■Diego Costa: "Estaba esperando mi oportunidad"
ディエゴ・コスタ「チャンスを待っていた」
間違いなく、日曜日のソリアで主役になったのは技ありのFKを沈めたフリオ・アルバレスではなく、素晴らしい2ゴールを決めたディエゴ・コスタだった。1点目の股抜きゴールもそうだが、2点目は「ロナウド・ゴール」と呼ばれるようなハーフウェーラインからのドリブルゴール。ヌマンシアのディフェンス陣も何をしているのかという感じも若干するが、それはそれとして「決めた」という事実を重要視するべきだろう。
一夜明けた月曜日のインタビューでディエゴ・コスタは次のように語っている。
「皆の信頼をもう一度得ることができるようなチャンスをずっと待っていた。ソリアでの試合では2ゴールを挙げて、尚且つチームが勝利するための手助けをするという幸運を得ることができた。周りの人達がはっきりと自分を信頼していないのはわかっているんだ。”アイツはレンタルの選手。来年になればいなくなる。それで終了”というように思っているだろう。しかし、自分自身はたとえチームが来年もセグンダに留まることになったとしても、一緒にこのチームに残りたいと思っている。なぜならこの街と、街の人達が大好きだから。だから最初のワンタッチでゴールできると思えるような仲間達の信頼を勝ち取らなければならないんだ」
ディエゴ・コスタがこの何試合か、スペイン語で「Lista de convocatoria=リスタ・デ・コンボカトリア」と呼ばれる試合への召集リストから外れていたのは、どうやらこのコメントからするとクラブ内に「レンタル選手を今後あまり試合で使わないほうが…」という空気があるということが窺い知れる。
ただ、本当にそんな空気があるのだとしたら、昇格などという言葉は今シーズンもう二度と口にしないほうがいいだろう。レンタルで選手を獲得したのは何のためか。買い取りオプションを付けてまで若手の選手をレンタルしたのは何のためなのか。全ては来シーズン昇格後の将来的な構想があってこそのはずだっただろう。
それを仮に昇格が現実的に難しくなってきたからといって半ば来季のセグンダ残留を睨み、レンタル組の離脱を計算した上でディエゴ・コスタが感じているようなことが行われているのだとすれば、それはファンをバカにしているとしか思えない愚行と言えるだろう。
ソシオ、ソシオ・アボナード、アボナード達から安くは無い年会費を取り、懲りもせずアウェーのソリアに駆けつける400人以上のペーニャ達が願ってやまない「昇格」という目的をどう考えているのか、クラブ幹部は今一度真摯に考え直す必要がある。
そもそも、ディエゴ・コスタやオッカスのような選手も今シーズン初めてチームに合流した立場。それでもゴールという結果を出しているという事実をきちんと見なければならない。歯車さえ噛み合えば、加入歴の長短に関わらず選手は結果を出すことができる。仮に今シーズンの昇格レースに敗れたとしても、それならば来季に向けた新しい取り組みをまた始めればいいだけの話ではないのか。
ミチュのようなセルタB出身選手が昇格してスタメンを飾るようになったことは当然喜ぶべきことではあるけれど、そのために今いる戦力を無駄にする理由はどこにもない。「未来」を見据えた場合、状況によっては18歳のディエゴ・コスタをアトレティコから買い取ることだって十分に可能なことなのだから。
■El Celta mira al futuro
セルタは未来を見つめている。
綺麗ごとのように聞こえるかもしれないけれど、未来とは現在の彼方にあるものであって、決して未来だけがハリウッド映画のように独立して存在するものではない。今ある現実が明日には未来に変わるのであって、来るべき未来というものは決して存在しない。
現在を未来に変えて行くその過程において、今いる場所と現実の中で何を成すべきなのかは当事者の判断次第ということにもなってくる。
そういった観点からすると、セルタ・デ・ビーゴというクラブは「未来を迎えるための準備」に入ったとFARO DE VIGOは見ているようだ。ここ2〜3試合、クインシー・オウス・アベイエは召集リストに入っておらず、マリオ・スアレスもスタメンから外れている。ビトーロも中核に据えられているとは言い難い状況になっており、ホルヘ・ラレーナも以前ほど重要視されていないと見ることもできる。
事実、ホルヘに関してはこの1月から移籍交渉が可能になるタイミングがあったにもかかわらず、クラブはホルヘに対して6月以降の契約更新のオファーをしていない。クインシーとマリオ・スアレス、ビトーロのレンタル組に関しても、このままだと6月でクラブを離れることが既定路線になっている。クラブ側の思惑が見て取れるのは安定して召集され、試合にもコンスタントに出場しているアグスティン・ガルシア・”アグス”とアントニオ・ヌニェスという二人のマドリレーニョ(マドリーっ子)だけで、あとは自力でチャンスを掴み取ろうとしているディエゴ・コスタくらいのものだ。
既にアントニオ・ロペスは来季を見越してセルタB、所謂「カンテラ」からノエル、マリッチ、ミサ、ダニ・アバロをトップチームの練習に組み入れており、ミチュに至っては既にスタメンで出場して経験を積んでいる。
ディフェンス陣の要となることを期待されているアグスに関しては来シーズンもセルタに残ることが濃厚とされており、ヌニェスとフェルナンド・サレスに関しても契約上「45分以上のプレー時間を得た試合が12試合以上の場合、1年契約を自動更新」という条件をほぼクリアしており(フェルナンド・サレスは既に6試合を消化)、来シーズンもセルタでプレーすると見られている。
未来を見るのはいい。それはそれで間違っていないし、当然「今」やるべきことの一つではある。だが、週末に大一番のスポルティングを控えて、これに勝てば次はレアル・ソシエダ戦が待っている。そこで更に勝利を収めるようなことになった場合、あるいは再度昇格のチャンスが現実味を帯びてくるということも考えられる。…可能性の大小はともかくとして。
そのことも今は十分念頭に置いた上で様々なことに頭を使うべきではないのだろうか。中長期的な視点で考えることも当然必要だけれど、あれだけ高々と「1年でプリメーラに戻る」と豪語したのだから、12試合残っている段階で来季のことを考えているとファンやメディアに見透かされるような行動を取るクラブの対応には、非常に疑問を感じると言わざるを得ない。
現状で昇格が果てしなく難しい宝探しのようなものであることは当然理解している。しかし、だからといって諦めていいとは誰も言っていない。
いつの間にかキャプテンマークを巻いてチームを鼓舞するようになったヘスス・ペレーラや、ビーゴに残りたいがためにガムシャラにゴールを狙ったディエゴ・コスタのような選手がいる限り、僕は会長やスポーツ・ディレクターではなく、クラブの紋章と選手達を最後まで信じていたい。
果たして、奇跡というものを僕達セルタファンは見ることができるだろうか。
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セルタでローンの選手がそんな扱いをされていたとしたら、そういう横やりが入っているのかもしれませんね。
しまさんの記事を読んでいるといかにもそういうことをやりそうな会長とSDですからね。
いずれにしてももう終盤です。お互いに昇格できるよう最後まで諦めずに戦いましょう。
まあ、僕の書いている内容もかなり主観的な部分があるので何とも言えないんですが…。
レアルは連敗で少し苦しいですね。スポルティングはホームで勝利して、昇格が決まったような大騒ぎだったみたいです。スポルティングとしては上位陣と当たるのはあとセルタとマラガだけですからね。
セルタにとっても今週は正念場。話によるとヒホンから3200人もファンが来るらしいので、ヘタをすると地元のファンよりアウェーファンが多いかもしれません…。
ソシエダが上がれなくて、サラゴサあたりも落ちてきたらまた来年も厳しい戦いが待っていそうですが。
ファンフランやクレメンテに干され気味のバイアーノ戻ってこないかななんてありえない事をつい考えてしまいますが、一番はオウビーニャが残留してくれるかどうかですね。
そういえば、サラゴサ降格、ヒホン昇格なんてことになったら、セルヒオはヒホン復帰とかもありそうですね。
人をバカにしているとしか思えませんね、この会長とSDは。
オウビーニャは今のところ戦力として残ってくれそうですが、理由は「こんな怪我をしているんだからどこも獲得しようなんて思わないだろうから」ということだそうです。
セルヒオはスポルティング時代にオリンピック代表に選ばれましたから、古巣に戻ることもあり得そうですね。





