのかと以前ブログでも書いたけれど、どうやら血迷ったわけではなかったらしい。各紙の報道によると、どうやら最終的にジョルケーラの穴埋め候補としてはピントか、以前レアル・ソシエダ(以下レアルorラ・レアル)でプレーしたオランダ人のサンデル・ヴェルテルフェルトに絞っているらしい。
 ピント自身はFARO DE VIGOの記事中で「自分はいつでも向上心を持ってプレーしていたいし、今後も引退まで成長し続けたい。そのための自分への投資は惜しまないし、そのチャンスをいつも狙っている」と発言。尚且つ「自分はセルタのこと以外は話さない。移籍の話は知らないし、もし知りたいのなら代理人に聞いて欲しい。彼なら何か説明できるだろう」ともコメント。ということは、つまり代理人は移籍について何事か話を進めており、説明できる内容を持っていると考えるのがこういった話の常だろう。

 そして、チームメイトにはある程度のことは伝わっているのか、それとも単なる冗談か。8日の練習が練習場ア・マドローアで終わった後、ロッカールームに戻ったピントに対し、チームメイトが全員でバルサのイムノ(チーム凱歌)を歌ってやったとのこと。いの一番で歌ったらしい右サイドバックのフリアン・バーラは、
 「よくある冗談。移籍については何も知らない。もしピントが去ってしまうというのなら、彼の新たな旅立ちを祝福するし、残るのであればそれはそれ」
 と意味深なのか、何も考えていないのか良くわからないコメントを残している。

 いずれにしても、ピントの行く末がどうなるのかは今月中には明らかになるし、今後のチーム内での立場についてもそれは同様だ。ここ2試合連続して負傷でもないのにスタメンの座をエステバンに明け渡していることから、大方の予想ではこのままバルサのセカンドGKになるという見方が大半だが、果たしてどうだろうか。
 昔のデュトゥルエルの時と違って、「出たい、出たい!最高のバルサに行きたい!!!!」と駄々をこねまくった挙句、リバウドの何でもないふわりとしたヘディングをわざとゴールさせたようなふざけた真似をしているわけではないので、もし決まったら快く送り出してやりたいとは思う。

 ちなみに、ピントに仲間がバルサの歌を歌ってやったという記事の最後に、チンマリとフアン・マヌエル・ペーニャが負傷から復帰し、練習を開始したというニュースが載っていた。コントレーラスの去就も微妙だが、ペーニャが戻ってくるなら彼の放出もやむを得ないのかもしれない。

 ところで、誰も補強しないのか…?出て行く話ばっかりなんだけど。
    

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Que sí,que sí,sois jodidos. / そうさ。そうとも。お前らははクソッタレだ。
2008年01月07日 (月) 22:55 | 編集

 ■El Celta estrena el año con derrota preocupante
  セルタの新年は不安な敗北で幕開け。
 ■El Tenerife enamora
  恋するテネリフェ 
 ■El Celta llegó demasiado tarde al primer duelo del año en Tenerife
  セルタ、テネリフェでの新年初戦で遅すぎる追加点。
 

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第19節

得点者ホームスコアアウェー得点者
11分、マヌエル・マルティネス
18分、オスカル・ペレス
39分、ニーノ
テネリフェ3-2セルタ・デ・ビーゴ16分、ペレーラ
81分、オッカス
主審

フアン・ホセ・ガージョ・モレーノ (アンダルシア協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年1月6日 / エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペス 観衆: 10,592人

警告

テネリフェ

ロンガス、マノーロ・ブランコ、マヌエル・マルティネス、フアンマ、
ニーノ、パブロ・シシリア、ヌディアイェ

セルタ・デ・ビーゴ

ビトーロ、ペレーラ、コントレーラス
退場

無し


 これをバカな敗戦と呼ばずして何と呼べばいいのだろうか。今週のセルタにとって唯一幸運だったのは、元々観客の少ないバライードスでこの醜態を晒し、トリブーナに座る20年、30年という年季の入った「セルタの歴史」とも言えるご老体のソシオ達に口汚く罵られることが無かったことくらいだろう。

 語る術を持たないほどみっともない敗戦を見るのは、これが今シーズン初めてではないけれど、みっともない敗戦の中身がこう毎回毎回同じだといい加減頭にくる。3失点についてイチイチ解説しなくたって、ブログの過去ログを探してもらえれば、2~3試合は同じような下らない失点シーンを見ることができるので、興味があったら探して欲しい。

 まさかカナリアスに行って、身の程知らずにリゾート気分になってしまったわけではないだろう。もしくは、ホルヘ・ラレーナに至っては家族がスタジアムにいるからといって家族の姿ばかりを試合中探していたわけでもないだろう(ホルヘはグラン・カナリア出身)。

 そもそも、どうしてこういう敗戦の時には決まってDFがバカみたいに突っ立って失点することを繰り返すのだろうか。一体全体クリスマス休暇中にコイツラは何をして、何を考えて過ごしていたのか膝を突き合わせて問い詰めてやりたい。
 年明けの練習に戻ってきたら90%の選手達が体重を落として来たとロペス・カーロは喜んでいたが、落として来たのは体重だけではなく、集中力まで落として来たんじゃないのかと突っ込みたくなる。オッカスとペレーラが揃い踏みでゴールを挙げたとしても、負けたのでは何の意味も無い。11分と18分の失点は両方とも完璧なるディフェンスのミス。ルベンがいなくなるだけで、というよりもレギュラーのセンターバックが一人欠けるだけでこんなミスを多発するようでは長丁場のセグンダAで上位に食い込むなど絵空事でしかあり得ない。

 asが毎試合評点として発表している4つの選手評は以下の通り。
El Crack /
最高の選手
オスカル・ペレス(テネリフェ)
3ゴールに絡み、中盤での存在感が際立っていた。
¡Vaya Día! /
最悪の選手
ホルヘ(セルタ)
ピッチでの存在感が皆無。ロペス・カーロは25分間で交代せざるを得なかった。
El Dandy /
渋い選手
ニーノ(テネリフェ)
セグンダ得点王の面目躍如。チャンスを逃さず、ゴールは美しかった。
El Duro /
酷い選手
ビトーロ(セルタ)
ファウルを繰り返し、そのうちオスカル・ペレスに対するものはイエロー。
    

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最後の聖戦…?
2008年01月06日 (日) 20:34 | 編集
 ■教会VS政府
  12月30日、マドリッドのコロン広場(場所は下記地図を参照)で、マドリッド司教アントニオ・マリア・ロウコ・バレラ枢機卿を中心とする教会関係者の呼びかけにより、「キリスト教的家族のため」の集会が行われ、全国から500台近いバスを使って集まった信者がコロン広場を埋め尽くした。演壇に立ったロウコ枢機卿は、同性間の結婚や離婚手続きの簡略化など政府の家族政策について「スペインの法制度は、国連の人権宣言に逆行する」と政府を批判。また、バレンシア大司教アグスティン・ガルシア・ガスコ氏は、サパテロ首相の進める脱宗教化は、民主主義を消滅へと向かわせるだろうと語った。教会による政府批判を重く見たPSOEは2日、声明文を発表し、「憲法が宗教の自由を保証し、いかなる宗教も国教としての性格はないことを定めている」。「信仰は法により定めるものではない。また、価値観や共存のための規則の合法性は憲法に定められた原則に依拠する」と、教会の政治への介入を批判。この4年間の社会政策は、少子化対策、仕事と家庭との両立対策など、いずれも「家族」を重視したものであるとしたうえで、「スペイン市民が自由と権利を享受し、同時に、より寛容な共存関係を築くことができるよう前進する」と締めくくった。
【スペイン マドリッド 2008年1月3日】

大きな地図で見る
 
 マドリーのコロン広場といえば、かつては(今でもかもしれないが)、バラハス空港からの市内行きバスの発着場所であり、尚且つスペインに到着するなりここでひったくりやスリにあうという日本人観光客の被害が多かった場所。
 今ではバラハス空港から市内へもっと安全に移動できるメトロが以前よりも発達しているのでわざわざここに来る必要は無いとも言える。

 そして、大きなデモ行進などは大体ここかシベーレス広場などを出発点にしたり、経由したりして行われることが多い。ということでバレーラ枢機卿もここを選んだのだろう。

 スペインはカトリック世界では世界でも3本の指に入るほどの力を持つ国で、ローマ教皇もスペインを決して無視できない。また、これまでは比較的教会がアンタッチャブルな存在として社会でも強い影響力を持っていたため、歴代の政権もあまり教会に対する挑戦的な政策を打ち出してこなかったのだけれど、ここ何年かの間にPP(ペー・ペー=Partido Popular=国民党)からPSOE(ペソエ=Partido Socialista Obrero Español=スペイン社会労働党)に政権が移行したこともあり、記事にも書いてあるように同性愛結婚や離婚問題の政策を次々と施行していた。

 同性愛結婚が認められない国はヨーロッパに限らず世界中で、多いけれど、離婚に関してはカトリックの国だけあってかなり厳しい状態だった。
 まず、結婚式を教会で挙げた場合、離婚が基本的には認められず、「実質離婚」のような形を取りつつ裁判を行って正当な理由だと認められない限りは正式な離婚ができなかった。尚且つ、再婚する場合には教会で二度と結婚式を挙げられないというルールがあった。
 そのため、最近では「宗教婚」と「市民婚」のどちらかを選択できるようになった。「宗教婚」は伝統的なカトリック式教会婚。「市民婚」というのは市役所などで市長や婚姻関係の担当部署長の前で、家族・友人が立ち会って行われる結婚式。この「市民婚」の場合は形式的なセレモニーと単純な書類手続きのみで行われるため、要するに日本の結婚式と一緒である。まあ、こう言ってしまうとちょっと語弊があるかもしれないが…。

 ここでカトリックやキリスト教の歴史について言及してしまうと面倒なことになりそうなので避けることにしたいが、一つだけ確かなことは世界史上、教会が国家政策に強大な影響力を及ぼしたことがろくな事になったためしがないので、「¿Porqué no te callas?=黙ってはどうだろうか?」とフアン・カルロス1世のように毅然とした態度を取ることが必要かもしれない。

 しかし、あの広いスペインから500台もバスを使って信者がコロン広場に集まったというのが凄い。一台に30人乗っていたとして30人×500台で150,000人。そんなにあの広場に集まれたというのも凄いけれど、その間の車の交通はどうしたのだろう。ひょっとして交通規制をかけて迂回させてしまったのだろうか…。

 そのあたりもかなり気になる教会VS政府のニュースであった。
    

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第19節試合開始前。
2008年01月06日 (日) 19:56 | 編集
 ■第19節 1日目 
リーガエスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第19節-1日目結果
エイバル1-0アルバセーテ
カステジョン0-0ヌマンシア
カディス0-1マラガ

 ヌマンシアが引き分け、マラガが勝利したことでまたしても首位が入れ替わり。1位と2位はここ3ヶ月ほど変わっていないが、この両チームの入れ替わりはけっこう激しい。戦力的にも大差ないクラブだし、両チームともプリメーラでの経験もあり、今シーズンにかける思いは並々ならないものがあるのだろう。それが結果に出ているという感じがする。

 対して、3位のスポルティングはどうなのかというのが気になるけれど、恐らく今年もまた毎年の如く途中で失速ということになりそうな気はする。ラ・レアルとセルタが調子を上げてきているというのもあるけれど、ここ何試合かスポルティングは勝ち点を思ったように伸ばせず、逆に4位以下のクラブにどんどん差を縮められている。

 スポルティングは毎年毎年前半戦はそこそこの成績を上げるのだけれど、後半戦になると突然調子を落としてずるずると8位、9位あたりまで沈んでしまうことが多い。エル・モリノーンの雰囲気は熱いし、ここ4~5年でリーガ・エスパニョーラを見るようになった人達にも是非見て欲しいスタジアム、チームであるのは間違いないのだが…。
 今シーズンに限っては、3枠ある昇格枠の1つをセルタが取るという前提でしか考えていないので、そうなるとスポルティングをまず蹴落としてセルタが上がるという計算になってしまう。もちろん、マラガやヌマンシアがコケるということだって十分にあり得る話ではあるのだが…。

 ■Las opciones del Celta pasan por el Heliodoro
  エリオドロにセルタの昇格権が落ちている。

 MARCAの記事ではスポルティングがコケることを前提にしたようなタイトルが付けられていて、エリオドロ・ロドリゲス・ロペスでセルタがテネリフェに勝てば、そこでセルタが昇格圏内に入るというようなことが書いてある。まあ、そんなに簡単に物事が運べば苦労はしないのだけれど。

 スタメンは若干変更があるようで、18節で警告を受けているルベンがサスペンションで出場停止。センターバックは移籍の噂もあるコントレーラスとレキのコンビになるようだ。また、クインシーが既にアフリカ・カップ・オブ・ネーションズの事前合宿のためにガーナ代表に合流しているため、この試合から不在。本大会へのメンバーに登録された場合は最大6試合を欠場する見込みになっている。今節の場合は左サイドにマリオ・スアレスかホルヘを回して対処するか、もしくは4-4-2のボックスのようにしてしまい、中盤をビトーロ、ヌニェス、マリオ・スアレス、カノッビオにして、FWをディエゴ・コスタとペレーラにする可能性もある。

 いずれにしても、毎度のことながら今後を見据えた場合この試合は落とせない試合。時差があるとはいえ、言い訳にはできない。

 カナリアス諸島の空にこだまする凱歌はセルタのものかテネリフェのものか。新年最初の試合がもうすぐキックオフされる。
    

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リーガ再開。
2008年01月04日 (金) 16:59 | 編集
 冬の移籍期間も開幕し、尚且つ今週末からはリーグ戦が再開。コパ・デル・レイは既に再開されており、各チーム早速いろいろな結果に小躍りしたり頭を痛めたりしているところだが、セルタに関してはコパに悩まされることもなく順調に練習を重ねてくれている…と信じたい。

 さて、現在のリーガ・エスパニョーラ・セグンダ・ディビシオンAの順位表は以下の通り。
順位表(第18節終了時)
順位チーム名勝ち点
1ヌマンシア37
2マラガ36
3スポルティング31
4エルチェ29
5セルタ・デ・ビーゴ28
6レアル・ソシエダ28
7セビージャ・アトレティコ28
8エルクレス26
9テネリフェ25
10カディス25
11グラナダ7425
12エイバル25
13サラマンカ23
14コルドバ22
15カステジョン21
16アラベス21
17ジムナスティック20
18ポリデポルティーボ・エヒード19
19アルバセーテ17
20ラシン・デ・フェロール17
21シェレス15
22ラス・パルマス14

 

昇格圏内にいるのがヌマンシア、マラガ、スポルティングという面々。その下で虎視眈々と昇格圏内を狙う第2グループがエルチェ、セルタ、レアル、セビージャ・アトレティコ、エルクレスといったところ。4位から8位までの5チームは、マラガはともかくとして3位のスポルティングを何とかして引き摺り下ろしたいところだろう。

 レアル・ソシエダは新年早々の会長選挙でイニャキ・バディオーラが新会長に就任し、フラン・メリダをレンタルで獲得して見せるという話もしているようだけれど、監督のクリス・コールマンは「ヤツが会長になるなら私は出て行く」と常々言っていたりとどこかのタイミングで爆弾が破裂しそうな雰囲気を醸し出している。

 セビージャ・アトレティコに関しては直接の問題ではないけれど、元々B登録でラシン・サンタンデールにレンタルで出されていたフアン・ホセ・エスポーシト・”フアンホ”がトップチームのカヌーテなどがアフリカ・カップ・オブ・ネーションズに参加して不在になることを前提にトップに昇格。恐らくこれでセビージャ・アトレティコに戻ってくることは今シーズン中はないだろう。

 セルタに関しては今のところ移籍に関する話題はなし。そもそも誰かを連れてこれるほどお金に余裕があるとも思えないし、「仮に誰かを獲得するのであれば現有戦力よりも明らかに優れていると誰もが認める選手だけだ」と会長が豪語していたから、恐らく今回の冬には誰も獲得しない可能性が高い。ピントがバルサに狙われているとは報じられているけれど、特にその後大きな動きは無いし、バルサはバルサでアルナウなどOBの選手のほうが扱いやすいと言う部分もあるだろうからそっちに行ってもらいたい。
 怪我で戦列を離れていたキプロス代表FWイアニニス・オッカスも既に練習には復帰しているいので、FWに関しては一応駒は揃っているということになる。問題はマンチェフなどがクラブを出て行くかどうかだけれど、ここまで戦力外になっているのに今更ロペス・カーロも使うつもりなど毛頭ないのだろう。移籍金が取れるのであれば取れるうちに売ってしまったほうがいいというクラブ側の判断があるのかどうか。

 第19節といえば、プリメーラ・ディビシオンでは折り返し地点なのだけれど、セグンダAは全42節を戦う長丁場。つまり、あと3試合でようやく前半戦が終わるということになるため、まだまだ気は抜けない。セルタだってレアルだって、今この順位にいるからといって、2ヵ月後にどうなっているかはわかったものではない。

 年始に前回の降格の時に書いていたブログのアーカイブを移してみたけれど、あの時も年明けの段階ではまだ昇格圏内には入っていなかった。

 果たして今年はどんな年になるやら。まだまだ昇格について語り始めるには、時期尚早なのだろう。
    

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デマカセか、真実か…?
2008年01月03日 (木) 20:13 | 編集
 ■レアルが広島・柏木獲り!関係者明言「獲得リストの上位」

 柏木は確かに有能な選手だと個人的には思うし、今後が楽しみで期待したい選手の一人なのは確かなのだけれど、それにしたってこのニュースは眉唾すぎて「おお、すげえ!」などと驚くことすら憚られる内容になっている。

 以下引用<サンスポ.comより>

 スペインリーグの強豪Rマドリードが、J2広島のU-23日本代表MF柏木陽介(20)獲得に乗り出していることが2日、明らかになった。
 
 「最初はBチームでのプレーになるだろうが、獲得リスト上位なのは確か。スペインでも近々、報じられるはず」と、スペインリーグ関係者。すでにレアルの強化担当者が昨年の北京五輪アジア最終予選サウジアラビア戦、カタール戦を視察。今夏の獲得へ、五輪本大会以前のオファーも検討しているという。

 柏木は創造的なプレーと運動量を兼ね備え、20歳ながら飛び級で反町ジャパンにも選出、A代表候補にも選ばれている。広島のJ2降格により柏、神戸がオファーを出しているが、すでに神戸を断るなど今夏の欧州移籍に向け、残留に気持ちも傾いているという。

 レアルでは2部リーグのレアルBや、他クラブへのレンタルなどの“修行”も視野に入れているという。


 仮にこの報道が真実だったとしよう。しかし、この記事中で「レアルB」と紹介されているレアル・マドリー・カスティージャは現在セグンダBに所属している。記事中では「2部リーグのレアルB」と言われているが、セグンダBは実質2部のセグンダAよりも更に下。つまり、3部リーグに相当するリーグでレアル・マドリー・カスティージャはプレーしている。コパ・デル・レイには出場できるが、セグンダBは全国リーグではなく、テルセーラ以下と同様の所謂「地域リーグ」でしかない。尚且つ、スペイン・プロフットボールリーグ連盟が管轄する全国統一リーグはプリメーラとセグンダAまで。要するに、セグンダB以下のリーグは一般的な「プロ・リーグ」ではなく、日本で言うJFL以下のリーグ戦でしかない。

 さらに致命的なことが一つ。プロ選手として登録された外国人のプレーはセグンダB以下では禁止されている。セグンダBでプレーするクラブがセグンダA、そしてプリメーラへ昇格するのが厳しい理由はここにあると言っても過言ではない。…はずである。
 「はずである」というのは少なくとも2003年頃まではこのレギュレーションが存在していたから。以前の記事にも書いたけれど、かつてアトレティコ・マドリーBに所属していた玉乃淳が帰国を余儀なくされたのはこのレギュレーションが原因だった。当時(1999年)、アトレティコBはセグンダAでなぜか優勝争いに食い込み、最終的にプリメーラ昇格圏内でシーズンを終えたのだけれど、ちょうどその年(99-00シーズン)に肝心のアトレティコがセグンダAへ降格してしまったため、「同一クラブのトップチームとそのBチームが同カテゴリーのリーグ戦でプレーすることは許されない」というレギュレーションに抵触し、自動的にセグンダBへ降格を余儀なくされた。この煽りを食って玉乃は日本への帰国を余儀なくされたとされている。
 現在でもこのレギュレーションが変わったという大々的な話は聞かないので、恐らく生きているのだろう。そうなった場合、柏木レアル・マドリーとプロ契約をした場合はレアル・マドリー・カスティージャがセグンダAに昇格しない限り、Bチーム、ならびに「2部リーグ」でプレーすることはかなわないはずだ。

 そうなると疑問なのは記事中の「スペインリーグ関係者」とやらの存在が非常に疑わしく思えてくる。本当にスペインリーグ関係者であるならばこのレギュレーションを知らないということはあり得ず、知っていたとすれば何を考えてこんな発言をしているのかがわからない。
 「スペインでも近々報じられるはず」という言葉に関しても疑問が残る。MARCAなどのスポーツ新聞でも確かに「Fútbol Internacional=外国のサッカー」というカテゴリーはあるが、今だかつてJリーグの話題が大々的に報じられているのを見たことが無いし、直近で日本サッカーの話題が紙面を飾ったのはアジアカップでオシムが選手を怒鳴りつけ、そのあまりの剣幕に通訳が泣き出したという話題を面白おかしく書きたてられたことと、当のオシムが病に倒れたことのみ。スペイン人からすればどこの馬の骨ともわからないアジア人の若いサッカー選手のニュースなど、一般的なスペイン人が知りたがる需要があるとも思えない。

 記事中では他クラブへのレンタルも視野に入れているとされているが、他のプリメーラのクラブが受け入れるつもりなら最初から自分で獲得するだろうし、セグンダAに所属するクラブで興味を示しそうなクラブは既に福田健二の実績である程度日本人選手に信用を持っている「かもしれない」ヌマンシアかラス・パルマス以外は考えにくい。

 尚且つ、「20歳ながら飛び級でオリンピック代表に選出」という文言にしても、スペインのオリンピック代表は通常Sub-21と呼ばれ、基本的に21歳以下の選手で構成される。つまり、20歳でオリンピックの代表に選ばれることなどスペインでは常識の範疇であり、取り立てて珍しいことではない。

 ちなみに、マドリーが柏木獲得に乗り出しているのが2日に明らかになったということなのだけれど、1月3日現在、主要なスペインのスポーツ新聞、レアル・マドリーの公式サイト上で「KASHIWAGI」という単語は発見されていない。
    

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バルサは血迷ったのか?
2008年01月02日 (水) 23:35 | 編集
 ■Pinto, opción del Barça
  ピントバルサの獲得候補に。

 本気で言っているのか、それとも新年のジョークのつもりなのか。FARO DE VIGOはセルタのGKホセ・マヌエル・ピントがこの冬の移籍市場でバルサの獲得候補になっていると報じている。

 バルサの正GKといえば言わずと知れたビクトル・バルデス。ここ10年間という視点で見た場合は恐らく最も長くバルサのゴールマウスに立っているGKの1人に間違いないことなのだけれど、当然のことながらピントに求められているのはビクトル・バルデスの座を脅かすことではない。

 年末に行われた毎年恒例のバスク代表対カタルーニャ代表の試合で、この試合に出場していたバルサのサブGKジョルケーラが膝に大怪我を負い、全治6ヵ月で残りのシーズンが絶望になったことでサブGKが手薄になったため、ピントを獲得候補に挙げたということらしい。

 確かにピントは昇格直後の2005-2006シーズンに最小失点GK賞である「サモーラ」を受賞しているが、別にそれはピント一人の手柄というわけではないことくらい誰にだってわかること。そもそもピントとセルタの契約は先日の記事でも書いた通り、2010年まで残っているのだからこの時期に獲得した場合当然移籍金というものが発生する。知っての通りバルサはプリメーラにいて、セルタはセグンダAにいるから例の「5試合ルール」も適用されないはずなので獲得自体には別にお金以外の問題はないはずだけれど、セルタファンとしては、

 「ピントでいいのか、バルサは?」

 となってしまう。 別にここでピントがいなくなっても、エステバンが今後スタメンになる可能性もあるし、セルタBからGKも昇格させているからクラブ経営的には移籍金が入る上に登録メンバーで最も給料の高い選手が出て行くことによって支出を抑えられるわけだからメリットが全くないわけではないのだけれど…。

 いつものことながらバルサのやることは良くわからない、というのが正直な感想である。
    

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リベラ・デル・ドゥエロを巡るあれこれ。
2008年01月02日 (水) 16:22 | 編集
 ■リベラ・デル・デュエロ、高速道拡幅が棚上げ

 読売新聞ではリベラ・デル・「デュエロ」と書かれているけれど、スペインワインについて知っている人であれば、これが「リベラ・デル・ドゥエロ」のことだとすぐに気付くだろう。

 スペインのワインといえば「リオハ」ブランドのワインが有名だが、それと並んでカスティージャ・イ・レオン地方のバリャドリーからソリアにかけて流れているドゥエロ川近郊で作られる「リベラ・デル・ドゥエロ」ブランドのワインも有名である。
 バリャドリーに住んでいた頃、近くのバルで学校帰りにワインを頼む時に一度「リオハを一杯」と頼んだら、「オマエさん、ここをどこだと思ってるんだ。もう一度頼みなおしてみな」とニヤニヤ笑いながら言われてリベラ・デル・ドゥエロのワインを頼みなおさせられたこともある。まあ、つまりはそれくらいあの辺の人達は自分達の地方のワインに自信を持っているということなのだけれど、その周辺を走る高速道路に側壁を作り、尚且つ現在2車線の道路を4車線に拡大する工事が予定されていたらしい。
 側壁を作るのはともかくとして、2車線を4車線にする工事となればけっこうな規模の工事になるだろうし、何よりも工事の期間が問題だ。

 何しろ、僕が住んでいた時には家の近所のたった150m程度のガードレールを作るのに丸々1年間もかけるような国である。いくら業者や公共機関が「半年で終わる」と力説したとしても、絶対に半年でそんな大掛かりな工事が終わるはずが無い。

 ということもあって、ワイン生産者を始めとする近隣の住民が抗議した結果、結局工事自体が棚上げになったということらしい。まあ、さもありなん、という感じ。
 カスティージャ・イ・レオンは農業が盛んだから、こういうワインの生産者だとか牧場主みたいな人達を敵に回すと恐らくこの地方では何もできなくなるだろう。そういう意味では今回の工事棚上げは賢明な判断と言えるかもしれない。


 工事といえば、現在進行中のAVE(Alta Velocidad Española)計画ではマドリーとバリャドリーを繋ぐ路線も計画されているのだけれど、バルセローナでは地下トンネルの計画自体がサグラダ・ファミリアの強度に重大な問題を引き起こすのではないかと疑惑が起こったり、工事のせいで大停電が起こったりと踏んだり蹴ったりな状況だったりもする。

 もともとバリャドリー-マドリー間は現在でも高速バスの定期便で2時間~2時間半。RENFE(スペイン国鉄)を使って約3時間(遅れることを前提に)なのだけれど、それが約60分に短縮されるということが発表されている。距離的には大体300キロ前後あったはずだから、その距離を1時間で往来できるとなれば便利は便利で違いないだろう。

 昔はマドリーの治安の悪さに嫌気がさしてバリャドリーに引っ越してしまったような人もいたらしいから、ひょっとするとAVEが完成してしばらくたったら、バリャドリーからAVE通勤でマドリーに働きに行く人も出てくるかもしれない。現実にサラマンカから100キロくらい離れているサモーラという小さな街から毎朝5時のバスで大学に通っている学生だっているのだから、AVEでマドリーまで働きに行く人が出てきても不思議は無い…はずだけれど、そこまでして働きたいと思う人がスペインに、というよりバリャドリーにいるかどうかがまず問題になるかもしれない。

 
 話がワインに戻るけれど、相当のワイン好きでもない限りは、ワイン=フランスみたいなイメージを持っている人も多いだろうけれど、実は世界最大のワイン栽培面積を要しているのはスペインである。ワインの種類もフランスワインに負けず劣らずたくさんあるし、味も負けていないどころかフランスワインよりは美味いという人がかなりいる。ボルドー出身のフランス人がクラスメイトでいたけれど、彼がスペインでワインを飲んで大ファンになり、「うちの近所で作っているボルドーワインより断然美味い」と大喜びしていたのだから間違いないだろう。

 ベガ・シシリアみたいなバカ高いワインなどは機会があれば、という話になってしまうけれど、マルケス・デ・リスカールみたく3000円くらいで日本でも買えるワインが相当美味しく飲めるので、もし酒屋で見つけたらご賞味あれ。

 ただし、あんまりハマりすぎてマニアックになりすぎると、僕のようにリベイロやアルバリーニョを探してさ迷うハメになるので、注意が必要かもしれないけれど。
    

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