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セルタ・デ・ビーゴとリーガ・エスパニョーラ、スペインのことについて書き連ねているブログ。
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苦渋の決断か、安易な放棄か。
2008年04月09日 (水) 23:45 | 編集
 ■El Celta quiere a Arconada en su próximo proyecto
  セルタ、次のプロジェクトに向けてアルコナーダを希望。

 ■Arconada no se 'moja' sobre su fichaje
  アルコナーダ、自身の去就については語らず。

 わかった。それが答えということか。

 現実を見てみよう。残り10試合となった時点で3位スポルティングとの勝ち点差は9ポイント。今節は日曜日にマラガ対スポルティングの直接対決があるため、スポルティングが敗れ、セルタが勝利すればその差が6ポイントに縮まり、改めて昇格の可能性が復活することも考えられなくは無い。
 しかし、ここまでの流れを見ていて次節からの9試合で6ポイント差を逆転できるほど勝利を積み重ねることができると僕達ファンは本気で思えるだろうか。

 残念ながら、心のどこかで「そうなってくれたらいい」と思うことはできても、今のセルタを見ていると本心から信じることができない。
 真剣に戦っている選手はいる。しかし、一つの塊となって目指すべき目標に全選手が向かっているとはとても言い難い。批判・非難ではなく、現実として見ても例えばフェルナンド・サレスは昇格云々よりも契約上の制限から来る自身の契約更新が難しくなってきていることにイラついている。マリオ・スアレス、オッカス、クインシー達は来シーズンもセグンダで戦い続けるということを明らかに避けたいという本心を隠しきれず、ファンにもメディアにもそのことを見透かされており、クラブ上層部も彼らを本気でセグンダのチームに残そうとは考えていないと取るしかないような処遇を彼らに対して行っている。

 ホルヘ、ヌニェスに関しては契約交渉すら行っておらず、ヌニェスには既にプリメーラの数クラブからオファーが届いており、ヌニェスの代理人は移籍し易くするために移籍金や年俸の値下げを画策している。

 こういう状態の集団を「チーム」とは呼ばない。呼ぶべきではない。

 そして、タイトルリンクの先にあるような、シーズン終了前から次期監督候補の交渉事が報じられるということは、クラブとして現在の監督すら信用していないことを明確に表している。
 そもそも、なぜアルコナーダなのか。ヌマンシアが昇格を確定的にしているものの、プリメーラ昇格後に要求されるであろう(ヌマンシアにとっては)高額な年俸を払えないのが明らかだから?
 それとも、ヌマンシアを1年で昇格させることが濃厚であり、その手腕を買っているから?

 だが、よく考えてみよう。アルコナーダは確かに偉大な元代表GKの実兄だが、ほんの一年前まではセグンダBのブルゴスでしか監督経験がない。「勝利の味」を知っているのか否かについてはまだまだ疑問が残るし、今年のヌマンシアはそもそも昨シーズン、アンドニ・ゴイコエチェアがベースを作ったチームだった。
 これをアルコナーダの実績として考えていいのか。深読みしてみれば、アルコナーダ自身がそう考えているからこそ「時期尚早」とプリメーラで指揮を取ることを躊躇しているとは考えられないか。だとすれば、アルコナーダのキャリアアップのために大切な「プロジェクト」とやらの一端を投資することが本当に長期的な視点で見た場合クラブに有益なことなのか。

 そもそも、今シーズンのこの体たらくは何が原因で、どのような経緯の元に起こったことなのか、それは明らかになっているのかいないのか。

 会長もスポーツ・ディレクターも語らない。いや、語らないのではなくて語れないのか。ただし、語らずとも僕達はわかっているのだけれど。

 前回の降格時と比べてみよう。2003-2004シーズンの終盤、ほぼ降格が濃厚だった時期にフェルナンド・バスケスの監督就任は噂されていたが、その報じられ方は「降格・残留に関わらず」というもので、そもそもその時点でミゲル・アンヘル・ロティーナ、ラドミール・アンティッチ、モンチョ・カルネーロと3ヶ月間で3人の監督が入れ替わっていた。最後はなり手がいなくて致し方なくセルタBから昇格させたという酷いものだった。
 ただし、選手の移籍に関しては全く噂が出てこず、加入・放出の話も降格が決定してからだった。尚且つ新加入の選手が発表されたのも、その後の2004-2005シーズンの核となった選手は早い段階で発表され、フェルナンド・バスケスの監督就任も降格した翌週には発表。トレーニング合宿もどこよりも早く開始された。

 今シーズンはどうか。フリスト・ストイチコフは引き続き指揮を取ることが決まっていたが、退団する選手の契約や移籍交渉はいつまでたってもまとまらず、挙句の果てにはウソと虚勢の果てに必要だった選手を追い出し続けた。軸となるポジションには「若手を育成して強豪クラブを目指す」という会長の”プロジェクト”とは整合性の取れないベテランを獲得し、開幕ギリギリになってコミュニケーションに難のある国籍の選手をかき集めた。
 さらには「全面的に支援する」と降格決定前から繰り返し表明していた監督への支持も「実は解雇だった」と後に暴露される不可解な行動で反故にされ、そしてそれはロペス・カーロの時にも繰り返された。

 クラブとして、何を柱にしたいのか。この2年間全くそれが見えてこない。昇格したシーズンのUEFAカップなど、本来どうでもいいものだったはず。危機的な財政状況を乗り越えてかつての栄光を取り戻したセビージャの後を追いたかったのだろうか。しかし残念ながら創立から80年の歴史の中で、セルタがセビージャほどの栄光を手にしたことは無い。82年のワールドカップでバライードスはいくつかの重要な試合においてその舞台を提供したが、そこでプレーしたのはセルタではない。代表選手も輩出してはいたが、彼らは国内外のビッグクラブに巣立ち、二度とビーゴには戻ってこなかった。

 苦渋の決断として今シーズンを諦めるのであれば、僕達ファンはその理由を知る必要がある。

 安易な放棄であるならば、この先どうするつもりなのかを僕達は知っておかなければならない。

 今のところ、カルロス・モウリーニョとラモン・マルティネスという二人の男の口から、僕自身が納得できるような発言は、聞こえてこない。
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コメント
この記事へのコメント
クラブを愛するファンにとって
フロントが信じられなくなるということほど辛いことはないですね。

ユベントスもジラウド、モッジ体制でファンの心をズタボロにしてくれましたからね。ジョン・エルカンをはじめとするジッリ、ブラン、セッコの体制がクリーンなクラブを目指し、ペナルティを受け入れたことで他のクラブよりも潔いというイメージを持つことで、なんとかバランスが保てましたけど。

1年でプリメーラに戻ってこられないというのは辛いことです。それも、無計画なフロントであってはなおさら。ファンが解任することはできないのでしょうか。
2008/04/14(月) 12:36 | URL | キリ #qbIq4rIg[編集]
>キリさんへ
前の会長の時にもここまでではないにしろ酷い状態の時はありましたが、今回は本当に酷いです。
方向性が見えないとかなんとかよりも、ファンをないがしろにしているとしか思えない行動を取り続けてヌケヌケと椅子に座っているのが本当に許せないですね。
バルサやマドリーでないのは事実ですが、それでもビーゴの街の人は自分の街のクラブを本当に大切に思っている人も多いですから、そういう人達のこと裏切り続けているというのが何とも許せません。
2008/04/16(水) 23:52 | URL | しま #-[編集]
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