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!!Hala Celta!! edicion Blog
セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
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No puede ser. / あり得ない。
2008年02月26日 (火) 22:17 | 編集
 ■Cannobio desaprovecha la ocasión de empatar en el último suspiro
  カノッビオ、ため息と共に同点のチャンスを逃す。 

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第26節

得点者ホームスコアアウェー得点者
8分、トラスオーラスラス・パルマス1-0セルタ・デ・ビーゴ 
主審

ガルデアサバル・ゴメス (バスク協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年2月23日 / エスタディオ・デ・グラン・カナリア 観衆:10,124人

警告ラス・パルマス

クリスティアン・フェルナンデス、マルコス・マルケス
サムエル、コバス、ダビ・ガルシア

セルタ・デ・ビーゴルベン
退場

トラスオーラス、ラファエル・クリストバル(フィジカル・コーチ)


 さて、一体どのようにこの試合で起きたことを理解すればいいのだろうか。というよりも、こういうことが起こり得ることを想定しなければサッカーというゲームがプレーできないのだとしたら、それはちょっと考え物だと思わざるを得ないだろう。
 アーセナルのエドゥアルド・ダ・シルバに対するファウルは最低のものだったが、そのシーンについてアルセーヌ・ヴェンゲルが「これがサッカーだと言うなら、こんなものは無くなったほうがいい」と激怒したらしいけれど、程度は違うが僕も今週のラス・パルマス対セルタの試合に関しては同意見だ。

 PKのやり直しはGKがキッカーが蹴る前に著しくゴールラインよりも前に飛び出すなどの行為があった時とルールブックに定められている。ゴールライン上で動くことはある程度許容される傾向があるけれど、ただし、ルールブックのどこにも「キッカーが何事も無くキックし、GKがさほど動かなかった時に」やり直しを命じることができるとは書いていない。

 主審のガルデアサバル・ゴメスはパイース・バスコ、つまりバスクサッカー協会所属の審判員だ。ひょっとすると彼はサン・セバスティアン出身か、もしくは大昔にプロ選手に憧れていた少年時代、レアル・ソシエダの下部組織でプレーする生粋の「チュリ・ウルディン(バスク語で青と白の意味)」だったのかもしれない。仮にそうだったとすれば、何とかしてセルタが勝ち点を積み重ねるのを阻止し、レアルの昇格の手助けをしようと思ったとしても、頷ける部分が出てくる。

 しかし、そもそものPK宣告対象となったプレーは、大したプレーではない。ラス・パルマスの勝利を喜んでやる義理は僕には一切ないし、福田がプレーしているというだけで「今回は福田に華を持たせて…」などと無条件で思えるほど、セルタに対する思いが浅いわけでもない。
 ただ、この主審の判定基準は試合を通しておかしかった。おかしかったという言葉だけでは語りつくせないほど、「あり得ない」ものばかりだった。ペナルティ・エリア内でクインシーが明らかなハンドをしたのに笛が吹かれなかったり、PKのシーンでも既にベンチに退いていたトラスオーラスになぜか退場を宣告したり、関係ないフィジカル・コーチまで一緒に退場させている。そりゃあトラスオーラスも殴りかかりたくなるだろう。思わず2002年ワールドカップ準々決勝の韓国対スペイン戦終了後にイバン・エルゲラがスタッフ全員に押さえ付けられながら、「このクソ野朗!薄汚いテメエの母親にクソを食らわしてやる!」と叫んでいたのを思い出す。それくらいの勢いだった。

 スペインの主審のレベルが低いというのは今更言わなくてもリーガを見ているファンなら誰だってわかると思うけれど、見ている以上に酷いものだということを僕は今回も思い知った。MARCAが発行しているGuia MARCAというリーグ年間には毎年プリメーラ、セグンダ両リーグの担当審判員一覧が載るのだけれど、今までセグンダからプリメーラ担当に「昇格」できた主審は数えるほどしかいない。挙句の果てにプリメーラでのジャッジングが酷いと主審もセグンダに「降格」になることがある。それくらい判定基準が酷いのである。

 ただ、今回の敗戦が主審のせいかと言うと、決してそれだけが原因ではないだろう。そもそもトラスオーラスの先制点のシーンはいつも通りルベンとレキの連携ミスからだったし、フェルナンド・サレスとクインシーが孤軍奮闘していたものの、サイドからの崩しがうまくいかないのもいつものこと。さすがにペレーラの動きは切れていたけれど、FW一人の力で勝てるのならロナウドが所属するクラブは毎年優勝できたはずだ。

 もっとも、プレーが酷かったというとそんなことは決してなく、決定的なチャンスは何度も作っている。1点、2点と獲っていけば恐らくこの状況はすぐにでも改善されるのだろうけれど、残念ながらストイチコフが監督だった頃から守備ユニットの連携の悪さは一向に改善される兆候が無い。両サイドバックの攻撃参加も極端に少なく、ラジオですらルーカスとロベルト・ラーゴの名前が呼ばれることがない。こうなってしまうといっそのこと右サイドバックにペーニャ、左サイドバックにアグスを置いて、攻撃は中盤から上だけに任せてしまったほうがいいのではないかとすら思えてくる。

 恐らくそのあたりはロペス・カーロも苦心しているところなのだろう。スターティングメンバーが退場や出場停止などでも毎回入れ替わり、その度にシステムをいじって改善を図っているが、それが全く結果に現れていない。ファンは事情は理解できるため、現地のファンサイトでも特にロペス・カーロを辞めさせろというような声は上がっていないけれど、何かしらチーム内で変化が起きないと、恐らく今シーズンの昇格はないだろう。昇格圏まで4ポイントと数字上は大差を付けられているわけではないにしろ、次節からの5試合はエルチェ、シェレス、アルバセーテ、ヌマンシア、そしてスポルティングと激戦が続く。5試合中3試合が昇格争いの直接対決なのだ。最低でもこの直接対決の3試合に全て勝利しなければ、僕は今シーズンの昇格は無いものと考えている。

 だが、それでもいい。会長が変わり、スポーツ・ディレクターが変わり、監督や選手、フィジカル・コーチが解任されようと、セルタ・デ・ビーゴというクラブと誇りが残るのであれば、今年の失敗も未来への糧になるだろう。ただし、それは全てを賭けて全力で戦った結果がセグンダ残留でしかなかった場合のことだ。打つべき手はまだあるのか無いのか。2003-2004シーズンのように、監督を代えるだけ代えて、とうとうなり手がいなくなったとか、会長が逃げ出すとか、そういう恥ずべき姿だけは見せないでもらいたい。セグンダだろうがなんだろうが、場所を問わずクラブの誇りを信じ続けるファンは、ガリシアのみならず南米にも、そしてこの日本にも確実にいるのだから。
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勝利が意味するもの。
2008年02月19日 (火) 23:35 | 編集
 ■El Celta reaparece
  セルタ、再浮上

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第25節

得点者ホームスコアアウェー得点者
30分、アグス
79分、アルトゥーナ
セルタ・デ・ビーゴ2-1ポリ・エヒード33分、トエドゥリ
主審

ピーノ・サモラーノ (カスティージャ・ラ・マンチャ協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年2月16日 / エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス 観衆:5000人

警告セルタ・デ・ビーゴ

ビトーロ

ポリ・エヒード

フアン・ディアス、ウセーロ、マルク・ベルナウス
退場

マルク・ベルナウス(警告×2)


 一応、この勝利で3位までは3ポイント。

 今後も厳しい戦いは続くわけだが、この勝利が反撃の狼煙になるか否か…。
    

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推定残留。
2008年02月12日 (火) 23:24 | 編集
 ■Oubiña rescinde su contrato con el Birmingham
  オウビーニャ、バーミンガムとの契約を解除。

 イト以来のカンテラ出身選手として期待されていたボルハ・オウビーニャだったが、セグンダA降格後のクラブ内におけるゴタゴタに嫌気が差し、第1節に出場した後、イングランドのバーミンガムへ昨年9月にレンタル移籍していた。

 ところが、2試合目の出場且つ初めてのスタメン出場を飾ったアンフィールド・ロードでのリヴァプール戦でいきなり左膝の十字靭帯を断裂。全治6ヵ月の重症を負ってしまった。
 当然その後は試合出場などあるわけもなく、通常のトレーニングを開始できるようになる時期も今年の6月頃と診断されているため、現在はビーゴに戻り、セルタ時代から契約している個人トレーナーとリハビリに励んでいる。

 そのオウビーニャが、一昨日イングランドに飛び、バーミンガムと話し合いを行った結果、今回のレンタル契約を解除することで合意した。

 この話もよくわからないのだが、本来であればクラブ間の交渉ごとであるはずだからスポーツ・ディレクターであるラモン・マルティネスのアホがバーミンガムに同行していそうなものなのだけれど、La Voz de Galiciaによるとマルティネス・ボケのコメントは「彼がイングランドに行ったのは知っているが、リハビリの経過報告のためと聞いている。だがそれだけだ。細かいことは私は知らない」というたわけたもの。

 オウビーニャとバーミンガムとのレンタル契約がなくなったわけだから、オウビーニャはまたセルタの独占保有選手ということになるのだけれど、まだリハビリ中ということもあってリーグへの登録は行わないという決定が下されたようだ。

 ラモン・ボケナス・マルティネスのコメントから察するに、恐らく今シーズン終了後はオウビーニャの完全移籍先探しと移籍金吊り上げ工作に彼は奔走するのだろう。もう勝手にして。…というか、お前は出て行ってくれ。

 ■López Caro acumula en el 2008 sus peores cifras desde que llegó al Celta
  ロペス・カーロ、2008年に入ってから最悪の時期を迎える。

 驚くべきことに、セルタは昇格圏から大きく離されているわけではないにも関わらず、たったの2回しか勝利していない。それが先日の2連勝だ。あとは全て負けか引き分けである。引き分けすら1度しかない。つまり、6試合18ポイントのうち、たったの7ポイントしか獲得できていないことになる。後半戦だけで見た場合に首位で終わらない限り昇格は厳しいというFARO DE VIGOの試算で出ているけれど、恐らくそれすら達成できそうにないのが現状だ。

 セルタのディフェンス陣は昇格圏まで5ポイント以内のクラブだけで見た場合、最も多い28失点。さらに失点のほとんどが後半に集中している。後半立ち上がりの15分間と後半30分過ぎ。ロペス・カーロが就任してから17試合が経過しているが、いまだに彼はセルタのディフェンスの建て直しを成し得ることができていないことになる。
 ただし、これは単純にセンターバックやサイドバックの問題ではないと思う。これまでブログに貼り付けたダイジェストを細かく見るとわかるけれど、失点のシーンはたいていの場合中盤や前線でボールを奪われた際のフォローがされていないことが大きな原因になっている。いつだったか、ルベンとルーカスが「ディフェンスのミスというのは単に最終ラインのミスではなく、チーム全体のミスと考えるべきだ。相手を追うことはボランチやセンターバックでなければできないことではないのだから」と暗に中盤より前の選手達がディフェンスに参加しないことを戒めていたことがある。
 これはまさしくその通りで、カノッビオやヌニェスがボールを奪われた時に誰がどのようにフォローするのかが決まりごとになっていれば防げたであろう失点も少なくない。クリスマス休暇のような絶好の建て直しの機会はもうやってこないのだから、これは普段の練習から習慣づけてやるしかないと思うのだけれど、果たして今後どうなるのだろうか。

 さらに問題なのは守備的な中盤の組み合わせがいまだに決まらないことだろう。一時期はホルヘとビトーロで固定されており、かなりの結果を出していたが、最近ではマリオ・スアレス、ロサーダ、ホルヘ、ビトーロのそれぞれの組み合わせをまた試しているような状態。これはサスペンションによる出場停止処分なども多分に影響しているけれど、この人間の体で言う「体幹」の部分がしっかりしないとチームとしても方向性が見えにくいだろう。年末あたりでようやく形が見えたと思ったチームの姿は、年明け以降、再び闇の中をさ迷っているような状態に陥っていると見たほうがいい。

 という、冷静に考えると危機的な状況に置かれているセルタだが、土曜日にバライードスに迎える相手はポリデポルティーボ・エヒード。現在セグンダAの最下位である彼ら相手にホームで負けるようなことがあれば、恐らくロペス・カーロと言えども進退問題に発展するだろうけれど、今のところクラブ内にロペス・カーロ続投に関して異論を唱える者はいない、というのがLa Voz de Galiciaの報道だが、今のセルタ首脳陣など信用するに値する人物が誰もいないのだから、信憑性は薄いとでも思っておいたほうがいいかもしれない。
 La Voz de Galiciaがインターネット上で行ったアンケートでは、85%のファンがロペス・カーロ支持に回っているようだけれど、そもそも今シーズンの平均観客動員数が約6500人くらいなのだから、その85%といっても微々たるものだ。30000人収容のバライードスで5分の1しか入っていない観客の85%だと考えるとこの数字にどれほどの影響力があるのかは想像ができない。

 とにかく、今週。バライードスで何が起こるのかを注意して見る必要があるかもしれない。
    

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切り開く力、生き抜く技。
2008年02月11日 (月) 22:58 | 編集
 ■福田健二オフィシャルブログ
 ■情熱大陸 2008年2月10日放送分

 2月10日放送の毎日放送「情熱大陸」は偶然にも福田健二の物語だった。2005年にスポーツライターの小宮良之氏が雑誌Numberで発表した「遺書」という記事で、福田の生い立ちなどを紹介して以降、福田を見る目がいろいろな意味で変わったサッカーファンも多かったのではないかと思っている。かくいう僕自身もそうだった。

 ただ、だからと言って福田を盲目的に応援するのかといえば、必ずしもそういうわけでもない。福田健二というサッカー選手が凄いと思っているのは事実で、自分が過ごしてきた人生で、最も大きな一部分を占めているスペインという国の、自分が愛するクラブと同じリーグで戦っているということからも妙な親近感を勝手に持っているのも事実だけれど、それらの事由だけで彼を無条件で応援しようというわけではない。

 偶然なのかそうでないのかはわからないけれど、現在販売されている雑誌Numberでは、福田のインタビュー記事も掲載されていて、その中で福田はカステジョン、ヌマンシアラス・パルマスと既にスペインのクラブを3つ渡り歩いている「実績」の秘訣の一つとして「言葉」を挙げている。つまり、スペイン語を話せることがスペインで生き抜いているポイントの一つであると。

 福田は2003年12月にベガルタ仙台からパラグアイのグアラニにレンタル移籍。2004年シーズンをグアラニでプレーした後、2005年シーズンはメキシコのパチューカ、イラプアトで過ごし、その後セグンダAのカステジョンにレンタル移籍。後半戦の17試合に出場して2得点を挙げ、翌2006-2007シーズンはヌマンシアに再度レンタル移籍し、丸々1シーズンをヌマンシアでプレーし39試合で10得点。ヌマンシアは翌シーズン、つまり今シーズン本格的に昇格を狙うため、福田の完全移籍を目指したが仙台側が要求した移籍金がヌマンシアの考える一人の選手獲得にかけられる予算をオーバーしていた関係で実現できず、ヌマンシア側は2007年12月の福田と仙台の契約切れを狙って移籍金フリーでの獲得を目指す方向性に切り替えた。ところが、急転直下、カナリアス諸島グラン・カナリアに本拠を持つラス・パルマスが完全移籍で福田を獲得。福田は連続して3シーズンをスペインで過ごす初めての日本人選手となった。

 これまで、城彰二や西澤明訓、大久保嘉人がそれぞれバリャドリー、エスパニョール、マジョルカといずれもプリメーラのクラブに所属してきたが、言葉は悪いが大した結果も残せず、日本に帰国している。
 特に城、西澤の時には自分自身がスペインに住んでいて、城に至っては数ヶ月ズレてはいるものの同じ街に住んでいたこともあり、日本のマスコミや女性ファンの異常な行動を僕自身も揶揄されたりしたものだった。
 城はマスコミの取材に対し、「あなたが一番好きなスペイン語は?」という問いに「Tira!(シュート撃て!)です」と答え、記者達の失笑を買ったり、西澤もエスパニョールの番記者に「Buenos dias(=おはよう)」と声をかけたら翌日のSport(バルセローナ本社のスポーツ紙)に「アキノリ、ついにスペイン語を喋る!!」などと驚きをもって報じられるなど、イメージとして「日本人はスペイン語など話せない、話せるようにならない、話そうという努力をしない」というものが刷り込まれていた。

 そんな中でやってきた福田健二である。Wikipediaにも紹介されているが、ヌマンシアには以前韓国代表の李天秀が所属しており、全く使えないまま韓国に帰国しているためかなり懐疑的な視線を向けられていたらしいが、蓋を開けてみれば普通に言葉が通じ会話ができるというだけで大分見方も違ったことだろう。

 Numberの記事中でも福田が口にしているけれど、「サッカー選手なんだからサッカーだけしていれば文句は無いだろう」では通用しない部分がある。彼の言うとおり、練習中の2~3時間、試合中の2時間以外はサッカーは関係ない。街に出れば新聞、飲み物、食べ物、服、その他生活に必要な全てのものを手に入れようとすればスペイン語が喋れなければ何もできない。そこで「英語が通じないから不便だ」などという戯言は通用しない。なぜならスペインの公用語はカステジャーノ(標準スペイン語)であり、カタルーニャ語であり、バスク語であり、ガリシア語だからだ。英語が通用しないのは当たり前で、英語圏の人間が日本に来て、市役所に行って「どうして英語を話せるスタッフがいないんだ!」とクレームを付けることの愚かさを想像してみれば簡単に理解できるだろう。

 福田がグアラニに移籍した当初、クラブから通訳を付けることを半ば強制的に否定され、何が何でもスペイン語を話せるようにならなければ何もできない状況だったことが、結果的に今の彼にとって大きなアドバンテージになっていることは間違いないだろうと思う。
 とにかく、スペイン語圏の人間というのは人種に関係なく「スペイン語を話せる=意思疎通ができる」というだけで大抵の場合親近感を感じて心の壁をある程度まで下げてくれる傾向が強い。反対に、いつまでも喋れないままで、尚且つ話せるようになろうという姿勢すら見えない場合はそこで終わりである。どんなにサッカーが上手くても。ヨハン・クライフがあそこまでバルセローナの人間に愛される理由は、スペイン語だけでなくカタルーニャ語もある程度話そうとしたからだというのは有名な話だ。

 中田英寿がイタリアであれほどの実績をあげられたのは、ほぼ完璧に近い状態までイタリア語を話せるようになったからだろう。同じことが福田にも言えるのかもしれない。
 よく「サッカーに国境は無い」と言われるが、確かにサッカー自体に国境は無いし、ボール一つあれば誰でも一緒にプレーできる。しかし、サッカーに国境は無くても人と人の間には言葉と言う壁がある。特に明日どうなるかわからないようなプロの世界において、「多分パスが欲しいのだろう。恐らくは足元に」などと相手を想像するしかないような曖昧な相手にパスを出すよりも、「俺が縦に走る時には必ず浮き球のパスをよこせ」と明確に意思表示してくれる相手のほうにパスを出すのはごく自然なことだ。

 中田をはじめ、高原、小野、中村といった選手達はほぼ例外なく現地の言葉をある程度マスターし、日常生活とプレー中の意思疎通ができるレベルはクリアしていた。ところが、スペインでプレーしてきたこれまでの日本人選手達は、個人的に知り合いでも何でもないから本当のところは知る由も無いとは言え、少なくともテレビや現地スペインの報道を見ている限りでは、とても日常生活レベルで通用するスペイン語を話せていたとは言い難い。

 本当に極論になるけれど、僕は「だから実績を残せなかった」と思っている。実力的には十分通用するレベルではあったはずだ。城にしても西澤にしても大久保にしても、もっとやれたはずとは思うけれど、城はビクトルやカミネーロに「俺がボールを受けるからお前は裏に走れ。お前が裏に抜けたら俺は中央に回るからすぐにクロスを上げろ。俺が落とせばそこにカミネーロを走らせる。わかったかカミネーロ!」と言えただろうか。西澤はマルティン・ポッセやタムードに「とにかく俺にボールを預けてくれ。裏に抜けてくれれば必ずリターンを出すから。トレードのクロスには必ず俺が飛び込むから、お前らは逆サイドでこぼれ球を狙ってくれ」と主張できたのだろうか。恐らく、答えは否だろう。こんな主張ができていたなら背後に誰もいないフリーの状況で、自分に入ってきた楔のボールをボランチにダイレクトで戻すような無駄なプレーはしないだろう。

 人はそれぞれが置かれた状況で、その状況を切り開いて生き抜いて行かなければならない。月並みな言い方だけれど、立ち止まることは許されず、立ち止まった瞬間に自分自身の可能性が潰えてしまう。そして、切り開くための能力やパーツを自然に身に付ける人、何が必要か気付いて身に付けようとする人、何が必要かわかっているのにただ待つだけの人、身に付ける方法がわからず立ち竦む人。様々な人がいるけれど、福田健二の場合は恐らく「身に付けざるを得ない状況に置かれて、尚且つ身に付けた人」ということになるのだろうと僕は思う。

 ラス・パルマスの置かれた状況や彼自身の現在の状況からして、昨シーズンのような実績を残すのはクラブとしても個人としても難しいだろう。
 でも僕は期待してしまう。彼が来シーズンもスペインにいて、セグンダAでもプリメーラでもどこでもいいからプレーし、相手や味方と怒鳴りあいながらゴール前で体を張り続ける姿を見られることを。

 ¡Venga,Kenji! ¡Mete la pelota a la portería!
    

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Cada día más lejos de ascenso. / 日に日に遠ざかる昇格。
2008年02月11日 (月) 21:35 | 編集
 ■El Eibar aleja al Celta del ascenso
  エイバル、セルタを昇格から遠ざける。 

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第24節

得点者ホームスコアアウェー得点者
52分、ゴイリーア
79分、アルトゥーナ
エイバル2-1セルタ・デ・ビーゴ9分、ディエゴ・コスタ
主審

ゴンサーレス・ゴンサーレス (カスティージャ・イ・レオン協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年2月10日 / エスタディオ・デ・イプルーア 観衆:2487人

警告エイバル

マネル、ゴイリーア、ビエル・メディーナ

セルタ・デ・ビーゴ

レキ
退場

レキ(警告×2)


 まあ、この結果が全てだろう。全てはあの下らない同点ゴールが物語っていると思う。言い訳材料がいくつもあるのはわかっているけれど、だからといってこういう敗戦を黙って「はいそうですか」と受け入れられるほど、僕達ファンをこのクラブは満足させてくれたことがあったのだろうか。

 確かにシーズンはまだまだ残っている。昇格圏内へもまだ4ポイント差であり、次節の対戦相手は最下位のポリ・エヒードであることや、アフリカ・カップ・オブ・ネーションズが終了したことでクインシーが戻ってくること。オッカスやペレーラ、ホルヘやビトーロがサスペンション解除になることを考えれば、少しはマシな試合ができるようになるのだろうけれど、それだけでここまでの勝ち点取りこぼしを取り戻せるのかというと不安にならざるを得ない。

 ただ、21節、22節の連勝によって昇格圏内にあと少しのところまで詰め寄ることができたことからも明らかな通り、少しの連勝とライバル達の取りこぼしさえあれば、自力で目的を達成することはできるはずだ。
 なにしろ、今シーズン首位を争っているヌマンシアは昨シーズン8位。マラガに至っては15位でフィニッシュしている。何がどうなるのかは、全くもってわからないのがこのセグンダAというリーグなのだから。
セルタ・デ・ビーゴ (セグンダA第24節:エイバル戦)
 ディエゴ・コスタ 
 カノッビオ 
ヌニェスフェルナンド・サレス
マリオ・スアレスロサーダ
ロベルト・ラーゴルーカス
レキルベン
 エステバン 
    

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スペインサッカー協会会長選挙。
2008年02月10日 (日) 16:33 | 編集
 ■Mateo Alemany, candidato a la presidencia de la Real Federación Española de Fútbol: ´El fútbol español necesita un cambio radical y profundo´
  マテオ・アレマニー、スペインサッカー協会会長選挙へ出馬の意向。「スペインサッカー界は根本的且つ抜本的な変化が必要だ」

 1週間ほど前の記事ではあるのだけれど、日本のスポーツメディアでは一切触れられていないので紹介しておこうと思う。

 現在のRal Federación Española de Fútbol=王立スペインサッカー協会の会長はアンヘル・マリア・ビジャール。98年からはFIFAのエグゼクティブ・メンバーも努めており、スペイン語圏のサッカー界には非常に強い影響力を持っていると噂されている。
 スペインサッカー協会会長に就任したのは1988年。以来、92年、96年、2000年、2004年と再選を続け、現在は5期目を努めている最中。規則どおりであれば、今年の5月30日に会長選挙が行われるはずだが、果たしてどうなるのか。

 ビジャールはビルバオ出身で、アトレティック・クルブ・デ・ビルバオの下部組織育ち。1971年9月9日にトップチームでデビューしている。アトレティックはセグンダ降格はしていないので、もちろんデビューはプリメーラ・ディビシオン。1973年のコパ・ヘネラリスモ(フランコ独裁時代のコパ・デル・レイ別称)優勝、1977年のUEFAカップ準優勝にも貢献し、1981年に現役を引退している。

 プロ選手としても活躍しながら法律学も大学で学び、現役としてプレーしながら弁護士資格も取得。1978年に設立されたAFE=Asociación de Fútbolistas Españoles(スペインサッカー選手協会)の設立メンバーでもある。

 今回、FARO DE VIGOが記事に取り上げているマテオ・アレマニーは、前マジョルカ会長。経歴については探してみたがスペイン語版のWikipediaにも載っておらず、イマイチはっきりしない。確か彼はバレアレス地方では有名な企業家か何かで、よくプライベート・ジェットで移動していると聞いたことがあるし、マジョルカがカップウィナーズ・カップの決勝に出場した時にもイングランドまでプライベート・ジェットで移動していたはず。セグンダの常連だったマジョルカをエクトル・クーペルの招聘やビセンテ・エンゴンガ、ミケル・ソレール、シビエロ、オライソラ、パウノヴィッチなどの獲得で強化し、一気にリーガの中位まで押し上げた功績を持っている。

 アレマニーと一緒に並んで記者会見に臨んだのはアルフレード・ロドリゲス。セルタの元ゼネラル・マネージャーで、前セルタ会長のオラシオ・ゴメスと同時にセルタにやってきて、2002年まではゼネラル・マネージャーを努めていたはず。その後はフェリクス・カルネーロに交代している。かなり仕事のできる男で、僕も何度かバライードスで彼と話したことがあるが、国外のマーケットにも目を向けており、ヨーロッパに安定して出場できる基盤を築き、海外での知名度も上げて行きたいというようなことをよく言っていた。

 どうやら、アレマニーとロドリゲスが組んで会長選挙に打って出るらしいのだが、その主張はどうやら協会利権の中央集中を解消し、低迷する地方協会への利益分配とスペインサッカーのイメージアップという2点に集約されるらしい。
 イメージアップといえばここ数年、スペイン代表戦や欧州カップにおいて、スペイン国内のスタジアムにおいて黒人選手への侮辱を始めとする人種差別問題が話題になることが多く、代表監督のルイス・アラゴネスが自身の発言を開き直りとも取れる形で正当化するなど、物議を醸し出してきた。アレマニーは「こういった悪いイメージを払拭し、地方のサッカー協会が効果的な選手育成・強化を行えるようにしなければならない」と語っていて、既に「70%の関係者の支持を取り付けている」とコメントしているようだ。

 地方協会への利益分配や地方協会がきちんと育成・強化を行えるようにするというのは素晴らしいと思うのだけれど、イメージアップについてはどうだろうか。
 これはサッカー協会そのものの問題というよりも、スペインと言う国歌の問題になってしまうと僕は思う。
 人種差別に関して言うと、スペインは差別的な言動や振る舞いが比較的目に付きやすい国であることは恐らく間違いないだろうと思っている。これは住んでいる人であれば確かにと思ってもらえるだろうと思うけれど。

 差別と言っても昔のアメリカみたく、有色人種はバスに乗らせてもらえないとか、レストランへの立ち入り禁止やトイレの使い分けみたいなことではなく、言葉の上でのことのほうが多いだろう。そこには立ち振る舞いも当然含まれるのだけれど。

 僕達日本人に対してで言えば、彼らはよく僕達に対して「おい、チーノ!」と言ったりする。チーノ(Chino)というのは有名だが「中国人」という意味で、彼らにとってみれば東アジア人である中国人も日本人も韓国人も皆まとめて「Chino=中国人」だ。下卑た笑みを浮かべながら見下した視線を向けて、尚且つ両目の端を自分の指で吊り上げて吊り目をご丁寧に作ってから「おい、チーノ!チン・チョン・チュン・シャン・ション…!」などと東アジア地域での言語発音を真似てバカにしてくれる。

 黒人に対しても同様で、彼らにしてみればアフリカ人でもアフリカ系アメリカ人でもオセアニア地域の黒人でも何でもかんでも「アフリカ人」か「サル野朗」である。

 まあ、こんな差別的な振る舞いをするような連中は元々がレベルの低い連中であるわけで、街中でやられた場合には近づいて顔面を1、2発殴ってやれば済む話なのだが、こういう連中ほど本気でなくても、ブーイングと同じような軽いノリでチーノだのアフリカ野朗だのサル野朗だのと言う人は意外と多いのだ。

 子供の頃から周りの大人やテレビの中でそういう台詞が普通に繰り出されているわけだから、今更「イメージを直しましょう」と言われたところでそう簡単に直るとも思えない。

 日本の50代~60代のお偉い人たちに対して、「曖昧なキーワードを口にしてご満悦になるのはやめてください」と頼んだところで具体性のある会話をする訓練がされていないのだからできないのと同じことだろう。

 5月30日に、アンヘル・マリア・ビジャールが思わぬ強権発動でもしない限りは会長選挙は行われるのだろうけれど、マテオ・アレマニーとアルフレード・ロドリゲスがどのような戦いを見せるのか、ちょっと注目してみたい。個人的にはアルフレード・ロドリゲスがどんな仕事をするかに興味はあるのだけれど…。
    

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TBSスーパーサッカーとセグンダA第24節1日目の結果。
2008年02月10日 (日) 15:29 | 編集

 ■スーパーサッカー番組内での紹介について。

 あら捜しをしたところで大した意味もないし、いきり立って抗議の電話やメールをするつもりも全く無いのだけれど、事実と違うことをセルタに興味を持つかもしれない数人の人に認識されても困るので、一応指摘だけ。

 昨日のTBSスーパーサッカーにおいて、EURO2008特集をやっており、過去の歴史紹介みたいなコーナーの中で96年大会のブルガリア代表でプレーしていたフリスト・ストイチコフ大先生のFKが紹介されていた。
 その紹介ナレーションが「現在はスペインセルタで指揮官として活躍中」というようなニュアンスのことを語っていたのだが、番組スタッフはきちんと現状の調査をしなかったか、シーズン開幕前のクラブ・監督・選手データベースみたいなものだけを見て資料を作ったのだろう。

 いるかいないかはわからないが、昨日の放送を見て「ストイチコフ」などという検索キーワードでこのブログに来た方のために申し上げておくと、フリスト・ストイチコフ大先生は昨年の10月の段階で既にセルタ・デ・ビーゴの監督を辞任兼解任されており、それ以降は元レアル・マドリー監督のフアン・ラモン・ロペス・カーロが監督を努めている。

 ウィキペディアを見ただけなのか、それともスポーツナビを見ただけなのかはわからないが、もうちょっときちんと調べてから情報を電波に乗せたほうがいいと個人的には思うのだが。…まあいいや。

 ■Fútbol Segunda División

 

リーガエスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第24節-1日目
ラス・パルマス2-2ラシン・デ・フェロール
カステジョン3-1ジムナスティック
コルドバ2-1マラガ
アラベス1-0セビージャ・アトレティコ


 本題はこちら。またまた毎週のように番狂わせが勃発。コルドバにマラガが破れ、カステジョンがジムナスティックを順当に破ったことで、暫定ながら3位に浮上。
 本日12時(スペイン時間)にエルチェのホーム、マルティネス・バレーロで行われるエルチェ対スポルティングの試合結果によっては、とうとうスポルティングが昇格圏を明け渡すことになる。

 セルタセルタで今日のエイバル戦に勝つことができれば、エルチェ対スポルティングの結果が引き分けにでもなった場合は単独で3位に躍り出る上、首位マラガとの勝ち点差も一気に7ポイントまで詰め寄ることができる。
 数日前、FARO DE VIGOの取材に答えたフリアン・バーラは、「僕達が目指さなければいけないのは『昇格圏3位以内に残ること』ではなくて、セグンダのチャンピオンになることです。だってそうでしょう?目標は最大のものを掲げていたって達成できないこともあるわけだから」と微妙なコメントを残している。どういうつもりで最後のセンテンスを口走ったのかは定かではないが、言っていることは理にかなっていると言わざるを得ない。
 FBIだかCIAだかの合言葉は「最悪の事態を想定した行動を取りつつ、最良の結果を出す」とかなんとか、そんなようなものらしいけれど、バーラはそんな意味で言ったのかもしれない。

 ただ、確かに「3位以内に入れればいい」という考え方だけでは3位以内に入ったとたんに取りこぼすことは十分にセルタの場合考えられるし、前回の降格の時だって38節までは首位だったのに終わってみれば3位でフィニッシュ。登録選手出場規約の問題などでゴタゴタしたとはいえ、一時期は10ポイントあった4位との差がなくなっての昇格だったことは忘れてはならない事実だろう。

 気をつけなければいけないのは、セルタもレアル・ソシエダも下らない取りこぼしを繰り返した挙句、本来昇格レースに無関係で後半戦を迎えそうだったエルチェとカステジョンをレースに引き入れてしまったことにより、混戦が加速しそうなこと。
 戦力的な比較をすれば選手のクオリティーで劣っているわけでもないのにこの2つのクラブと昇格を争うというのはいただけない。曲者であることは間違いないけれど、がっぷりと組み合う必要性は一切ないはずだ。

 今後の試合ではなるべく無駄な取りこぼしをしないように、しっかりとしたリスク管理をしながらの試合展開が必要になるのは間違いないのだが、恐らくそんなことを外野がいくら言っても何度でも同じことを繰り返すクラブだから、あまり効果はないだろう…。悲しいことながら。
    

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La dimensión.
2008年02月09日 (土) 15:27 | 編集
 ■Las dimensiones de Ipurua traen de cabeza al Celta
  イプルーアの面積がセルタの不安の種。

 世界各国のスタジアムのおいて、各所で縦幅と横幅が違っているのはよくあることだけれど、多くの場合は誤差は微々たるもの、さほどプレーに影響を及ぼすほどではないと思われている。
 スペインの場合、小さい、狭いということで有名なスタジアムはヌマンシアのホーム、ロス・パハリートスとラージョ・バジェカーノのホーム、テレサ・リベーロで、それぞれのピッチ幅はロス・パハリートスが103×70、テレサ・リベーロが102×64。参考までに言うと、レアル・マドリーのサンティアゴ・ベルナベウが106×70、バルセローナのカンプ・ノウが105×72。それに対して、エイバルのホーム、エスタディオ・イプルーアは103×65。ちなみに、セルタのホーム、ムニシパル・デ・バライードスの面積は105×69。
 マドリーやバルサがラージョと対戦する時にはサイドチェンジなどの目測がなかなかうまく行かずに苦しそうにプレーしていたことを思い出す。素人考えだとピッチの狭さなど大した問題ではないと思うのだけれど、数字にしてみるとその違いは以外と大きいのかもしれないと思わざるを得ない。

 イプルーアのピッチ面積は6695㎡であるのに対し、バライードスは7140㎡。その差は445㎡。これくらい差があるとなると影響があると考えるのが普通だろう。
 現在のセルタだとアグスとルベンが2005年にレアル・マドリー・カスティージャでプレーしていた頃、このイプルーアでプレーしているが、その時にはカスティージャが1-3でエイバルを破っている。ただし、アグスは「エイバルはホームでプレーするときにはまるでビッグクラグのような試合をする。危険極まりないチームであることは間違いない」と語っている。

 とりあえず、明日の試合に関してはカノッビオが戻ってくることは間違いないらしいが、ペレーラとホルヘはサスペンションで出場停止なのは変わらないので、オッカスが突然復活でもしない限りはディエゴ・コスタが1トップになるだろう。

 なんだか、今週も負けそうな匂いがプンプンする…。
    

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ベンチの様相。
2008年02月05日 (火) 21:44 | 編集
 ■López Caro se queda sin gol ante el Eibar
  ロペス・カーロ、得点源なしでエイバル戦へ。

 MARCAの記事では若干煽り気味に書いてある。タイトルだけ見ると何事かと思うが、何のことはない、前節に警告を食らったホルヘ、ペレーラが次節サスペンションで出場停止。試合中に右足首を負傷して退いていたカノッビオとリハビリ中のオッカスは「回復しているものの、出場の可否は微妙」であることを理由に、チームの得点のほとんどをあげているこの4人を欠いて試合に臨まなければならなくなったというだけのことだった。

 ただ、ペレーラが出場停止というのは由々しき問題で、オッカスが復帰できないとなると純粋なFWが一人もいないことになる。ディエゴ・コスタでもいいとは言っても彼はどちらかといえばセンターFWではなくてセカンド・ストライカーといった感じの選手。果たしてどうなるのか。
 一応カノッビオとオッカスの負傷は大幅に回復しているらしいけれど、今のところ出場が確実視されるほどの状態ではないらしい。

 ■La plantilla se españoliza
  スペイン化されたベンチ。

 1995年12月15日は何の日でしょう?

 と尋ねられて、すぐに正解を答えられるのであれば、その人は相当のサッカー歴史マニアであることは間違いない。
 1995年12月15日はジャン・マルク・ボスマンによって訴えられていたEU域内における契約終了時の移籍の自由に関する訴訟に「契約が終了した選手の次クラブへの移籍に関し、元所属先クラブは移籍先クラブに対していかなる金銭的対価も要求することはできない」という判決が、EU高等裁判所から出された日である。

 これ以降、異様な移籍バブルが沸き起こったのは周知の事実。ビッグクラブが資金力に物を言わせて有力選手を次々と獲得し、肥大化。それに伴ってスター選手の集中するクラブの試合を中継しようとテレビ放映権料が異常な高騰を続けた。

 中小クラブにしてもただ手をこまねいていたわけではなく、スーパースターを獲得できない代わりに、実力は確かだかさほど名の知れていない各国の代表選手や、契約は終了しているものの年齢がネックになって有利な条件では次の所属先を見つけることが困難な元スター選手達を獲得するようになった。

 そのうちの一つがセルタだった。1996年を皮切りに、セルタはゴラン・ジョロヴィッチ(旧ユーゴスラヴィア代表)、フェルナンド・カセレス(元アルゼンチン代表)、マジーニョ(元ブラジル代表)、アレクサンデル・モストヴォイ(ロシア代表)、ミカエル・ハイム・レヴィーヴォ(イスラエル代表)、ヴァレリー・カルピン(ロシア代表)、リュボスラフ・ペネフ(ブルガリア代表)、アドリアン・グスタボ・ロペス(アルゼンチン代表)。
 彼らの獲得とそのプレーぶりによって、セルタは一躍スペインにおける強豪クラブの仲間入りを果たし、1998-1999シーズンにはUEFAカップに初出場でベスト16へ進出。その後2002-2003シーズンまで連続出場した。もちろん、外国籍選手の獲得だけではなく、セルヒオ・フェルナンデス(現サラゴサ)、ヘスーリ(今どこにいるんだろう…)、フアン・ベラスコ(今どこに…以下略)など、スペイン人の若手有力選手も獲得してはいたが、補強の目玉はしばらくの間外国籍選手が中心だった。

 様子が変わったのはもちろん2003-2004シーズン終了時のセグンダA降格。外国籍選手はある程度チームに残留したものの、2006-2007シーズンに再び降格した後迎えた今シーズンは、登録選手のほとんどがスペイン人選手になっている。
 スタメンを飾る11人も、今ではスペイン人選手が圧倒的多数になっており、前節のカステジョン戦では、対戦相手のカステジョンのスタメンではスペイン人が5人だったのに対し、セルタのスタメンは7名がスペイン人(エステバン、ルベン、ロベルト・ラーゴ、ビトーロ、マリオ・スアレス、ヌニェス、ペレーラ)。
 現在の登録選手中で言えば、ザネフ、コントレーラス、マンチェフ、ロベルトが去った今では外国籍選手はルーカス、ペーニャ、レキ、カノッビオ、クインシー、ディエゴ・コスタ、オッカス、ロサーダの8人。残りの14人はスペイン人となっている。

 クラブ上層部は今シーズン開幕前、「カンテラ出身選手の比率を上げ、若手の育成を強化し、クラブのアイデンティティーを確固たるものにする」というものだった。登録選手の比率では今のところその意図は達成していると言えるかもしれない。

 今後はロベルト・ラーゴ、ルベン、セルビア人とのハーフであるカンテラのゴラン・マリッチ以外にも、ガリシア人選手の比率を上げていけるかどうかが課題となるだろう。
    

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セグンダ・ディビシオンA 第23節終了時 順位表
2008年02月04日 (月) 23:26 | 編集
 ■Así es la clasificación de Segunda División

 まずは結果から。
リーガエスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第23節
ヌマンシア0-1エルチェ
ジムナスティック2-2コルドバ
エルクレス0-0グラナダ74
ラシン・デ・フェロール2-0ポリデポルティーボ・エヒード
セビージャ・アトレティコ2-1サラマンカ
スポルティング0-1ラス・パルマス
アルバセーテ1-0シェレス
カディス0-0テネリフェ
セルタ・デ・ビーゴ1-2カステジョン
マラガ1-0アラベス
レアル・ソシエダ1-1エイバル
 セルタが負け、レアル・ソシエダが引き分けたことで首位ヌマンシア、2位マラガ、3位スポルティングは4位以下を引き離す絶好のチャンスだったが、勝ち点3を上げられたのは2位のマラガだけ。ヌマンシアはエルチェに破れ、スポルティングもラス・パルマスにエル・モリノーンでまさかの敗戦。エルチェがヌマンシアに勝ったことで伏兵的に4位に浮上してきた。

 これまでずっとリーガ・エスパニョーラを見てきたファンからすると、今年のセグンダの注目はセルタレアル、マラガ、ヌマンシアが昇格できるのかどうか。今年こそスポルティングが復帰できるかどうか。後は福田の移籍したラス・パルマスがどこまでやれるのかというところだったのではないかと想像するけれど、ここにきて意外なチームが昇格圏に肉薄してくることになった。

 いるかいないのかはわからないが、もし日本にもエルチェファンがいるのだとしたら、この展開は痛快の極みだろう。エルチェの試合はスペインに住んでいた頃に2回ほど見たことがあるが、小賢しいプレーや時間稼ぎが異様に多いわりには一点突破のカウンターで勝ち点を稼ぐという「巧いチーム」だった記憶がある。…今どうなのかは定かではないが。

 ともかく、セルタレアルにとっては今節の最終結果によって最悪の事態は免れたといったところだろう。もしここでヌマンシアもスポルティングも勝利していたら、今後数週間は苦しい展開が続いたことだろう。
 セルタのこの後の試合日程はこのブログの右下に全日程を書いている通り、エイバル(アウェー)、ポリ・エヒード(ホーム)、ラス・パルマス(アウェー)、エルチェ(ホーム)、シェレス(アウェー)、アルバセーテ(ホーム)、ヌマンシア(アウェー)、スポルティング(ホーム)…と非常に微妙な日程が続く。レアル・ソシエダはエイバル戦を消化しているので、その後の試合日程はセルタと全く同じ。ラス・パルマスとホームで戦えるのはいいとしてもエルチェとアウェー、スポルティングでアウェーというのはちょっと厳しいかもしれない。

 セルタもレアルも、ポリ・エヒード、ラス・パルマス、シェレス、アルバセーテからは石にかじりついてでも勝ち点を確保し、ヌマンシア、スポルティングとの連戦で何を投げ打ってでも連勝して昇格圏内を狙いたいところ。

 セルタはポリ・エヒード戦のあたりでクインシーがアフリカ選手権から戻ってくるはずなので、そこからの巻き返しをどこまでできるかがポイントになる。

 首の皮一枚繋がったと思って、ここから本当に泥臭く戦って勝ち点を積み上げてくれればいいのだけれど…。FARO DE VIGOの試算では後半戦で43ポイントの勝ち点を獲得すれば昇格は現実的らしいが、そのためには後19試合で40ポイントを獲得しなければならないのだから…。
順位表(第23節終了時)
順位チーム名勝ち点
1マラガ45
2ヌマンシア45
3スポルティング36
4エルチェ36
5セビージャ・アトレティコ36
6セルタ・デ・ビーゴ35
7レアル・ソシエダ35
8カステジョン34
9グラナダ7434
10テネリフェ32
11エルクレス30
12エイバル30
13サラマンカ29
14カディス29
15コルドバ27
16ラス・パルマス26
17アラベス25
18ジムナスティック24
19アルバセーテ24
20ラシン・デ・フェロール23
21シェレス22
22ポリデポルティーボ・エヒード21
    

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スペイン高速事情。
2008年02月03日 (日) 17:09 | 編集
 ■カンタブリアとカスティーリャを結ぶ高速道路A-67開通

 カンタブリア州は世界地図を基準に見た場合、スペインの北部、フランス側から数えるとナバーラ、バスクと来てカンタブリアの順に見ることができる。
 州都はサンタンデールでイワシの漁が盛ん。名物料理は魚介類を使ったものが多く、食事も美味いし風光明媚で夏も涼しく避暑地にはもってこいの場所だ。夏になるとフランスやスイス、ドイツやイングランドから観光客が大挙して押し寄せ、2週間から1ヶ月くらいをサンタンデールで過ごしたりすることが多い。ヨーロッパの学生の中には1ヶ月ある夏休みを利用して、避暑と勉強を兼ねてサンタンデールにある国立カンタブリア大学や、そのすぐ近くにある私立メネンデス・ペラージョ大学の外国人コースでスペイン語を学びに来る学生もたくさんいる。

 よく「カスティーリャ」とか「カスティリア地方」などと日本語で紹介される地域は、一般的にサラマンカ、バリャドリー、レオン、ブルゴスなどがある「カスティージャ(リャ)・イ・レオン州」のことを指しているが、地域的な並びで見た場合はすぐ隣であるにも関わらず、意外と交通の便が悪いことで有名だった。

 僕はスペイン留学時代、最初の2ヵ月半をサンタンデールで過ごした後にバリャドリーに引っ越したのだけれど、サラマンカに住んでいた同じ大学の友人に会うためにサンタンデールからRENFEを使って行こうとすると異様に不便だったことが記憶に残っている。

 今回のニュースでは高速道路が開通したということなのだが、高速道路も2000年当時は途中までしか整備されておらず、カスティージャ・イ・レオンに向かう途中の道は一般道の山道で、片側一車線。めちゃくちゃ狭いのでスピードも出せず、カーブも多いから車酔いしやすい人には地獄のようなバスだったことだろう。飛ばせないから時間もかかるので、距離的には400Kmくらいしかないのに6時間くらいかかったような記憶がある。ちなみに、マドリーからサンタンデール行きのコンティネンタル・オートというバス会社が出している高速バスを使った場合はやはり6時間~7時間で着く。ルートが違ったのだろうけれど、サンタンデールとカスティージャ・イ・レオンを結ぶ路線とはかなり景色が違っていたことは覚えている。

 行ったことのない人からすれば、スペインの地理的な特徴なんて想像もつかないことだろうけれど、スペイン北部にあるガリシア、アストゥリアス、カンタブリア、パイース・バスコ(バスク)、ナバーラ、ラ・リオハは所謂山岳地帯で、スペイン一周の自転車レース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」などでもこのあたりのコースは山岳ステージで使われることが圧倒的に多い。ただの山道ではなくクネクネと曲がりくねっていて尚且つ傾斜もキツイ場所がいくつもあるため、車も含めて交通事故がけっこう多い。
 サンタンデールからビルバオに行くのは1時間半くらいだけれど、その道のほとんどが山道。高速道路は確かほとんど使われていないはずだ。
 このA-67という高速道路が全線開通すれば、所要時間も大幅に短縮されるだろうし、カンタブリアへの移動はかなり楽になるのではないだろうか。

 ちなみに、スペインの高速道路は無料通行の区間が多く、あまり料金所にお目にかかることはない。ガリシアだとビーゴからラ・コルーニャへ向かう路線で1箇所か2箇所だけ料金所があったけれど、他の場所ではあまり見た記憶がないくらい無料通行区間が多い。日本も早くそうなって欲しいとは思うけれど、当分の間は無理だろうなあ…。
 なお、サービスエリアは日本の高速道路にあるものをイメージしていると大変なことになる。特に「ここがサービスエリアでござい」というような看板が出ているわけでもなく、突然道端に普通のバルと駐車場が出現する。それがサービスエリアのようになっている。一体どうやって荒野のど真ん中に建てたのだろうと毎回不思議には思っていたのだけれど、中に入るとごくごく普通のバルで、従業員も普通の人達。コーヒーやメヌー・デル・ディアやプラト・コンビナードと呼ばれる日替わりメニューや定食も普通に出してくれるし、ボカディージョというフランスパンで作ったスペイン風サンドウィッチも街中のバルと同じようにテイクアウトできる。

 中にはトレラベガのサービスエリアみたく、バス会社直営のサービスエリアなどもあったりして、ここはかなり近代的な作りになっていたりするのだけれど、普通のバル式サービスエリアに慣れてしまうと、日本のサービスエリアのハイテクぶりと充実振りには驚かされる。

 いつかはレンタカーを借りてスペインを爆走してみたいと思ってはいるのだけれど、あの時速150Km巡航の中に何食わぬ顔をして入っていけるかどうかというのが目下一番の悩みどころかもしれない…。
    

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Otra vez más...
2008年02月03日 (日) 13:26 | 編集
 ■El Castellón se la juega al Celta
  カステジョン、セルタを弄ぶ。  

リーガ・エスパニョーラ(セグンダ・ディビシオンA)第23節

得点者ホームスコアアウェー得点者
77分、ホルヘセルタ・デ・ビーゴ1-2カステジョン9分、タバレス
57分、オーベルマン
主審

ペレス・リベロル (カナリアス協会)

日時/スタジアム/観衆

2008年2月2日 / エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードス 観衆:6000人

警告

セルタ・デ・ビーゴ

ルベン、ホルヘ、ペレーラ

カステジョン

モラ、アラーナ
退場

無し


 一体、いつになったら僕はこのチームを信じることができるんだろうと首を傾げたくなる。いや、むしろ不安が的中したことで、自分に予知能力でもあるのかとでも思えてしまう。

 毎年、毎月、毎週のことだけれど、「ここで勝てば」というところで絶対に勝つことのできなかったセルタではあるけれど、この期に及んでもこういう結果しか出せないのかと思うと、もはや今シーズンの昇格などは叶わぬ夢で終わるのだろうという確信めいた気持ちすら芽生えそうになってきた。

 ダイジェストを見る限りだと失点のシーンは両方とも致し方ないと諦めがつく…というよりも諦めないとやっていられない。2点目はあのシュートを止めろというほうが無理だろうけれど、1点目のシーンはなぜあそこで裏を取られているのかが理解できない。オフサイドを掛け損なっただけなのか、それとも単純に見ていなかったのか。…恐らく両方だろうけれど。

 セルタの攻撃に関してもそれなりに攻撃の形は作っていたようではあるけれど、どうも詰め切れなかった印象がある。ペレーラが負傷明けというのはあっただろうけれど、そうでなくとも元々FWの得点能力に依存するチームではなかったわけだから、中盤以下のサポートがなければチーム全体の得点能力が向上するはずもない。
 ペレーラが得点を量産することは悪いことではないのだけれど、バイアーノのときにもそうだったが、あまりにも一人に得点チャンスや得点が集中すると、セルタあたりのような中小規模のクラブではその選手一人に依存し過ぎて「パスは出すからあとは頼んだ」的なプレーが増えてしまうことが往々にして増えてしまう。セグンダでの戦いでは誰か一人に依存するよりも、「誰が抑えられても誰かが点を取れる」状態でリーグ戦を戦うことが重要であるはずなのに、今のセルタにはそれが足りないような気がする。
 たかだか1回負けたくらいで大げさなのかもしれないけれど、1回の敗戦が積み重なった結果が今年であるわけで、これを繰り返さないためには今シーズンを何とか乗り切って昇格するしかない。恐らく今年昇格できなければ次回の昇格は4~5年先になるだろう。ホルヘやカノッビオ、マリオ・スアレスやビトーロが来年セグンダでもセルタにいるとはとても思えない。

 気付いたらカステジョンがすぐ下に迫り、エイバルとの裏バスク・ダービーVol.2に引き分けたレアル・ソシエダに勝ち点で並ばれ、エルチェ、グラナダ74、セビージャ・アトレティコの今日の結果次第では大幅に順位を落とすことになる。

 シーズンが終わった時に「23節で勝っておけば…」などという台詞が、誰の口からも出ないような結果が残せるように、今は祈るしかないのかもしれない。
    

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A por todo.
2008年02月03日 (日) 00:59 | 編集
 ■Celta confía en Perera para situarse en puestos de ascenso
  セルタ、昇格争いへ向けてペレーラを信頼。

 2月1日を迎えてもセルタの前線に変化は無く、クラブとしてはペレーラとオッカスを主軸としたFWで昇格争いを戦うことを決めた。

 ペレーラは今週の全体練習を左足首の痛みで全て休んでいたが、結局試合には間に合った模様。3位スポルティングとの勝ち点差が1ポイントで、そのスポルティングは日曜日12時のCanal+枠でエル・モリノーンにラス・パルマスを迎え撃つ。ラス・パルマスはしばらく最下位をウロウロしていたが、連勝で順位を上げて調子も上げている。
 なかなか勝ち切れずにセルタやレアル・ソシエダに追い上げられてきたスポルティングだが、本気で昇格したいならここで勝っておかないと毎年の繰り返しになりそうな予感だ。

 対するセルタにしてもレアル・ソシエダにしても、今週は…というか今週も重要な試合となる。セルタはバライードスにカステジョンを迎えるが、そのカステジョンは前節のレアル・ソシエダ戦を勝利してセルタが4位に順位を上げることに一役買った。ひょっとすると今週はセルタを破ってレアル・ソシエダに貢献するかもしれない。
 レアル・ソシエダはホーム、アノエタにエイバルを迎えての裏バスク・ダービーVol.2。Vol.1はアラベス対レアルだったが、場所的に言えば確かエイバルのほうがサン・セバスティアンに近かったはずなので盛り上がる要素はエイバル戦のほうが多いかもしれない。デザインを少し変えればバルセローナのようにも見えるエイバルなので、音声を消して字幕も完全に消して、尚且つテレビを遠くから見ればレアル対バルサに見えたりするかもしれない。

 ところで、MARCAの予想スタメンは以下の通り。
MARCA予想スタメン (セグンダA第23節:カステジョン戦)
 ペレーラ 
 カノッビオ 
ディエゴ・コスタヌニェス
ビトーロホルヘ
ロベルト・ラーゴルーカス
レキルベン
 エステバン 


 前回の降格シーズンではちょうど今くらいの時期から7連勝して昇格を引き寄せた。今シーズン、同じことができるかどうかがこの試合にかかっているのかもしれない。
 というより、そろそろ4連勝くらいしないと首位に迫ることなどできないだろう。必ずしも首位でシーズンを終えて昇格する必要は無いけれど、できる限り勝ち点を挙げて昇格することを考えるのであれば、首位との差は意識しておかなければならないだろう。

 バライードスでの勝利をファンに見せて、観客動員も上げておかないと、今後の経営状態だってわかったもんじゃないのだし、色々な意味でクラブとしても踏ん張りどころだろう。
    

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